機材レビュー

DJI Ronin-Sがより快適に!

DJI Ronin-Sをアップデート

Ronin-Sを購入した当時はFocusホイールや録画ボタンが使えるのはパナソニック製品のみだったためニコンZ6Ⅱではやや面倒な操作を要求されていました。

久しぶりにDJIのアプリを立ち上げるとアップデートがあるとの指示が出ていたので暇なうちにやっておくことにしました。

PCでRonin-S対応カメラ一覧を覗いてみるとニコンZ6Ⅱの欄のMCC- Cケーブルが利用可能となっていました。いつの間に!

アップデート完了後早速電源を入れて試してみました。

このMCC- Cケーブルでジンバルとカメラを繋げることで録画ボタンが操作できるようになっていました。

今までは片手を離してカメラの録画ボタンを押してから両手で持ち直し構図を整えるという操作でした。

この操作だとどうしても録画した動画の冒頭部分はガタガタしているのでカットしないといけませんでした。

ジンバルを両手で持ったまま左手親指で録画のオンオフができると無駄な編集をしなくても良くなります。

プロモーション動画のように短い動画を何本も繋げる時にはとても編集が楽になります。

自分が狙ったところから録画が始められるわけです。

Focusホイールも使えた。

Ronin-S 対応カメラ一覧の中に「互換性のあるレンズ」という項目がありここには「NIKKOR Z 24-70mm f/4S」が載っていました。

まさかFocusホイールまでは無理だろうと思っていましたが念の為取り付けてみるとバッチリ反応しました。

実際にはジンバル撮影時にフォーカスを触ることはあまり無いのですが、固定画面で任意の所にピントを動かせるのはありがたい。

表現の幅が広がります。

Ronin-Sは既に生産終了していてこれから買うなら「DJI RS 2」になります。

DJI RS 2はわずか1kgという重さなのに積載可能重量は4.5kgです。

Ronin-Sは1.84kgと重い上に積載可能重量は3.6kgまでです。

明らかにハイスペックですが値段86,900円。プロコンボにすると10万円を超えます。

体力が衰え始めたことを考えると軽量化はとても重要。

動画用にAPS-Cサイズのカメラにするのもありですね。

しかし近頃の中華製品は壊れなくなってきました。

アイデアや技術力は脅威ですね。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影・動画撮影&編集などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影、動画撮影&編集を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

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包丁の撮影は天トレが無難。

天トレが無難。

包丁のブツ撮り依頼があったためいろいろなライティングを試しています。

グリッドを付けたり、サイドからトレペ越しに光を当ててグラデーションを作ったり、銀レフを刃の部分に写り込ませてみたり、試行錯誤です。

どんな方法でもそれなりにかっこいい写真になるのですが、ECサイト用のブツ撮りですので数も多い上にそれぞれに数パターンのサブカットも必要です。

こうなるとなるべくオールマイティに撮影できて、多少の角度調節のみで撮影できるように工夫しないといけません。

そのためにGodox AD300Proをもう1灯購入して3灯ライティングにしました。

メイン光は天トレ越しの1灯です。これで包丁が1本でも複数本並べても同じように刃の部分に光が入ります。

反射の強さは距離で調節します。

残りの2灯で暗く落ち込み過ぎているところをグリッドを付けてピンポイントで照らします。

サブの2灯はメイン光に比べて1/4程度の出力で良さそうです。

サブの2灯の出力が強いと複数の影が出てしまいますので要注意。

3灯あると微調整が楽。

コメットのモノブロックで3灯使うとなるとケーブルやコードが増えて非常に足場の悪い撮影環境になってしまいますがGodox AD300Proはバッテリー式ですので足元もスッキリ。

ちょっと位置をずらすのも簡単になります。

荷物もカバン1つ分くらいは少なくなりました。

Godox AD300Proにはグリッドやバーンドアやカラーフィルターがセットになったアクセサリーキットがありますのでいろいろ遊べます。

 

