2021年02月

マルチパワーバッテリーパック MB-D18

マルチパワーバッテリーパック MB-D18

D850には純正の縦位置グリップがあります。

「マルチパワーバッテリーパックMB-D18」です。46,000円。

かなり高額です。

中国製「Neewer NW-D850縦型撮影用バッテリーグリップ MB-D18互換 2.4G Hzワイヤレスリモコンが付き」が8,000円。

この価格差を見ると中国製に飛びつきたくなるのですが、縦位置グリップはシャッターを切る重要なパーツですのでやはり純正にしました。

バッテリー残表示が当てにならないとか、そもそもボディ側が縦位置グリップを認識していないなどという口コミがあります。

実際にD810の縦位置グリップの互換品で痛い目に会っていますし。互換グリップも互換バッテリーも使い物になりませんでした。

仕事道具は信頼できるものを。

お客さんからお金をいただくのに互換品で済ませていては申し訳ないですからね。

しかし、重たい。

20代、30代の頃はこの重量のカメラを2台担いでいたわけですが、もう絶対無理です。

縦位置グリップは手持ちで縦構図の写真を撮る時の構図の安定性は当然ですが、三脚に乗せて縦位置でシャッターを押すときにカメラが揺れないようにするためにも必須です。

そして見た目。かなりいかつくなりますので「上手に写真を撮る人」という印象を与える効果がそこそこありそうです。

ミラーレスが主流になってきた今ではこの大きさは道具というより『武器』です。

そしてもう1つメリットは撮影に挑むモチベーションが上がるという点です。

これが一番大切かもしれません。

筋トレもしっかりやらないといけません。

ボトルの撮影

ボトルの撮影は難易度が高い。

練習に丁度いいボトルが届きましたので、撮影の練習をしてみました。

透過光で透明感を出すためには被写体の背後から真逆光にストロボを当てないといけません。

そうするとラベルの文字がほとんど読めないほど暗くなります。

ラベルの文字を読めるようにするには被写体の正面か斜め前からストロボを当てないといけません。

ボトルの素材は鏡面と同じですので正面や斜めのストロボやレフ板など全て反射します。

バックの透過光をメインにして、ラベル部分はグリッドライトで照らすという方法が一般的ですが、

グリッドライトやレフ板はどうしても写り込んでしまいます。

この写り込みを消す作業はかなり大変。

こんな時は合成してしまう。

スプレーの部分、キャップの部分、ボトル、ラベルそれぞれに明るさや照明の位置を変えて撮っておけば、

それを合成するだけで完成します。

一発で撮ることを考えるよりよっぽど簡単です。

水の飛沫は絵が寂しかったので入れて見ました。

F20号キャンバスプリントが届いた。

F20号のキャンバスプリント

ばかデカいキャンバスプリントが届きました。

F20号(727mm×600mm)です。

比較できるものを一緒に入れれば良かったのですが、このデカさ写真だけでは伝わりにくいですね。

ここまで大きいと飾れる部屋も限られそうです。

等身大を超えています。

小型犬なのにかなりインパクトがあって新鮮です。

カーテン越しの自然光で撮ると模様も一緒に写ってしまうので、影無しバージョンも撮っておきました。

個人的には自然光バージョンの方がリアルな感じがして好きです。

背景は先日自分でペンキを塗った戸板。

塗り方は素人ですが、日に日に味わいが出てきて使える背景素材になりました。

デジタルデータと写真

デジタルカメラで撮影したものはパソコンのモニターで見ますので、拡大表示はできますが全体を大きく見たくてもモニターサイズが限界です。

せっかくプリントするなら大きい方がいいですよね。

瞳の輝きや毛並みの美しさが良く分かります。

FacebookやInstagramの投稿も楽しいものですが、良い写真は是非プリントして見てほしいものです。

鉄を背景素材に

ブツ撮りで重要な背景素材

商品撮影の依頼をいただくのですが、ほとんどの場合背景素材の指示まではいただけません。

白背景、黒背景、切り抜き用のグレー背景などはわかりやすいのですが、イメージ撮影の場合は特にその指示がありません。

背景素材は被写体を引き立てるためのものですので意外と重要です。

この写真の背景は鉄です。

キャンプ用品でこの上で調理ができる鉄板です。

家ではコンロに乗せて油をしき炒め物に使っていました。

使い込んだおかげで程よいテクスチャーとなっています。

そしてこの青っぽい反射。重厚感が表現できます。

実際にめちゃめちゃ重たいです。

ライティングは定番のソフトボックス1灯

ある程度広範囲を柔らかく当てながら方向性も出しやすいので、俯瞰撮影にはソフトボックスが便利。

グリッドライトやオパライトも試してみますがやっぱりしっくりきません。

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