2021年09月

トヨビューの修理

トヨビューのフォーカシングノブロックレバーの修理

ロックレバーが割れてしまいましたのでピントが合わせられません。

割れた部分だけ交換するためにオークションで探したのですが、フロント部分のボディフレームが無かったので仕方がなくバック部分のボディフレームを購入しました。

付いているレバーは同じものなので、交換するだけなので問題ないかと思っていました。

六角レンチとスパナでノブを外してみたところ中の芯棒がバカになっているようでしっかり止まりません。

仕方なく購入したバック用のボディフレームをフロントフレームとして使うことにしました。

前も後ろもバック用のフレームを付けているオリジナルのカメラになりました。

フロントスイングとフロントシフトの時に指標が裏にあるのでちょっと不便ですがそれ以外は何も変わらないので大丈夫です。

いろいろいじくっていると愛着も湧いてきます。

PHOTOSHOPのニューラルフィルターで20歳若返り

モノクロのセルフポートレートを撮ってみました。

疲れ切った休日のおじさんですが、PHOTOSHOPのニューラルフィルターで若返らせることができます。

20代に戻ることができました。

簡単にこんなことができてしまうのは驚きですがやっぱり虚しさも伴います。

ポートレートは「その人物の奥底に潜む感情を引きずり出し、潜在的な魅力や存在感、躍動感を最大限まで写し出す」ものであるとしたらPHOTOSHOで加工したりアプリで盛られたポートレートは手元に置いておく価値も後世に残す価値も無いのかもしれません。

大判カメラでポートレートを撮ってみようかな。

仕事で人物撮影をするときは時間の制限があるためいかに迅速にセッティングしてOK写真を撮るかに専念します。

大判カメラならセッティングにも時間がかかりますしピントもマニュアルです。

ライティングや背景やカメラの準備をする時間にコミュニケーションを取ることができます。

大きいカメラを向けられる方も緊張感が生まれます。

撮る方も撮られる方も真剣勝負。

モノクロで背景は無地、照明は1灯、絞りはf11、シャッタースピードは1/125秒、感度はISO100。

ボケ具合はアオリで操作する。

ここまで縛りを作っておくことでシャッターチャンスに集中できると思います。

こうして撮られた写真はお互いにとってとても価値があるもになると思います。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

大判カメラで接写

大判カメラはマクロレンズじゃなくても接写ができます。

大判カメラの蛇腹をビヨーンと伸ばすとマクロ撮影ができます。

フィルムでの撮影の場合は、接写倍率や露出倍数を算出してこれを考慮して構図や露出を決定しなければいけないので非常に面倒くさいです。

しかしGFX50Sを使えばモニターで確認しながら構図を決められますしミラーレスのセンサー直で露出を測っているので露出倍数の計算も必要ありません。

とても適当にできます。

通常の撮影ではこんな感じですが蛇腹を伸ばすとこんな感じ。

トリミングしているわけではありませんよ。

蛇腹の伸縮具合はこんな感じ。

レールを延長して蛇腹を伸ばしています。

追加の蛇腹を付けてさらに伸ばして倍率を上げていくこともできます。

(蛇腹の長さ-焦点距離)÷焦点距離=倍率

ということで、150㎜のレンズを付けていますので蛇腹を300㎜に伸ばすと等倍の撮影ができます。

蛇腹を足して600㎜にすると倍率は3倍になります。

蛇腹を伸ばすと光量が落ちる。

蛇腹を伸ばすと光量が落ちるので絞りを開けるか光量を強くするかして補います。

ただでさえ深度が浅いので光量で調節する方がいいと思います。

ではどのくらい暗くなるのか?