レンズのゴミ取りに3万円。

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDのゴミ掃除

2017年に購入した超広角ズームレンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」のレンズ内にゴミが付いていて前から気になっていたのですが、いちいちPhotoshopでゴミ掃除するのが面倒になってきました。

ニコンサービスで見積もりを取ったら3万円。

ちょっと痛い金額ですが、26万円で購入したレンズですのでメンテナンスも高いのでしょうか。

分解清掃して劣化した部品交換全て含めた場合の金額ですからもう少し安くなるかもしれません。

Z6Ⅱでも使えますし、GFX50Sでもアダプターを介して使える大切なレンズですのでニコンイメージングへ送ることにしました。

当分の間は「AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED」を保管庫から出して中継ぎとなります。

「AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED」は旧製品ですがとても好きなレンズでしたので売らずに置いておいて良かったです。

ジナーf2を現場へ投入。

ジナーf2にGFX50Sを付けて鰻屋さんのメニュー用の撮影をしました。

少々大袈裟かとも思いましたが新店オープン用のメニューで高級感を出したいとのことでしたので大判カメラの存在感がとても役に立ちました。

器の大きさや数によってカメラの高さや距離を変えないといけないのですが、ジナーf2くらいの重量ならなんとかできそうです。

トヨビューでは絶対無理です。

先日購入したシュナイダー135mmにジナー用の凹みボードがあるので料理の集合写真にも対応できるようになりました。

実は大判カメラじゃなくても仕事はこなせる。

料理の撮影は中望遠マクロレンズがあればだいたい撮影できます。

GFXシリーズ用には120mmのマクロレンズがありますが30万円。

アオリが使いたければニコンFマウント85mmがありますが26万円。

これらのレンズを揃えることを考えれば、ジナーf2を投入した方が非常に低コストで機材を揃えることができます。

現場には、オーナー、広報担当者、料理長、広告代理店営業マンなど多くの人が撮影に立ち会うわけですがほとんどの方は大判カメラなんか見たことが無いと思います。

テザー撮影でPCに転送された画像を見て「この機材だからこんなに綺麗に撮れるんだ」と思ってくれているようです。

実はこの時はほとんどアオリを使っていませんので普通の中望遠マクロで十分撮れるのですがそんなことはその場の誰にも分かりません。

大きい機材は取り回しが大変ですし機動性が犠牲になりますが、それらをはるかに上回る「信頼を得られる」という大きなメリットがあります。

反省点。

今回はかなり狭い個室での撮影でした。

光沢のある器や鏡面仕上げの器があるとどうしても天井や壁が器に写ってしまいます。

ある程度広い部屋であれば天井や壁にストロボの光が届かないように調節できるのですが、狭い部屋ではどうにもなりません。

うなぎなら写り込みは無いものと思っていたらひつまぶしに使う急須の蓋がステンレスのものでした。

壁に掛かっている小物などごちゃごちゃ写り込んでしまいました。

そんなに大きな扱いにならないのでそのままでいいと言われましたが、ちょっと反省です。

白か黒のレフ板か布で写り込みを処理しないとダメですね。

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ジナーf2にシュナイダーのレンズを付けてみたかった。

シュナイダーのレンズが仲間入り

ドイツのシュナイダー・クロイツナッハのレンズでクセナー135mmf4.7です。

クセナーはテッサータイプのレンズだそうです。

テッサーはカール・ツァイスの代表的な名レンズですね。

これまでのレンズは、セイコーとコパルでどちらも日本製でしたが、シュナイダーはシャッターもドイツ製シンクロコンパーです。

シンクロコンパーというとハッセルブラッド用のカール・ツァイスレンズですね。

使いにくいことは間違い無いのですがかっこいいことも間違いない。

プレスフォーカスレバー(ピントや構図を合わせるためにシャッターを開閉するレバー)が見当たらず、これでGFX50Sで使うのは面倒臭い操作が必要なのではないかと不安になりましたが、プレスフォーカスレバーが無ければフィルムでもピント合わせや構図の確認ができないので無いわけがない。

