2021年08月

モノクロ写真をカラー化できる。

モノクロ写真をカラー化してみました。

現在Photoshopのフィルターの中に「ニューラルフィルター」という機能があります。

人物の肌をなめらかにしたり、ノイズを取ったり、無表情を笑顔に変えたりといろいろなことができます。

この中に「カラー化」という項目があってモノクロ写真をカラー写真に変えてしまう機能です。

今までも「ポートレートプロ」などというソフトがありましたが精度が低く仕上がりはイマイチになることが多かったので使わなくなってしまいました。

Photoshopにこの機能が組み込まれたということはかなり期待大です。

早速、昔撮影したモノクロ写真をカラー化してみました。

もともとレトロな感じの写真ですのでカラーにしてもレトロな渋い色が付いて面白いです。

モノクロで撮られた名作をカラー化してみたい。

この機能を使えば、モノクロでしか見たことがない先人の名作がカラーで見れることになります。

とりあえずダイアン・アーバスの有名な作品「identical twins(一卵性双生児)」でやってみました。

スタンリー・キューブリックの映画「シャイニング」でこの作品にそっくりな印象的なシーンが出てきますが、ダイアン・アーバスはスタンリー・キューブリックの先輩だったそうですね。

それで、ダイアン・アーバスが自宅で自殺した後に映画「シャイニング」の中に彼女へのオマージュとしてあのシーンを作ったそうです。

フィルターの中に「ニューラルフィルター」があります。

ここをクリックすると…

「カラー化」という項目をクリックするだけでカラー化が始まります。

数十秒ほど待つとカラー写真が仕上がります。

各色味や彩度なども好みに調節できます。

できた写真がこんな感じ。

可愛らしい双子ちゃんのカラー写真が出来上がりました。

ダイアン・アーバスは肉体的、精神的に他者と著しく違いがある者、他者と著しく異なる嗜好を持つ者などに惹かれ彼ら彼女らを被写体にして撮影していましたのでこのようにカラー化されてしまうことはとても不本意なことだと思います。

