2017年08月

憧れのヘッドフォン

憧れのヘッドフォンを購入

ブライダルカメラマンを辞めて本当に良かったと喜びを噛み締めています。式場と契約しているからといって2年先まで安泰かと言うと決してそんなことはありませんでした。招待ゲストの数はどんどん少なくなっていきますし、そもそも人口が減少しているわけですからどうしてもお客様の取り合いになります。式場も経営の事を考えれば写真の良し悪しよりもコスト削減を考えるようになります。安くやりますっていうカメラマンがいればその方がありがたいようです。

僕の年収の殆どはブライダル関係と家族写真などでしたが、こういう状況を考えて2年ほど前にきっぱりと足を洗いました。現在は商品撮影、竣工撮影、ホームページ作成、動画撮影・編集の方にシフトしています。ブライダルはギャラが見合いませんし、家族写真なんかは子供が成長すればさよならです。SNSで七五三の予約を必死で呼びかける方もお見受けしますが、そういう撮影をいきなり知らないカメラマンに依頼するお客様は少ないです。結局、知り合いや友達の紹介に頼らざるを得ません。カメラマン自身が35歳も過ぎると当然周りの知り合いも年齢が上がってくるわけで、いつまでも依頼をしてくれるお客様が潤沢にいることはありえません。

ブライダルの仕事が無くなった時は一時的に収入も減りましたが、コマーシャル関係にシフトしてからは殆どの仕事はリピートしてくれます。ブライダルや家族写真は本番の撮影で初めてお客様とお会いするので、コミュニケーションを構築するのに必死でしたが、リピートの仕事はお互いに信頼関係が出来上がっています。カメラの仕事がこんなにやり易くて楽しいものなんだとつくづく喜びを噛み締めているわけです。

 

半分趣味でやり始めた動画の撮影と編集ですが、ここのところ依頼を多く頂けるようになりまして、なんとか要望に応えられるようにと動画関係の機材も購入しています。仕事で受けるからには、素人機材では心許ないですからね。

今回はこのヘッドフォン。そんなに高額なものではないのですがヘッドフォンごときに15,000円も出せずホームセンターで購入した安物を使っていたのですがプラスチックの部分があっさり破壊。やっぱり道具はいいものを使いたいですね。そこでこのヘッドフォンですが、ソニーの王道のヘッドフォンです。ミュージシャンのレコーディングやモノマネ王座決定戦の審査員が耳に当てていますよね。これが欲しかったんです。

動画撮影時にマイクがどんな音を拾っているのか、ノイズは無いか、ちゃんと録音できているかなどしっかりチェックしていきたいと思います。

こんなものも

ついでにマイクも購入しました。一眼動画用の外部マイクは2つも持っているのですが、アフレコに使いたいと思い単一指向性のマイクを1本準備しておこうというわけです。商品説明用の動画やアフレコの時はどうしても現場の環境音に悩まされます。エアコンの音や冷蔵庫の音、車や電車の音などいらない音は全てノイズです。単一指向性のマイクで狙った音だけ綺麗に録音したいのです。

まだまだ試行錯誤ですが、家では何度失敗しても大丈夫ですので色々試しています。

 

SONY ( ソニー ) / MDR-CD900ST

<特徴>
■ 数多くのレコーディングスタジオで愛用されている音楽業界のハイ・スタンダード
・原音のイメージをそのまま再現するピュアな音質、クッキリと研ぎ澄まされた輪郭と音像。発売以来、数多くのレコーディングスタジオで愛用されている事実が、高い評価と信頼を証明しています。
■ 原音イメージそのままのどこまでもピュアな音質
・レコーディングスタジオやポストプロダクション、放送局など、プロの世界で求められるクオリティと耐久性を徹底的に追求し、独自に開発したドライバーユニットを採用。これによって歪みの少ない原音イメージそのままのクリアな音質の獲得に成功しています。
■ モニタリングに適した分解能
・独自開発のドライバーユニット採用により、モニタリングに必要な分解能(検知限界)も大幅に向上。音の輪郭から定位、エコーの拡がり感などの微妙な違いをつぶさに再現し、”本物の音”を耳に伝えます。
■ あらゆるスタジオユースに対応
・耐入力(最大入力:1,000mW)やフレーム・カバーの強化により、音のクオリティを重視するとともに、レコーディングスタジオや放送局などでの使用に耐えうる耐久性・安定性を実現しています。様々な条件をプロの立場から追求することにより、スタジオエンジニアやミュージシャンからの高い評価と信頼を得ています。