蛇腹の長さ÷焦点距離=絞り

ということで、蛇腹を300㎜に伸ばした場合150㎜レンズであれば2絞り分暗くなります。

蛇腹を600㎜に伸ばせば4絞り分暗くなります。

焦点距離の長いレンズでは蛇腹もたくさん伸ばさなければならないので、90㎜レンズ辺りの方が手軽に倍率を稼げそうです。

仕事で接写が必要になることは無いと思いますが大判カメラならではの遊び方としてとても楽しめます。

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チルトアップで形の補正。

チルトアップで形を補正してみた。

商品撮影をする場合、やや斜め上の位置から撮影することが多いです。

正面と側面と天部の3面が見えるので一般的な構図です。

斜め上から商品を見下ろして撮影するとどうしても天部と底部に距離が生まれるので天部が大きく底部が小さくなります。

この底部のすぼみを大判カメラを使って補正してみようということです。

レンズは180㎜(35㎜換算で51㎜相当)ですのがGFX50Sのセンサーですので長めの中望遠です。

中望遠ですのでこのくらいのすぼみ加減なら許容範囲かもしれません。

一応やってみました。

見下ろした状態のままバックをチルトアップします。地面に垂直にすると天部と底部の距離の開きが少なくなっていきますので形が補正されます。

この状態では被写体がモニターから消えてしまっていますのでモニターを見ながらフロントをシフトダウンしてモニターに出します。

ピント位置が大きくズレていますので構図も直しながらピントも調節していきます。

形はそこそこ補正できたのですがピントが甘くなってしまいました。

ピントが合ったと思ったら構図がズレていたりして何度も微調節が必要です。

最終的に残念なピントになってしまいました。

ある程度予想が付けられるように練習が必要ですね。

トヨビュー早速壊れた。

ピント調節をしていると突然フロント側が動かなくなりました。

フロントのフォーカシングノブをロックする部品が割れて空回りしていました。

かなりキツく締めていたので割れてしまってようです。

古い機材ですから仕方がないですね。

幸い部品取り用にオークションに安いものがでていたので購入しました。

部品が届くまで練習はできませんがまだまだやってみたいことはたくさんあります。

広角レンズボード装着で90㎜レンズも使えるように。

広角レンズボードが届きました。

広角レンズボードは内側に凹んでいて広角レンズの利用には欠かせません。

僕は風景は撮影しないのでそれほど使う機会は無いのですが、このボードのお陰で所有しているレンズが全部使えるようになりました。

シノゴで90㎜は35㎜換算で約25㎜。

建物の外観には最適となります。

ただ残念なことにGFX50Sのセンサーでは広角レンズボードを付けても90㎜は使えませんでした。

GFX50Sでデジタル撮影は標準レンズからしか使えないということですね。

シノゴで150㎜は35㎜換算で約42㎜。

この画角でステッチング撮影(撮像面を上下左右に動かしながら撮影した画像を画像編集ソフトで合成して高画素のデータを作ること)をするとかなり高精細で緻密な撮影ができそうです。

ぜひやってみたい。

最近はこの大判カメラをいじってばかりです。

いろいろな発見もあって面白いです。

デジタルカメラと融合させるためにはまだまだ工夫が必要なこともわかってきました。

中には一眼レフカメラのペンタ部分の出っ張りやグリップを削ってフランジバックを稼ごうという猛者もいらっしゃるそうですがとても僕にはできません。

今あるシステムでできる限りの撮影をしようと思います。

とりあえず必要なものが全部揃ったので、これから特訓です。

明日は久しぶりにヘアサロンのモデル撮影です。

ブツ撮りばかりやっていましたので、モデル撮影にちょっと不安です。

美容師さんの要望はぶっ飛んでいることが多いのでどんなイメージを求められても対応できるように準備しておかないといけません。

ソフトBOX、グリッド、レフ板、ビューティーディッシュ、アンブレラ、トレペ…。

とりあえず車に詰め込んで行きます。

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ブツ撮りの練習-大判でアオる

バックフォールとフロントライズ

箱を下から仰ぎ見るように構図を設定すると若干上部のすぼまりがあります。

これをトヨビューのアオリで補正してみました。

先ず水平垂直を目視で合わせます。

センサー側が下(バックフォール)、レンズ側が上(フロントライズ)に調節。

これで上部のすぼまりが解消できました。

しかしこのままでは下部までピントが来なくなります。

もっと絞るかフロントチルトでピント面の補正が必要のようです。

結局は複合アオリとなるわけですね。

これは思っていたより複雑な作業になりそうです。

ビューカメラよりフィールドカメラの方が出番がありそう。

フィールドカメラのアオリ機構はビューカメラほど自由度はありませんが若干深度を深くしたり気づかない程度に形を補正することはできます。

これはホテルでのクリスマスケーキの撮影のセッティングですが、フィールドカメラならそれほど場所も取らずに撮影できます。

たためばカメラバックにも入ります。

この撮影で既にカメラ購入代のもとは取れてしまいました。

僕のギャラが高額だという意味ではなく、いかに大判カメラの中古価格が安いかという話です。

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フロントスイングでピント面の調節

フロントスイングやってみました。

150㎜レンズで絞りf11で撮影するとこんな感じになります。

ピントは3つ目に合わせています。

2つ目〜4つ目まではピントが来ているようです。

これをフロントスイングというアオリを使って絞りを変えずに7つ全部にピントが来るように調節してみます。

全体的に深度の深い写真になりましたが最後尾の7つ目まではピントが来ませんでした。

アオリ角度は10°です。

角度の調節でもう少し追い込めるのかもしれませんが、f22くらいまで絞ればいけそうです。

アオリを効かせすぎると光量が落ちたり形が変形したりしてそれを直すためにバック側を動かしてみるとさらにいびつになってしまったりしてどんどんゴールが遠ざかっていく気がします。