モノクロ写真だったからこそぐっと引き込まれるのだということが良くわかります。

この写真の場合、色の情報はあまり意味がなく断然無い方がいい。

モノクロ現像やりたい。

ミラーレスの時代にあえてモノクロ現像がやりたくなる。

暗室不要の現像ボックス「LAB-BOX」というものがあるそうです。

フィルムをリールに巻きつけるのも現像も1つの箱でやれてしまうというもの。

さらに「MONO BATH」という現像液は、現像→停止→定着までの行程を1回でできてしまうそうです。

調合後は15本分使えるそうですのでこれまでのようにコストを気にする必要もそれほどありません。

保存期限は短いので2ヶ月ほどで15本分現像してしまわないとロスになります。

僕は何事も大雑把にできない性分でしたので、前浴液や水洗促進液や水切り液まで丁寧にやっていたのですが、

さすがにここまで工程が増えると億劫になってやらなくなってしまいます。

この「LAB-BOX」と「MONO BATH」があれば気が向いた時に簡単にできそうです。

ただ問題は以前はアパートで台所も風呂場も好きなように使えたのですが、今は実家暮らし。

水洗と乾燥は部屋ではできませんので悩みどころです。

GFX50Sでモノクロやってみるか。

GFX50Sのフィルムシミュレーションの中に「ACROS」という白黒モードがあります。

数年前に「ACROSⅡ」としてフィルムも復刻しましたね。

モノクロ好きは不滅のようです。

Carl Zeiss Planar T* 1.4/85の出番です。

このレンズは解像感があって好きなんですが、他のニッコールレンズとはちょっと違う色の写真が撮れてしまうためあまり使う機会がありませんでした。

歪曲収差が抑えられたプラナーの特徴はモノクロ写真でこそ活かせるのではないかと期待しています。

開放1.4で撮ると奇妙なボケ方をするのですがそれもモノクロなら面白そうです。

GFX50Sとのバランスも最高でケラれることも無く、少し絞れば周辺減光も解消します。最高なんです。

完全に贅沢な趣味の世界です。

ストロボ2灯で簡単にボトルを撮影する

GODOX AD300Pro2灯でボトルを撮影

ボトルの撮影は写り込みの処理が難しい撮影です。

今までは四角いソフトBOXを両サイドからと背面から透過光を1灯で合計3灯使っていました。

キャップ部分が暗い時はトップ1灯を追加することもありました。

狭い部屋に4灯ライティングはとても大変でした。

何とか簡単にできないかと試行錯誤していたところGODOX AD300Pro2灯でなんとかできそうです。

後ほどPHOTOSHOPで合成することになるので、本当は1灯だけでも撮影できる方法です。

まず背景のライティング。

トレペ越しにボトルの真後ろから透過光の1灯です。

ボトルの中心に当てることで勝手に輪郭ができます。

程よい透明感になるように光量を調節します。

ラベルの部分は逆光で真っ暗になりますが、この時点では無視します。

切り抜きで使用する場合は黒ケント紙をボトルの形に切って黒締めしますが今回はパス。

部屋の窓が写り込んでいますが後で消します。

次にラベル部分とキャプ部分に照明を当てて撮影します。

背景の照明はもう必要が無いので、1灯しか無くても大丈夫です。

ラベル部分とキャップ部分は光沢素材であることはほとんどないので、ソフトBOXでもいいし、部屋の天井が白ければ天板でOKです。

今回はストロボを手に持って天井に向けて発光しました。

これが一番簡単です。

背景のストロボもそのままにしてあったので、ついでに炊きました。

2灯ライティングになっていますが背景は炊かなくてもいいので1灯でできてしまいます。

天井バウンスがAで1/2。

背景透過光がBで1/64。

ISO 100、f11、ss1/125秒。

あとは2枚の画像の良い所をPHOTOSHOPで合成して完了です。

気になる写り込みやゴミも取り除いておきましょう。

カメラマンの老後

老後に向けて準備中!

本日、3つの仕事を断りました。

めちゃめちゃやりたい仕事でしたが、他の予定が入ってしまっていたため泣く泣く断りました。

9月は暇なのにもったいない。

フリーランスのカメラマンにはずっと付きまとうダブルブッキング問題。

このダブルブッキング問題を何とかしようといろいろ画策してきたつもりなのですが、ピンハネ形式がどうもしっくりきません。

受注から集金まで全て自分でやらないと気が済まない性分です。

老後はすぐそこ。

このままではいけないと思いながらズルズル何年も経ってしまいました。

老眼も始まり、あちこちガタもきているので先のことを少し考えています。

答えはまだ出ていませんが…。

フィルム時代と違いデジタルカメラは急速に新技術を組み込みながら進化していきます。

30万円とか60万円とかかけて購入したボディやレンズも2〜3年で古くなってしまいます。

新しいのが出るとついつい買っちゃうんですよね。

こんな追いかけっこをしていてはお金が貯まりません。

どこかで見切りを付けなければいけない。

スマホブームが終わるそうですね。

「スマホブームが終わる」というのはスマホを使わなくなるという意味ではなく、スマホに搭載するための機能が飽和してきたという意味ですよ。

写真や動画が撮れて、映画が見れて、ゲームができて、本が読めて、音楽が聞けて、ニュースが見れて、SNSができて…。

という感じで色々なことができるようになりました。早かったですね。

これからは更に画質が良くなるとかダウンロードが早くなるとか音質が良くなるとかみたいに今あるものをブラッシュアップしていくだけ。

新しいモノが出て来なくなると急速に興味が無くなります。

多くの人はこれ以上の進化をそんなに求めていません。もう十分です。

スマホのおかげで売れなくなったものがありますよね。

コンパクトデジタルカメラ、カーナビ、パソコン、目覚まし時計、財布…他にも山ほどあるはずです。

逆にスマホに取って変わられなかったものもあるはずです。

センサーサイズが大きいカメラ、大型TV、ブランドモノなどのようにスマホのサイズでは物理的に無理なモノや嗜好性の強いモノでしょうか。

老後の狙い目は嗜好性が強く普遍的なモノ。

 

ということで老後は嗜好性の強いもので、できれば普遍的なモノで商売ができたら楽しそうですね。

家の敷地には昔、機織りに使っていた工場が朽ち果てかけて残っています。

現在は近所に棲み着く親子のタヌキがたまに来てくれるだけです。

この工場を撮影スタジオにして老後の趣味とお小遣い稼ぎに使えないかと考えています。

 

子供の頃の写真

子供の頃の写真はどうなるのか?