よーく探すとセットレバーの横に小さな部品があってセットレバーをセットした後にこの部品を押し込みながらシャッターを切るとシャッターが開いた状態でキープされるようです。

閉じる時はこの小さな部品を元の位置に戻すとシャッターも閉じました。

135mmは大判カメラでは標準レンズですがこのレンズにはリンホフ規格の凹みボードが付けてありました。

GFX50Sで大判カメラを使う場合はグリップの出っ張り分フランジバックが犠牲になってしまいます。

この凹みボードはとてもありがたいです。

90mmや105mmにも付け替えることができると思います。

スイスのジナーにドイツのシュナイダー

スイスのジナーにドイツのシュナイダーという贅沢な組み合わせが実現しました。

こんなに素晴らしい機材が嘘のような中古価格で手に入ります。

さすがにシュナイダーは他のレンズよりは少々高めですが。

このくらいの焦点距離の方がアオリの効果も分かりやすいかと思います。

早くこのレンズの試し撮りをしたいのですがなかなか時間が取れず歯がゆいところです。

実戦に投入する前に試しておかないと現場では何が起こるかわかりませんからね。

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ジナーf2で刃物の撮影

刃物のライティング

岐阜県関市は刃物の町です。

そちらから包丁の撮影依頼がありましたので事前にライティングを確認してみました。

刃物はブツ撮りの中でもなかなか難しいジャンルですね。

肝は刃の部分のハイライト具合とグラデーションの調節です。

ハイライトを極端に強くして「キラリンッ!」という輝きを入れる方法もありますが、名前や製品名が彫られていたりすると文字が読めなくなってしまう可能性が出てきます。

今回はフラットな優しいグラデーションにして強いハイライトは無し。

刃の部分にトレペを写り込ませます。

ストロボの位置や強さを調節してグラデーションの度合いを調節します。

グリッドを付けるとグラデーションの幅をもっと狭くすることができますが、今回はグリッドは付けずに滑らかなグラデーションにしました。

包丁1本だけの撮影であればもっとインパクトのあるライティングでもいいのですが、今回は30本ほどの商品があるそうですのでなるべくオールマイティに撮影できるライティングにしています。

