2021年12月

DJI Ronin-Sがより快適に!

DJI Ronin-Sをアップデート

Ronin-Sを購入した当時はFocusホイールや録画ボタンが使えるのはパナソニック製品のみだったためニコンZ6Ⅱではやや面倒な操作を要求されていました。

久しぶりにDJIのアプリを立ち上げるとアップデートがあるとの指示が出ていたので暇なうちにやっておくことにしました。

PCでRonin-S対応カメラ一覧を覗いてみるとニコンZ6Ⅱの欄のMCC- Cケーブルが利用可能となっていました。いつの間に!

アップデート完了後早速電源を入れて試してみました。

このMCC- Cケーブルでジンバルとカメラを繋げることで録画ボタンが操作できるようになっていました。

今までは片手を離してカメラの録画ボタンを押してから両手で持ち直し構図を整えるという操作でした。

この操作だとどうしても録画した動画の冒頭部分はガタガタしているのでカットしないといけませんでした。

ジンバルを両手で持ったまま左手親指で録画のオンオフができると無駄な編集をしなくても良くなります。

プロモーション動画のように短い動画を何本も繋げる時にはとても編集が楽になります。

自分が狙ったところから録画が始められるわけです。

Focusホイールも使えた。

Ronin-S 対応カメラ一覧の中に「互換性のあるレンズ」という項目がありここには「NIKKOR Z 24-70mm f/4S」が載っていました。

まさかFocusホイールまでは無理だろうと思っていましたが念の為取り付けてみるとバッチリ反応しました。

実際にはジンバル撮影時にフォーカスを触ることはあまり無いのですが、固定画面で任意の所にピントを動かせるのはありがたい。

表現の幅が広がります。

Ronin-Sは既に生産終了していてこれから買うなら「DJI RS 2」になります。

DJI RS 2はわずか1kgという重さなのに積載可能重量は4.5kgです。

Ronin-Sは1.84kgと重い上に積載可能重量は3.6kgまでです。

明らかにハイスペックですが値段86,900円。プロコンボにすると10万円を超えます。

体力が衰え始めたことを考えると軽量化はとても重要。

動画用にAPS-Cサイズのカメラにするのもありですね。

しかし近頃の中華製品は壊れなくなってきました。

アイデアや技術力は脅威ですね。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影・動画撮影&編集などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影、動画撮影&編集を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

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Adobe Creative Cloud Expressサービス開始でデザイナーが不要になる。

Adobe Creative Cloud Express発表

全国民がオミクロン株に警戒している中、とても忘年会はできませんね。

ひんしゅくものです。

コロナに感染することよりもひんしゅくを買ってしまう方がダメージが大きい。

どんなに「感染対策しています」といったところで忘年会なら喋るでしょ。

喋らない忘年会ならやらない方がマシ。

 

さて、今月13日Adobeから新サービス「Creative Cloud Express」が発表されました。

インスタグラム、Facebook、YoutubeなどのSNSに使えるおしゃれなアイキャッチが作れたり、ハガキやチラシなど通常の印刷物のデザインまで知識が無くても作れてしまうというサービスです。

同じようなモノに「Canva」があります。

ほとんど同じです。

しかし、「Adobe Stock」で提供されているロイヤリティフリーの写真や、「Adobe Fonts」にある膨大な量のフォントが使えるとなるとやっぱりAdobe Creative Cloud Expressに分がありそうです。

印刷物の仕事はもうできない。

こんなにイケてるデザインが無料で知識が無くても作れてしまう時代になりました。

印刷もネット印刷が主流になり発注代行手数料として少し上乗せできる程度です。

この先はデザインや印刷物で利益を出すことは難しくなりそうです。

デザイナーを養成する学校の存在意義も問われてきそうです。

カメラマンはどうなのか?

僕も以前はチラシを作ったり、年賀状のデザインを作ってあげたりしてお小遣い稼ぎをしていましたが、2年ほど前から断るようになっています。

デザインをするとなると打ち合わせに足を運んだり、折込センターの手配をしたりとお金にならない無駄な時間を使うことになります。

出来上がった後に誤字が見つかれば全てこちらの負担で刷り直しです。

「ハイリスク&雀の涙リターン」

その点、写真撮影や動画撮影の場合は契約時に細かく説明して納得いただけた時にしか受注となりませんので安心です。

カメラ1台に標準ズームレンズ1本で撮影できてしまうモノにはほとんど金銭的な価値は無くなってしまいましたが、特殊なレンズを使わないと撮れないモノ、多灯ライティングが必要なイメージ、拡張性の高い編集ソフトが無いと表現できない動画などはまだまだ価値はありそうです。

多くの人がカメラを容易に入手できるようになったお陰で、かえって「写真を撮ることは難しいこと」という認識が以前より定着してきたのかもしれません。

 