<仕様>
■ プロフェッショナルモニターヘッドホン
■ インピーダンス:63Ω
■ 最大入力:1000mW
■ 再生周波数帯域:5~30,000Hz
■ 感度:106dB
■ プラグ形状:ステレオ標準プラグ
■ ケーブル:2.5m ストレート
■ 重量:200g(コード含まず)

 

ですって。

キャニオニング

キャニオニングの記事が公開されました。

ギフマチックの最新号「キャニオニング」の記事が公開されました。キャニオニングというのは沢登りのことです。

実はこの撮影にはすったもんだありましてとても思い出深い撮影でした。

外国人のマッチョなガイドさんに「カメラは水没するからNGだ」と言われ、出発前からこの企画がボツになるのかと焦りました。途方に暮れていると別の外国人ガイドさんが「いいものがある」と言って防水の袋を2つ持ってきてくれました。その中にタオルを敷き詰め2重にしてさらに防水リュックまで貸してくれました。撮影の度にいちいち袋からカメラを出し入れするのは非常に大変でしたが、おかげで水没することなく撮影ができました。

大きな滝があったり大きな岩があったり涼しくて気持ち良かったのですが、撮影しないといけないので僕は泳ぐことはできず飛び込んだり滝にうたれたりもできませんでした。

ガイドさんが撮影ポイントをいろいろ教えてくれたのですが、構図によっては岩の上に登ってモデルさんが登ってくるのを狙ったり、薮の方へ行って全景を狙ったりとヘトヘトになりながら撮影していました。

そして撮影終了後、ウエットスーツを脱ぐとなんと右足のスネに蛭が吸い付いていました。ライターで炙ったり虫除けスプレーを吹きかけると簡単に取れるようですが、そんなものは無かったので引きちぎってやりました。蛭の歯が残ってしまうと強烈なかゆみに襲われるらしいので、流れ出す血と一緒にギュッとつねっておきました。バンドエイドを貼っても血が滴り落ちてきます。黒いジーンズでしたのでみんなには気付かれずに済みましたが、血がべっとり染み込んでいました。

 

キャニオニングの次は下呂温泉祭りで屋台や花火を撮影しましたが、その記事はまた後日です。

移動中のモデルさんの話題には少しもついていけませんでしたが、とても楽しい撮影でした。

新しいラジオスレーブ

新しいラジオスレーブが大活躍してます。

調子の悪かったラジオスレーブの復活もあきらめ、新しいラジオスレーブを購入しました。大抵の現場では問題なく使えています。1年くらいはラジオスレーブ無しでシンクロコードで撮影していたのですが、ペットグッズの撮影に実際の猫ちゃんをモデルにするため、どうしてもコード類は少なくしたかったのでラジオスレーブを購入することにしました。おかげでスッキリした現場での撮影ができました。

以前使っていたラジオスレーブもほとんど反応しなかったカニ料理屋さんでの撮影ではこのラジオスレーブも反応してくれませんでした。オーダーを通すための端末もありますし、その他にも色々電波を使っていてうまくチャンネルを合わせないとダメなようですね。

これまでに経験したことが無いような忙しさ。

7月末からお盆にかけて、これまでに経験したことが無いような忙しさに見舞われておりましたが、やっとゴールが見えてきました。下呂の沢登りの撮影では可愛いモデルさんと楽しく沢登り体験をしていたのですが、蛭に噛まれて大量の血が流れました。2時間だけ睡眠を取り岡崎まで竣工撮影。エアコンを入れてもらえなかったので滴る汗を拭いながら撮影しました。その後岐阜に戻ってお泊まり保育の撮影。園児たちが就寝する夜9時まで園児を追いかけ続けました。翌朝園児が起きる前に行って園児の寝顔を撮影。データをPCに落とそうとしたところ読み込みエラー。こういう時に限って起こりやすい代表的なエラーです。復旧には3〜4万円かかるらしいです。復旧に3〜4万円かけてしまったら、これまで睡眠時間を削ってやってきた仕事が只働きになってしまいます。未だに復旧するかどうか思案中。

偏った食生活

イベントで余った大量のおにぎりをいただき、凍らせて日々の主食とし、保育園の畑で獲れた大量のトマトと、丸ごとスイカを1個を少しずつ食べています。さらに烏骨鶏の生卵とカステラとバームクーヘンもいただいたので、ここ1週間ほど同じものばかり食べています。全部頂き物です。お餅もいただいたのですが、油断してカビまるけにしてしまいました。ごめんなさい。