刃の長さや幅もそれぞれ変わってくると予想できますので、微調節はストロボの位置や角度だけでできるように工夫します。

包丁はスーパークランプに挟んで地面から浮かせて撮ります。

なるべく位置がズレないように強力なクリップで固定しています。

釣り糸で吊るす方法もやってみましたが、刃の部分は釣り糸では切れるかもしれませんし、刃はなるべく触りたくないので強力なクランプにしました。

柄の部分なら強めに挟んでも大丈夫です。

そしてジナーf2の登場です。

包丁の角度に合わせてフロントをスイングさせればf11でもピント面の調節で深度を稼ぐことができそうです。

包丁は長細いので手前と奥ではパースがかかってしまい奥が実際より細く見えてしまいがちです。

これはバックのスイングやチルトで修正します。

撮影段階でここまで完成させておくことで、PHOTOSHOPでの後処理も楽になります。

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ジナーf2でブツ撮り

ジナーf2でお菓子の箱を撮ってみました。

通常の撮影では箱はやや斜め上から撮ると上部が大きく、底部が小さく写ります。

中望遠レンズや望遠レンズを使うと圧縮効果が効いて大小の差を小さくすることができます。

しかし望遠レンズでも若干の差が気になることがあります。

こんな時はPHOTSHOPで直すことになりますが、暇でしたのでジナーf2のアオリを使って形の修正をやってみました。

被写体の形の修正はバックチルト。

被写体の形の修正にはバックチルトを使います。

この場合はチルトアップです。

見下ろした角度からバックをチルトアップします。

ジナーf2はベースチルト式ですのでピント面や構図が大きくズレてしまいます。

ライズ・フォールで画角の中に被写体を入れて再度ピントを調節。

ピントを調節するとまた画角がズレてくるのでライズ・フォールで構図を調節。

再再度ピントを合わせます。

これを繰り返しますが、2〜3回でだいたい合ってきます。

撮影をしてみると予想以上にピントの深度が浅くなっていたりするので、今度はフロントチルトでピント面の調節もしなければいけません。

箱を寝かせた場合

箱を寝かせると立たせた時とは逆で、上部が小さくなり底部が大きくなります。

この場合の形の修正はバックチルトダウンになります。

絞りはf5.6ですのでかなり深度が浅いためフロントチルトダウンを使ってもパンフォーカスにはなりません。

もっと絞らないといけません。

バックチルトダウン後もピント面や構図が大きくズレてしまいます。

同じようにライズ・フォールを使って構図を調節してピントを合わせます。

この作業はなかなか時間がかかって大変なんですが楽しいんですよね。

仕事での撮影では制限時間の中で少しでも多くのカットを求められることが多いためこんな悠長な作業は敬遠されてしまいます。

軽いカメラにズームレンズを付けていろいろなカットを撮る。

それはそれで大変なんですが大変なだけで楽しくはない。

被写体をよく観察して、ライティングを試行錯誤して、ピント面と構図、被写体の形を微調節しながら渾身の1枚のためにシャッターを切る。

やっぱりこれが撮影の醍醐味ではないかと思います。

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ニコンD850を修理に出す。

D850のピントが合わないという不具合。

いつも通り仕事から戻って撮影したデータをPCで確認するとピントが怪しい写真がいっぱい。

「下手くそになったな」と思って落ち込みました。

良くみるとピントはどれも50㎝程後ピン気味のようでした。

最初はレンズの故障を疑いましたがレンズ交換した後も同じ症状が出ていたのでボディの問題だと判断しました。

横浜のニコンの修理センター行きです。

40000円程の出費となりそうです。

未だに慣れないミラーレス

ミラーレスカメラに慣れるためになるべく現場に持ち出すことにしているのですが、なかなか苦労しています。

拡大表示したいのにピクチャースタイルセレクトモードになったり、EVFがブラックアウト状態が続いたり、オートホワイトバランスでストロボ撮影すると予想外の色になったり…。

とにかく操作に慣れません。

ジナーf2でアオリの練習

購入してからなかなかゆっくり触れていなかったジナーf2ですが、少し時間ができたので大判レンズを被写体にアオリの練習をしてみました。

ジナーf2はセンターチルトではなくベースチルトのためフロントでチルトをするとピントも構図もズレてしまいます。

この煩わしさはありますが、意外と問題なさそうです。

「なんとなくこのくらいかな」で合わせてみてあとは微調節。

この繰り返しで何とかなるものです。

自動ロック機構などは便利かもしれませんが、ざっくり動かしてギュッとロックする方が体に馴染みそうでやっていて楽しいです。

ジナーf2は軽量ですので三脚ごと持ち上げて若干位置を変えるのも楽です。

このくらい軽ければ現場でも使えそうです。

どうして今更大判カメラなのか。

「大判カメラでアオリをやりたい」って言うと「アオリなんてPhotoshopでやっちゃえばいいじゃん」って言う方もいますが、それは高い建物の先細りを修正するとか商品撮影時の形の修正の場合のことだと思います。

浅い深度を使った大判ならではの表現はPhotoshopで行うのは大変です。

この写真は開放f5.6で撮っていますので被写界深度は浅いのですが、フロントチルトダウンするとピントは点ではなく面であることがよく分かりますね。

手前のレンズの「Tokyo」という文字にも奥のレンズのシャッタースピードの指標にもピントが合っている不思議な写真になっています。

このような表現をPhotoshopで行うにはまず絞り込んだ画像を用意して、意図するところのピントはシャープのまま残してその部分以外をぼかすのですが、違和感なくぼかすのはかなりのテクニックが要求されると思います。

フロントチルトやフロントスイングを使うと簡単にピント面を動かせます。ぼけ方も違和感なく自然なぼけが得られます。

浅い深度を利用した表現はポートレートにも使えそうです。

まだまだできることはたくさんありそうです。

大判カメラコレクター

大判カメラが揃いました。

アオリ撮影の訓練をしようと集め始めた大判カメラですが、本日ようやく揃いました。

フィールド(テクニカル)カメラ…ホースマン45FA

ビューカメラ…トヨビュー45G、ジナーF2×2台(1台はジャンク)