スマホで撮れるものはスマホで撮ればいいし、ストックフォトで手に入る写真ならそちらから入手してもらえればいい。

明日は包丁の撮影です。非常に難しい被写体とされている分野でもあります。

Yahoo知恵袋にも「包丁の撮り方教えてください」という質問がありました。

ギターの弾き方を人に聞いても弾けるようにはなりません。

包丁の撮り方を人に聞いても撮れるようにはなりません。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

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包丁の撮影は天トレが無難。

天トレが無難。

包丁のブツ撮り依頼があったためいろいろなライティングを試しています。

グリッドを付けたり、サイドからトレペ越しに光を当ててグラデーションを作ったり、銀レフを刃の部分に写り込ませてみたり、試行錯誤です。

どんな方法でもそれなりにかっこいい写真になるのですが、ECサイト用のブツ撮りですので数も多い上にそれぞれに数パターンのサブカットも必要です。

こうなるとなるべくオールマイティに撮影できて、多少の角度調節のみで撮影できるように工夫しないといけません。

そのためにGodox AD300Proをもう1灯購入して3灯ライティングにしました。

メイン光は天トレ越しの1灯です。これで包丁が1本でも複数本並べても同じように刃の部分に光が入ります。

反射の強さは距離で調節します。

残りの2灯で暗く落ち込み過ぎているところをグリッドを付けてピンポイントで照らします。

サブの2灯はメイン光に比べて1/4程度の出力で良さそうです。

サブの2灯の出力が強いと複数の影が出てしまいますので要注意。

3灯あると微調整が楽。

コメットのモノブロックで3灯使うとなるとケーブルやコードが増えて非常に足場の悪い撮影環境になってしまいますがGodox AD300Proはバッテリー式ですので足元もスッキリ。

ちょっと位置をずらすのも簡単になります。

荷物もカバン1つ分くらいは少なくなりました。

Godox AD300Proにはグリッドやバーンドアやカラーフィルターがセットになったアクセサリーキットがありますのでいろいろ遊べます。

 

夫婦岩の撮影

暴風の中、夫婦岩を撮影しました。

今日は伊勢市の著名なお菓子屋さんで撮影でした。

僕もサービスエリアなどで購入してよく食べています。

ホースマン45FAを先輩カメラマンさんからいただいたローラーカメラバックに詰め込んで気合いを入れて行ったのですが、切り抜き用のみの撮影でしたのでホースマン45FAの出番はありませんでした。

外観と内観を撮って撮影は終了。

お店の方に「夫婦岩はすぐそこですよ」って教えていただいたので見に行ってみました。

強風のため海は大荒れでかっこいい夫婦岩の写真が撮れました。

波が高くて水飛沫が飛んできます。

カメラが濡れるのが嫌ですぐに退散。

悪天候とコロナのせいで閑散としていました。

社務所があり何か購入できるみたいでしたがいつも通りお参りも何もしずにトイレだけ借りて帰りました。

今日は12月8日。開戦の日。

あまり信心深くなりすぎるとおなじ過ちを繰り返しそうで怖いですからね。

俯瞰からの視点

撮影の仕事は物事を客観的に見ることが大切です。

高い建物を撮影する場合、高さを強調したいのであれば上部をすぼめて撮るべきですし、逆に形を正確に伝える必要があればアオリを使って形の補正をする。

料理の撮影でもピントは浅めがいいのかパンフォーカスがいいのか、用途によって決まってきます。

和装の人物写真の時によくマネキンのようなポーズをさせたがる方が見えますが、そんなに着物の柄が重要でしっかり見せたいのなら最初からマネキンでいいんじゃないのって思います。

人物は体格も性格も個性があるのでその人に合った撮影をしてあげた方が自然でいいと思います。

プロカメラマンのこだわり

撮影現場でよく「そのカメラいくらするの?」って聞かれます。

数十万円のギャラの現場ならとても「10万円のカメラです」とは言えませんが、実際は10万円のカメラで十分こなせる現場が多いです。

それは撮影技術でカバー出来てしまうから。

それはわかっていますがやっぱり少しでもいいカメラで仕事はしたくなります。

ローラーカメラバックを僕に譲ってくれた先輩カメラマンさんはプロカメラマンとしてとてもこだわりが強い方です。

竣工撮影の仕事を手伝ってもらうことがあるのですが、ほとんど無報酬にもかかわらず最高の写真を撮ってくれます。

様々なレンズを駆使してかなりハイレベルな写真を残してくれます。

撮った写真に満足することなく、もっと良くなると思えばボディやレンズを購入します。

その金額を聞いたらとてもそんな報酬では申し訳ないと思ってしまいます。

だからこそプロカメラマンにお願いすることには価値があるんですけど残念ながらそうではないカメラマンもいるわけです。

ギャラが安いからといってクリップストロボで誤魔化したり、ズームレンズ1本でまかなってしまったり。

なるべくプロカメラマンの価値を下げないようにこだわりを持って仕事をしていきたいです。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

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