古くなったはなれを解体するために荷物をまとめていたところ、部活動の表彰状やトロフィー、通信簿や文集などが大量に発掘されました。

中でも古い写真が出てきていろいろ眺めていました。

この小学4年生の時の僕の写真の撮影者はおそらく既に他界している父です。なかなか構図が上手い。

父が突然ポラロイドカメラを購入して帰ってきたので、届いたばかりのユニフォームにわざわざ着替えて撮ってもらったことをなんとなく覚えています。

この写真はポラロイドですが父の愛機はリコーのオートハーフ。

24㎜×17㎜サイズのハーフサイズのカメラです。

ですので小さい紙焼き写真がいっぱいありました。

デジタルデータの写真は残るのか?

現在カメラはほぼデジタルですので、データはPCか外付けハードディスクかUSBメモリなどに保存することになります。

少し前はCDやDVDでしたが、最近のPCにはドライブが外されていますのでCDやDVDに保存されたものは見ることが困難になってきました。

USBの規格も新しいタイプのものに変わってきています。

そうなると、10〜20年前にデジタルカメラで撮られたものは残っていないか見れなくなってしまっている可能性が高い。

例えばその当時子供だった子が結婚することになり、エンドロールなどで幼少期の写真を入れたいと思ってもそのデータはどこにも無いという悲しい現実に直面するかもしれません。

そんな声が出始めるのはこれからですね。

フィルムカメラの出番は来るのか?

日常のスナップ写真はデジタルで良いとは思いますが、婚礼の型物と集合写真、成人式、七五三などの記念日には2〜3枚だけでもフィルムで残しておいた方が良い気がします。

ただ残念なことに現在そういう記念日の写真を本業としているカメラマンさんはフィルムカメラなんて見たことも無いっていう方がほとんどだと思います。

フィルムの装填の仕方、フィルムの圧着具合を想定したピント合わせ、GN(ガイドナンバー)計算など煩雑で誰にでもできる作業ではありません。

フィルムカメラの中古価格は下がっていますが、フィルム代や現像代が高額になっているのでやはり無理ですね。

 

これからの子には同情しますが、自分の子供の頃の写真がたくさん残っていたことは幸せなことです。

 

 

GODOX 35x160cm グリッドソフトボックス

GODOXの細長いソフトボックス

GODOXの細長いソフトボックスを2つ購入しました。

35㎝×160㎝という細長さ。

Youtubeではこれを人物撮影用に使っている方も見えましたが、キャッチライトが細長い長方形になるのは違和感があるような気がします。

人物撮影時のソフトボックスは丸型が最適だと思います。

ではこの細長いソフトボックスは何に使うかというと背景紙を均一に照らすための照明用です。

ですのでどうしても左右1つづつ必要になります。

今まではアンブレラでやっていましたので背景を均一に照らすには左右にそれぞれ2灯づつで合計4灯使っていました。

背景の照明に4灯も使うとそれだけで運ぶのもセッティングも億劫になります。

この細長いソフトボックスなら左右1灯づつで均一な照明ができそうです。

荷物も減りますしセッティングも早くなります。

GODOX AD300Proはバッテリー式ですのでケーブルも無くなります。

組み立てに難有り。

スピードリングに4本の棒をぶっ刺して組み立てるタイプです。

昔はマンフロットもコメットもこのタイプしか無かったので慣れてはいるのですがやっぱり大変でした。

現場で組み立てるよりはこのまま車に積み込んでしまう方が早いと思います。

GODOXの製品は作りも悪く無い上にとても安くて助かります。

この細長いソフトボックスは1つ5,000円。2つで10,000円。

今までなら4倍は覚悟しないといけなかったと思います。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

 