 

ホースマン45FAはフィールドカメラなのでとても軽いです。

現場に持ち込むときはホースマン45FAの出番が多くなります。

フジフィルムGFX50Sとのバランスも良くとても良い仕事をしてくれています。

ただ難点はアオリの量が少ないこと。

もう少しフロントとバックのチルトを効かせたいと思うことがよくあります。

 

トヨビューはアオリの自由度もあって操作もし易く部屋でのブツ撮りには最適でした。

センターチルト方式なのでチルト後のピントや構図のズレがほとんどなく素晴らしいカメラだと思います。

難点はクソ重たいこと。

もう少し軽ければ現場に持って行きたいのですがとても無理です。

 

現場で十分にアオリが使えて持ち運びも楽なカメラを物色していたところ「トヨビューVX125」がかなり軽量なビューカメラでした。

新品はかなり高額。中古はなかなか出てきません。

リンホフのテクニカルダンやカンボも軽い機種があるそうですが日本ではあまり使われていないようで程度のいい中古はほとんどありません。

 

どうせ高値(高嶺)の花だろうと見ないようにしていたジナーでしたが、軽いタイプもあるらしい。

ビュータイプのカメラは微動機構や自動ロック機構、センターチルトなど多くを望めばどんどん重量が増して行きます。

精密で滑らかなアオリを求めるならジナーPシリーズですがかなり重量級でマンフロットの三脚を破壊する恐れがあります。

精密で滑らかなアオリをなんとか自分の鍛錬でカバーできれば軽量のジナーFシリーズでOKだということがわかりました。

ヤフオクですったもんだ。

ジナーは各シリーズ互換性に優れていてスタジオでは定番のカメラでしたので中古もたくさん出てきます。

その中で「目立った傷や汚れなし」のジナーF2がいくつか出ていましたので即決で購入できるものを選びました。

ところが届いてみると隠れたところに割れがあったり、ピントグラスが別メーカーの物に交換されていたり、バック部分のライズ・フォールロックがバカになっていて使えなかったりといろいろ不具合がありました。

出品者が大判カメラの知識がほとんどなく、各部の点検が疎かだったとのことでした。

結局部品取り用に半額程度の返金でそのジナーF2はいただいておくことにしました。

仕方がないので別のジナーF2を落札しました。

こちらの出品者は大判に詳しい方で詳細に程度を説明してくれていました。

ところがこちらはフロント部分のライズ・フォールロックがバカになりかけていました。

部品取り用にいただいておいたジナーF2のフロント部分は正常でしたのでフロント部分を取り替えたら完璧なジナーF2が完成しました。

前期型と後期型でライズ量が若干違うので良くみると別のものが組み合わさっていることがわかるのですが操作上は問題ありません。

大判カメラがわかる人

料理撮影の現場でホースマン45FAを使っていたら、そのお店のコンサルの先生が非常に興味を示してくれて大判カメラの話で盛り上がりました。

今までは大判カメラの話ができる人とはほとんど現場で一緒にならなかったので僕も嬉しくなりました。

その先生はフジフィルムGFX50Sと大判を繋げるためのアダプターをスマホで撮影していました。

「中判ミラーレスセンサーで大判カメラが使えるなら大判カメラが復活するかもしれませんね。」

「当時50万円とか100万円とか言われていたものがヤフオクで数万円で落とせますからね。」

買うなら今でしょ!

需要が出れば高く売ることもできます。

ジャンク品を集めてそれぞれの部品を組み合わせると実用品に蘇らせることもできます。

ジナーSなんかはほとんど実用的ではありませんが飾っておくだけでも価値がある大変美しいカメラです。

エボニーやウッドマンのような木製カメラは美術品ですね。

自分に最適なカメラとは?