アオリすぎに注意しないといけません。

僕の場合ですが実際の現場ではフロントスイングを使う機会は少ないと思います。

会席料理のように品数の多い撮影ではフロントチルトダウンで深度を稼ぐことが多くなりそうです。

被写体と向き合う時間が大切。

「大判カメラで撮影をすると写真が上手くなる」というどなたかの言葉を信じてもう少し取り組んでみようと思っています。

商品撮影ではその商品の形や素材や特徴をよく観察して魅力を最大限に表現することが大切です。

大判カメラで被写体を見ていると様々な角度から被写体を観察することになります。

時間はかかりますがより良い写真になっていく気がします。

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大判カメラはやっぱりビューカメラ

商品写真にはビューカメラが必要。

メニューの撮影があったので早速フィールドカメラのホースマン45FAを投入しました。

180㎜レンズならほぼ歪みなく撮影できるためアオリはフロントチルトダウンで被写界深度を稼ぐのに使っただけでした。

なかなか仕上がりも良く、撮影もスムーズに進みました。

GFX50Sの色も問題無かったのでほぼレタッチも必要ありませんでした。

次のクリスマスケーキの撮影もこのセッティングでいけそうです。

ただフィールドカメラのアオリは思ったより制限があって万能ではありません。

商品撮影は形の補正や深い被写界深度が必要になってきますのでアオリ機能は必須です。

そこで商品撮影用にビューカメラも購入しました。

TOYO-VIEW45G

当初はフィールドカメラと合わせるためにホースマンのビューカメラを探していたのですが、ホースマンは独自規格路線のようで拡張性に不安が出てきました。

ビューカメラの場合、レールを延長したり、袋蛇腹に付け替えたり、何かと揃えていかないとスムーズな撮影ができません。

ボディはショップで購入しましたが、各部品はオークションで購入した方が安く手に入ります。

オークションを見ているとホースマンよりトヨビューの方が各パーツが沢山出ていました。

どちらにしようか迷っていたのですが、外国のYoutuberさんがトヨビューを使ってかっこいい写真を撮っていたので結局トヨビューに決めました。

レンズはホースマン45FA用に90㎜、105㎜、150㎜、180㎜と4本も揃えてしまっていたので、リンホフ規格に変換できるレンズボードアダプターを付けています。

とりあえずボディーが届いたので試し撮りをしようとセッティングしてみたのですが、フランジバックにやられました。

GFX50Sはミラーレスでフランジバックは短いのですがそれでも26.8㎜あります。さらにアダプターが30.1㎜。

これだけで56.9㎜のフランジバックを考慮しないといけません。

標準蛇腹ではピントが結べません。

広角用袋蛇腹を購入することになりました。

蛇腹は重要なアイテムですので新品にしました。

ということで試し撮りはおあずけです。

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ホースマン45FAでアオリの勉強

ホースマン45FAが届きました。

大判カメラ(シノゴ)ホースマン45FAが届きました。

レンズはトプコールP.T18cm/180mmF5.6。

35㎜換算で60㎜くらいでしょうか。

僕の場合はGFX50Sに付けるためもう少し画角が狭くなります。

感覚では135㎜か150㎜くらいになっていると思います。

長めの中望遠として商品撮影や料理撮影に最適です。

大判カメラでの撮影と同じ理屈で、フランジバック2倍分蛇腹を伸ばせば等倍の接写撮影もできます。

GFX50Sのミラーレスセンサーで直接測光しているので、蛇腹を伸ばした時に必要な露出倍数計算が要りません。

GFX50Sのモニターを見ながら露出合わせもピント合わせもできます。

このシステム意外と軽い。

大判カメラはガタイが大きいのでそこに中判ミラーレスカメラを付ければかなり重たくなると想定していましたが、意外と軽量で助かりました。

フィールドタイプですので、持ち運びがしやすいように軽量に作られているみたいです。

最初に、フロントアオリのチルトダウンでピント面を調節して浅い絞りでもパンフォーカスができるかどうか試してみました。

絞りはf8に決めてピントはお皿の上の木の実に合わせます。

f8では前も後ろもよくボケます。イメージカットならちょうどいい絞り値です。

次にフロントチルトダウンでパンフォーカスを狙います。

チルトダウンすると画角が変わってしまうので、高さを調節して木の実が同じ位置にくるようにしました。

同じ絞りf8でもかなり深度が深くなりました。

でもまだ後ろの方のお皿や背の高いグラスにはピントはきていませんでした。

f22〜f32くらいまで絞ればパンフォーカスになったかもしれません。

シャイン・フリュークの法則に従ったつもりでしたが、深度が浅ければパンフォーカスは難しいということですね。

焦点距離がいつもよりやや長めだったからかもしれません。

次に後方のお皿が小さくなってしまうのを補正しようと思っていたのですが、長い中望遠レンズでは圧縮効果が効いてノーマルで撮っても問題ないレベルでしたので今回はパスしました。