刃物の撮影

刃物撮影はグリッドライトで。

ここのところ刃物の撮影の打診が続いています。

ブツ撮りの中でも難しいものはいろいろありますが、刃物もかなり難しいですね。

依頼者さんもなんとなく察しているのか、「刃物撮影の経験はありますか?」と尋ねられます。

特に日本刀の場合、銃刀法の問題で持ち出しができなかったり、手入れがデリケートだったり、刃紋がうまく出なかったり…と大変です。

依頼が来るのは包丁やナイフの場合が多いですが、梱包が大掛かりになりやすく無駄に送料がかかるのでいつも出張で現場での撮影になります。

部屋で簡単にシミュレーションしてみました。

素材の質感を出すには柔らかい光の方がいいのですが、ソフトBOXの光そのままでは刃の部分に当たる光が面で当たるので綺麗なグラデーションが出しにくいです。

そこでソフトBOXにグリッドを付けました。

刃の部分の中にハイキーからローキーへのグラデーションを付けることでバランスの良い位置を探りながら撮影していきます。

GFX50SにAI AF Micro Mikkor F2.8D

GFX50Sに古いニコンのマクロレンズを付けていますが、意外とケラれがなく十分使えそうです。

四隅は若干ケラれますので、少し引きで撮ってトリミングの必要はあります。

ピントの深度も浅くなりがちなのでいつもより2段ほど絞った方が良さそうです。

これからのカメラマンはブツ撮りで生きていく

カメラがデジタルになったことで誰でもミスなく撮影ができるようになりました。

ミスがなければ仕事として受けても何の心配もありません。

ただその依頼者が「また次もお願いします」と言ってくれるかどうかはわかりません。

今回のナイフを撮影するだけでもグリッド、マクロレンズ、撮影用スタイリングボード、大型のレフ板、鏡、黒ケント紙、PLフィルターなどいろいろな道具を付けたり外したりしながらより良いイメージに近づけるように試行錯誤して撮影しています。

実際の現場ではその場の環境光が悪さをしたり、思ったより狭い場所でライティングを強要されたりと想定外の事態も起こり得ます。

結構大変なことを現場でやっているんです!

「その都度プロカメラマンに依頼するのはコストがかかり過ぎるから」と言って自社で撮影ブースを構築し従業員さんが撮影を担当しているという話もよく聞くようになりました。

しかしブツ撮りは、いい機材があれば誰でも撮れるというものではないんですよね。

ブツ撮りのススメ

現在ではLightroomなどの現像ソフトでレンズ特有の歪みの補正ができるようになったお陰でアオリ機構を備えたカメラは必要ではなくなりました。

GODOX AD300Proのような小型軽量で出張撮影に最適なモノブロックストロボも非常に安価で入手できるようになりました。

撮影業務の中ではリピートする可能性が高いジャンルです。

ブツ撮りは確かに華やかではありませんが、ごく稀にマジシャンのように崇められることがあります。

暇なときは練習

僕のアシスタント時代の名古屋のスタジオでは「仕事が無いときは自分の好きなモノを持ってきて自由に撮ってて良い」ということになっていました。

フィルム代、現像代は会社が出してくれることになっていました(ブローニーフィルムを使おうとしたらめちゃくちゃ怒られましたが…)。

そこで他のカメラマンさんのライティングの仕方や構図などいろいろ勉強することができました。

現在はデジタルですからどれだけ練習してもお金はかかりません。

練習中に撮れた写真をストックフォトとして販売することもできます。

お盆明けまで仕事は無さそうですので練習しようかなと思っています。

GFX50Sが実践投入できない憂鬱。

中判ミラーレスという微妙な位置

料理の撮影やスタジオでの物撮り、スタジオでのポートレートなどにこのGFX50Sを使ってみました。

確かにフルサイズセンサーよりもさらに大きなラージフォーマットセンサーの恩恵はあるにはあります。

集合写真ではその差は歴然となります。

色味に関しては、まだ自分が追い込めていないだけで使っていくうちに納得できる色味が出せるようになると思います。

他のカメラマンさんの外部ストロボを使った作例をいろいろ見てみたいのですが、ネット上にはほとんど上がってきません。

なぜか、風景写真や環境光を利用したポートレートばかりです。

このGFX50Sはスタジオでの使用よりストロボを使わない撮影の方が向いているのでしょうか?