ホースマン45FAが現場で活躍しています。

季節柄、おせち料理やクリスマスケーキの撮影が多くなっています。

先日購入したホースマン45FAにフジフィルムGFX50Sを付けて現場に投入しています。

大判レンズの中心部のみを使う贅沢な使い方で綺麗な写真に仕上がっています。

フロントチルトでピント面を調節したり、バックチルトダウンで奥の方の料理が小さくなってしまうのを補正したりと便利に使えています。

105ミリのレンズでもGFX50Sに付けると中望遠のままですのでもともとあまり歪みがないのですが、奥の方のチョコレートがだんだん小さくなっていくのを若干ですが補正してくれているのが分かります。

品数、皿数が多いほど効果は分かりやすいです。

ホースマン45FAの不満

フィールドタイプは軽くて操作も早いので出張撮影にはとても向いているのですが、不満も出てきました。

バックチルトが前後10度程度しか動きません。

風景写真を撮るのであればそこまでのあおりは必要ないのかもしれませんが、料理や商品写真には足りない気がします。

かといってトヨビュー45Gは5.5kgもあるのでとても外には持ち出せません。

自分に最適なカメラを考えてみる。

まずあおりができる大判蛇腹カメラは必須です。

35㎜カメラでもPCレンズやTS-Eレンズなどありますが1本あたりの値段が高額すぎますし、ニコンのPCレンズはフロントとリアがなぜか直交型。

複合あおりは絶対必要になってくると思うのですが。

大判カメラにはフィールドタイプとビュータイプがあります。

豊富なあおり量が必要ならビュータイプになります。

フィールドタイプは2〜3kg程度。ホースマン45FAは2kg。

ビュータイプは3〜7kgになってしまいます。トヨビュー45Gは5.5kg。

ということで3kg未満のビュータイプがあれば最適ではないかと調べてみました。

ありました。

トヨビューVX125B。2.7kg。

航空機用ジュラルミンの使用によりこの軽量化に成功しているそうです。

名前の最後の「B」はBLACKの「B」。

「B」じゃない方はモスグリーンでちょっと好きになれません。

少々値が張りますが商売道具と考えれば相応な値段だと思います。

さてどうやって手に入れるか。

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オイルライターのディテール

オイルライターのディテール

モノクロで撮影することでディテールに意識を集中させることができます。

正面からの撮影でも問題は無いのですが、商品撮影の場合は側面や上部も見せたくなります。

特に上部は見せたいことが多いです。

被写体の真正面にカメラを置けば歪みなく撮影できますが、上部を見せるためにカメラ位置を上げるとどうしても下部がすぼんでしまいます。

このすぼみを蛇腹のアオリを使って補正します。

真正面から撮影

カメラ位置を上げて撮影

バックチルトアップでセンサー面を被写体に対して平行(地面に対して垂直)にします。

フロントチルトアップで同じように被写体に対して平行(地面に対して垂直)にします。

モニターを見ながら被写体が画面中央辺りにくるようにフロントフォールで調節します。

ピントを合わせてシャッターを切る。

この手順で被写体のディテールは綺麗に補正されるわけですがよく見ると下部のピントの甘さと画面上部のケラれ(光量落ち)が気になります。

見下ろす角度や使うレンズによってもどのくらい制限されるかは変わってきますので、この制限度合いを体に覚え込ませておく必要がありそうです。

あまり極端なアオリは必ずどこかが破綻するのでさりげなくアオることが重要なのだと思います。

GFX50Sは5000万画素もありますので、やや引き目で撮影しておいて後でトリミングをする方がいいみたいです。

深度も稼げますし、歪みも抑えられますし、ケラレの影響も受けにくくなります。

修理後のトヨビューは快適

フロントフレームのロックノブが壊れたのでバック用のフレームをフロントフレームにして使っていますが何の問題もなく使えています。

部品が壊れても直して使えるモノというのは愛着も湧いていいですね。

ロックする時の力の入れすぎにも自然と注意するようになります。

こうして使ううちにだんだん手に馴染んで来る感じがたまりません。