2017年01月

6畳スタジオを公開

6畳の部屋を撮影スタジオに

商品撮影では自宅の6畳の部屋をスタジオにしています。アクセサリーや小物類なら十分に撮影できます。照明のセッティングや光のコントロールにはそれなりにアイデアが必要です。

ロケ撮影の場合、撮影用の小道具がなくてうまくいかないこともあります。自分の部屋なら、テープ類やクランプなど何でもありますので、いざというときにとても助かります。撮影もはかどります。

動画で公開

撮影の準備から終了までを動画に撮ってみました。今回の商品は瓶に入った人参ジュースで切り抜き用の撮影でしたので、写り込みがあったために、最後には黒い布で覆ってしまうということになってしまい分かりにくい映像になってしまいました。実際の撮影現場はこういうものですけどね。

撮影機材

商品撮影はニコンD810に105㎜f2.8のレンズで撮影しています。照明はコメットのモノブロックストロボ400Wと200Wの2灯。その他ディフューザーとレフ板、黒い布を使っています。

動画はニコンD810に15㎜f2.8の魚眼レンズで撮影しています。先日購入した7インチのBlackmagic Video Assist 4Kという外部モニターを付けています。このモニターはモニタリングだけでなく収録もできます。一眼レフのフルHDの収録時間は20分という制限がありますが、Blackmagic Video Assist 4Kで収録すれば、メディアがいっぱいになるまでフルで収録可能になります。

このBlackmagic Video Assist 4Kのおかげで、一眼レフを定点撮影にも使えるようになりとても重宝しています。音声もちゃんと録音できていました。

とさき接骨院様のホームページ完成!

とさき接骨院

スポーツ障害に手厚い施術のとさき接骨院

岐阜市今嶺ののどかな場所に、とさき接骨院はあります。院長の戸崎先生は日本体育協会公認アスレティックトレーナーや岐阜県教育委員会公認フィジカルトレーナーなど様々な資格を持っています。僕が日頃お世話になっている新日本グローブ空手道峰竜会の館長や練習生の方々も戸崎先生を頼って通われています。毎年6月に行われるグローブ空手の全国大会の大会ドクターを務めていらっしゃったご縁で、とさき接骨院様のホームページを作らせていただくことになりました。

“ホグレル”は筋肉をほぐして根本改善が出来るトレーニングマシーン

院長先生は医療機関などのリハビリの現場でトレーナーとして活躍されていました。最先端の現場で多くのトレーニングマシーンに接する中で選ばれたのが“ホグレル”というトレーニングマシーンだそうです。ケガをしたアスリートが復帰を目指して過酷なリハビリに耐える…こんなシーンで登場するような負荷をかけて身体をいじめるというものではないようです。リラックスした状態で運動を繰り返し、筋肉をゆっくりほぐし、可動域を少しずつ広げていき根本改善を目指すというトレーニングマシーンのようです。そのためアスリートに限らず、子供からご年配の方まで誰でも続けられるマシーンということです。

このホグレルにはトレーニングする身体の部位に合わせて数種類のマシーンがあるのですが、その一つ一つがとても高額。そのせいで導入したくてもできない接骨院さんが多いそうです。高価なものだけに効果があるのでしょうね。

癒しの空間もあります。

スタッフの安江さんはリフレクソロジーJSBユニバーサル協会認定のセラピストです。足のマッサージだけでなくEMSという器具を使った表情筋マッサージをしてくれます。僕は知らなかったのですが、女性の間では表情筋マッサージは今とても人気なのだそうですね。町の電機屋さんにもこれに似た家庭用の器具は購入できるようですが、口コミを見ると「効いているのか効いていないのかよく分からない」「刺激になかなか慣れない」などの声がありました。安江さんはその方の好みに合わせて刺激を調節しながらアドバイスもしてくれるとのことです。キレイな方のアドバイスには説得力がありますね。