ラージフォーマットが吐き出す高精細な風景写真。

バリエーション豊富なフィルムシミュレーションによるエモいポートレート。

この2つに尽きるわけです。

マウントアダプターのお陰で使えるレンズは多い。

ニコンFマウント変換アダプターでFマウントレンズが使えます。

現在の状況では画素数は2400万程あれば十分なのですが、稀にポスター用の撮影依頼が入ります。

屋内外で施設内でモデルさんを撮影して回るのですが、そんな時にGFX50Sが活躍できると思っていたのですがちょっと誤算でした。

ストロボ同調スピードが1/125秒以下なんです。

晴天時の屋外でストロボを効かそうと思っても絞り込まないといけなくなってしまいます。

センサーが大きいので仕方がないのかもしれませんが結果的にはニコンD850の方が出番が多くなってしまいます。

GX645AF用のHマウントレンズ

情報をググっているとGX645AFという中判カメラはレンズシャッター機だそうで、このカメラ用に発売された9本のレンズがGFX50Sでも使えるそうです。

このレンズを付ければ1/800秒まで同調するとのこと。

鼻息を荒げて早速調べてみると、入手困難な上Gマウント純正レンズよりも高額。マウントアダプターも必要。

もちろんオートフォーカスは使えない。

ハッセルの中判ミラーレスX1DⅡというの手もありますが、こちらも高額。

仕事の報酬とのバランスが悪い。

適材適所で使い分け。

5000万画素の高精細な画像が仕事ではまだ求められることは無いかもしれませんが、撮っててとてもワクワクして楽しいものです。

仕事の現場では使えない場面も多いカメラですが、適材適所で使い分けて楽しもうと思います。

「GFX50S MKII」の発売の噂もありますし、Gマウントレンズももっと出てくるはずですので、もう少しGFX50Sと向き合ってみようと思います。

レンズの世代交代

ニコンFマウント

僕がカメラを触り始めた当時はニコンのフラッグシップはF5というボディでした。

F5は初心者の僕にはとても手が出ず、中古のF3を購入してオートフォーカスが付いていないAiレンズ単焦点24㎜、50㎜の2本で勉強しました。

今から思えば、露出もピント合わせもマニュアルで操作しなければならないF3で勉強して良かったと思います。

フィルムカメラですので、撮影したフィルムを現像するまでどんな写真が撮れているのか分かりません。

当時はそれが当たり前でしたので、カメラの露出計を参考にするか、単体の露出メーターを使いました。

経験を積んでくるとなんとなく現場の露出が分かるようになってきました。

シャッタースピードや絞りに関しても現像してあがってきた写真を見ながらトライアンドエラーを何回も繰り返す。

この期間はとても長かった気がします。

それから20年も経ってしまいましたがその時期の勉強が今でも役に立っています。

そしてこのFマウントレンズにお世話になってきました。

スナップ、ポートレート、ブツ撮りくらいならこれらのレンズでバッチリこなせます。

1本1本に愛着があります。

僕の戦力になりどれだけ稼いでくれたかわかりません。

かなり酷使していますので今更売ったところでジャンク扱いにされてしまいそうな感じです。

ニコンZマウント登場

ニコンもミラーレス市場に参入すると同時にマウントを大きくしました。

この大きなZマウントのレンズがとても気持ちがいいんです。

最近では球数も増えてきましたので収集したい欲求が出てきてしまいました。

そうなるとこのFマウントの出番はほぼ無くなってしまいます。

世代交代ですね。

レンズの入れ替えはまだまだ先になりそうですので、もう少し老体に頑張ってもらいます。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

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