2021年04月

Z6Ⅱにリグを装着してみました。

SmallRig Nikon Z6II カメラ専用ケージ-2926

ニコンのミラーレスZ6ⅡはZレンズのポテンシャルの高さもありとても綺麗な写真が撮れます。

ただ、デザインがカッコ悪い。

フジフィルムのAPS-Cカメラの方がクラシカルなデザインでカッコいい。

フィルムシミュレーションも楽しい。

Z6Ⅱをもっと現場で使いたくなるように見た目を変えることにしました。

現在は動画専用のカメラとして使っていますので、SmallRigのZ6Ⅱ専用ケージ2926を付けてみました。

抜群のカッコ良さ

2箇所をネジ止めして装着するのでガタつきもなくとてもカッコよくなりました。

アルミ合金ですのでそれほど重量はありませんが、程よい重さになり大きめのZマウントレンズとのバランスもよくなります。

いろいろなサイズのネジ穴があってマイクや外部モニターを装着できるようになります。

装着するとかなり厳つい感じになり重量も増します。

ジンバル撮影時には外すことになると思いますが、インタビューのような三脚固定撮影はこの状態になります。

このスモールリグのケージには底面に六角レンチとマイナスドライバーが一緒になったような工具が磁石で収納できるようになっていていつでも取り出せるようになっています。

ケーブル、バッテリー、メディアの抜き差し時にも干渉しない丁寧な作りです。

このSmallRig Nikon Z6II カメラ専用ケージ-2926は5000円ほどで購入できます。

さらにケーブルクランプやレンズサポートなど多様な製品がありますので、少しずつ揃えていく楽しみもできました。

GFX50Sで撮影が楽しくなりました。

中判ミラーレスを仕事に使う。

ここのところ少しずつGFX50Sを仕事に投入しています。

会席料理の撮影では、焦点工房のマウントアダプターを付けてNikon85㎜のシフトレンズを使ってみました。

レンズ面のチルトで被写界深度を稼ぎました。

このシフトレンズは35㎜フォーマットのクロップ無しで4:3の画角でそのまま使えました。四隅は若干減光していましたが多少広めに撮っておけば問題ありません。

ダイナミックレンジの広さに余裕が感じられ、撮影後のレタッチがかなりしやすくなりました。

外部ストロボを使った撮影ではプロビア(スタンダード)というフィルムシミュレーションで撮っておけば間違いないなと感じています。

ボディサイズは小さいのにマウントがでかいので純正レンズを付けるとレンズの大きさが際立ちすぎます。

マウントアダプターを付けてこの85㎜シフトレンズくらいのサイズがバランスが一番いい気がします。

GFX50Sの良さは自然光の方が分かりやすいのかも。

自分のポートレートスナップ。

仕事を済ませた直後のため髪の毛ボッサボサですが…。

自然光が降り注ぐ純喫茶にてフジノン純正レンズ45-100㎜の作品です。

滑らかな光のグラデーションとしっとり味のあるボケ方。

撮影者は建築カメラマン。手持ちでも水平垂直は外しません。

測距点を真ん中にした状態での試し撮りでしたのでいわゆる日の丸構図写真ですが、

4:3のフォーマットであれば日の丸構図も悪く無いなと感じた1枚です。

フィルム時代によく見た写真の雰囲気が出ていますね。

保育園児の撮影にも使ってみます。

明日は食育の雑誌の表紙の撮影がありますので、保育園児をGFX50Sで撮ってみます。

普通の人だとこの大きさのレンズを向けられるとちょっと嫌かもしれませんが、明日の園児は撮影も慣れている子達ですので安心です。

GFX50Sのフィルムシミュレーション

フィルムシミュレーションが面白くてたまらない!

富士フィルムにはフィルム名をチョイスして好みの描写を選べる「フィルムシミュレーション」というものがあります。他社ではピクチャーコントロールとかピクチャースタイルなどと言われるもの。

フィルムカメラの時代からカメラをやっている方にとっては懐かしさを感じるはずです。

ポートレートは「ASTIA」で、

ブツ撮りは「PROVIA」で、

風景は「Velvia」で、

モノクロは「ACROS」で、

なんて言っていましたね。

自分の好みを探してみようと同一条件で撮り比べてみました。

「Velvia」は多分使いませんね。

「ETERNA」は動画で映画っぽい表現をしたいときは使ってみたいです。

「クラシッククローム」はかなり好きですが、発色がやや鈍い。

「PRO Neg.Hi」か「クラシックネガ」辺りがかなりいい感じです。