Blackmagic Design Video Assist 4K

Blackmagic Design Video Assist 4Kの方が良いかも。

intro@2x

Blackmagic Designはコンパクトなシネマカメラを安価で提供してくれる大変嬉しいメーカーさんです。ATOMOSのNINJA BLADEと同じ様に外部モニターでありながら収録までできてしまうというものです。ATOMOSのNINJA BLADEは2.5インチのHDDかSSDに記録するのですが、Blackmagic Design Video Assist 4KはSDカードに記録できるみたいです。しかもバッテリーはキャノンxc10でも使用できるLP-E6互換リチウムイオン充電式バッテリー(充電には制約あり)。

 

design@2x

音声録音にも対応

ファンタム電源対応のミニXLR入力を2系統搭載しているので、マイクを取り付ければ音声も録音できます。口コミでは性能の低いSDカードではドロップが発生するとかタッチパネルに慣れが必要とかいろいろありますが、僕が受ける仕事に関してはあまり気にすることも無い感じです。こういう商品は次々にバージョンアップの商品が出てきて常に買い替えが必要なものが多いですが、Blackmagic Designはアップデートでバージョンアップをしていってくれるようでそれも嬉しいですね。互換性の問題など最初は不具合もあるのでしょうが、その都度修復していただければOKです。

デジイチ動画の30分制限を解決!

ATOMOS NINJA BLADE

ninja-blade画像

動画撮影を行う上で大きな悩みがありました。イベントの撮影にしても商品説明用の撮影にしてもカメラ1台(キャノンxc10)だけでは物足りない動画になってしまったり、音声はICレコーダーで別録しなくてはならなかったりします。カメラ2台で行う場合、1台はキャノンxc10を三脚固定で定点撮影(音声もこちらを使用)、ニコンD810をレンズ交換しながら被写体を追いかけていました。一眼レフ動画は30分以上の連続撮影ができない(フルHDは20分)という制約があるため定点には使えませんでした。一眼レフではピント合わせが非常に難しくどうしてもミス動画を量産してしまいます。

そんな悩みを解決してくれたのがこの「NINJA BLADE」です。外部モニターでありながら収録もできるというものです。カメラ本体の録画機能は使わなくてもいいので30分の制限から解放されるわけです。しかもカメラ本体がメディアに収録する場合は圧縮率の高いコーデックが行われているのですが、この「NINJA BLADE」はHDMIを介して表示された画像を最適な方式でSSDメディアに収録するため画質の向上も期待できます。

これを導入するとニコンD810+NINJA BLADEを定点にして、ピント合わせが楽なキャノンxc10を被写体を追いかけるのに使うことが出来ます。

もう一つの悩み

これで、動画撮影の悩みは解決できたのですが、僕のようなフリーカメラマンは本業である静止画も一緒に求められることが多いです。残るカメラはニコンD4とニコンDfですが、この2台は画像処理エンジンEXPEED 3を搭載していて、性能としては問題ないのですが、イマイチ色が好みじゃなかったのです。ピクチャーコントロールでいろいろ試してはいるのですがなかなか好きな色になりませんでした。やはりニコンD810のポートレイトモードにコントラストと輪郭強調をすこしずつ上げた感じがベストなんですね。

もう一つの決断

好みの写真が撮れないカメラを持っていても出番が無いので、思い切って手放すことにしました。そのお金でニコンD810をもう1台購入しました。これでニコンD810の2台体勢となります。動画も静止画も気持ちよく撮影できます。

さらにNINJA BLADEにはニコンD810で使用しているバッテリーが使えるアダプターが付いています。バッテリーが共用できることは大きな安心感が得られます。考えてみるとニコンD810、ニコンD4、ニコンDf、キャノンxc10これらのカメラはすべてバッテリーが違うのでそれぞれに予備を揃えないといけないというジレンマがありました。部屋の中は違うタイプの急速充電器が転がっていてとても嫌でした。この悩みも一気に解消できました。

NINJA BLADEについてのレビューも近いうちに出来ればと思います。