フロントチルトダウンの効果が分かっただけでもいい勉強になりました。

アオリにハマりそう。

大判カメラとGFX50Sの組み合わせでは他にもいろいろなことができます。

ピント面の調節、被写体の形の補正、接写、ステッチングなどです。

ただフィールドタイプのアオリは思っていたよりも限定的でした。

こうなるともう少し自由度のあるビューカメラが必要になります。

僕の場合、風景を撮るためにカメラを担いで歩き回ることは無いのでビューカメラでも良かったかもしれません。

ホースマンL45あたりなら比較的軽量ながら機能は十分ですし、延長レールなど拡張性も高いようです。

どうせ勉強するならビューカメラに変えてもいいかなと思っています。

 

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おせちの季節

おせち料理の季節が到来しました。

9月が始まったばかりなのにもう来年のお節料理の撮影の仕事が入ってきました。

ホテルの広い宴会場をお借りして3箱のおせち料理の撮影です。

天トレがメイン光でサイド2灯の強弱で影の調節をします。

切り抜きでの使用で中身がよくわかるようにという指示をいただいていますので、なるべくフラットな光を当てますが光の方向性はわかるように微調整します。

f11〜f16位まで絞るので部屋の照明はほとんど影響しないです。

このホテルのおせち料理は和・洋・中のがそれぞれ1箱づつで3箱になっています。

そのため各ジャンルの料理担当者や企画の責任者、新人社員さんなどいっきに集結するため15人位の鮨詰め状態でみんなが意見を言い合います。

テザー撮影でPCの画面でチェックしながらより見栄えが良くなるように完成に近づけていきます。

こんな現場は楽しいですね。

毎年撮影しているのですが、新しい機材を導入して少しづつレベルアップできている気がします。

コロナのおかげでおせち料理の注文が増えるかも。

緊急事態宣言はどうやら延長される感じですね。

ホテルの宴会も今は全く入らないので、おせち料理やクリスマスケーキはぜひ売れて欲しいということで気合の入った現場となりました。

正月どこにも行けず家にいるのならおせち料理くらい贅沢にしようっていう方も多いと思います。

僕もお役に立てるように明日は切り抜き頑張ります。

 

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栗の季節

栗の季節が近づきました。

栗も葉っぱもまだ青々していましたので、グリーンフィルターをかけて濃度を出しました。

GFX50Sのフィルムシミュレーションには「ACROS」というモードがありさらにその中に数種類のフィルターがあるのでその場で効果を確認しながら撮影できます。

趣味もデジタル

モノクロ写真は撮影から現像までいろいろな工程が楽しめますが、その写真が売れることはほとんど無いので完全に趣味の世界です。

モノクロフィルムの販売はどんどん縮小されていて、手に入れるのも困難ですし現像やプリントをするのも一苦労です。

でもデジタルならまだまだ楽しめそうです。

Nik Silver EfexProというソフトでもいろいろな効果を楽しめます。

リンホフで遊びたい。

35㎜はライカ、中判はハッセル、2眼レフはローライ、そして大判はリンホフ。

大判のレンズは解像力が魅力ですね。

デジタルカメラがどんどん高画素化していますので、それにともなってレンズの性能も良くなっていきます。

オールドレンズも人気はありますが、それはその描写の甘さや周辺減光、歪曲収差をあえて楽しむものであって、往年の銘玉レンズもそのクセを楽しむものになっています。

大判用レンズはアオリ撮影や大きく引き伸ばすことを考慮して設計されているため、周辺部の光量低下や解像度の低下は押さえられているはずです。

設計当時から大判用のレンズは35㎜交換用レンズとは別格の解像度を持っているはずですので、現在のデジタルカメラで使用しても十分にその解像感を楽しめると思います。

解像力があるということは階調表現も豊かだということですのでモノクロにも最適です。

180㎜(大判の標準)レンズ付きのリンホフが10万円〜20万円で購入できる時代です。

GFX50Sにはビューカメラアダプターがありますので布を被ってピントを合わせる必要もありませんし、何枚でも撮影できます。

ただデジタルですので長時間露光は苦手です。

問題は大きさ

購入したい気持ちはあるのですが、フィールドタイプであったとしても結構かさばります。

仕事で絶対に煽りが必要だと言われれば持っていくかもしれませんが、後処理で何とかなってしまうことの方が多いかもしれません。

趣味の作品作りのためと考えてもお金にならないことに時間と労力はあまり使いたく無い。

こう考えるともう少し時間とお金に余裕が出てからでもいいのかなと思ってしまいます。