2021年05月

はなれの解体

はなれの解体が進んでいます。

雨漏りが激しく物置としても使えなくなったはなれを解体しています。

青春時代を過ごした建物が壊れていくのは寂しいですね。

木造、トタン、土壁という簡素な作りです。

ねずみの住処にもなっていたのですが、彼らはどこへ行ったのでしょうか?

ここが更地になると広いスペースができます。

撮影用のスタジオにもしたいのですが、交通の便の悪いこの場所ではお客さんを招くことができません。

道に迷っても説明の仕様が無い場所です。

ブツ撮りの仕事がこの先増えるかどうかも分かりません。

この辺りはこういう建物が多いです。

最近の台風は強烈ですので耐えられそうにない建物は今のうちの壊しておかないといけませんね。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

 

GFX50S再び修理へ

GFX50Sの不具合が止まりません。

EVFの画像のチラつきが度々発生していましたが、先日のスタジオ撮影以降チラつきが収まらなくなり再び修理することになりました。

富士フィルムのカメラは全般的にこういうことがあるのか、僕の個体だけなのか分かりませんが、これではとても仕事になりません。

GFX100Sは大丈夫なのでしょうか?

こういうことが続くとやっぱりニコンかなって思ってしまいます。

ニコンのカメラを修理に出したことは今まで一度もありません。

シャッター使用過多でお釈迦になったことはありますが。

学校のパンフレット撮影でGFX50Sを使う予定でしたが結局ニコンD850を使うことになりそうです。

行きつけの純喫茶でカメラレッスン

昭和レトロ感満載の喫茶店でカメラレッスンを開催しました。

ここのコーヒーは美味い。

おかわりもいただけます。

2時間程度の予定が話が弾んでしまって4時間のレッスンとなりました。

その間他のお客さんは1組だけ。ほぼ貸切状態でした。

絞り、シャッタースピード、感度について徹底的にレクチャーしました。

何もわからずダイヤルをいじくっているだけではいつまで経っても自分の狙う露出は得られません。

絞り、シャッタースピード、感度のそれぞれの役割や仕組みを先ずは理解しないといけません。

理解できれば後はひたすらデータ収集。

自分はこのくらいボカしたい。

三脚が無いからシャッタースピードはこのくらい。

こういう環境の場合は感度はこのくらい。

当たりが付けられるようになるまでひたすらデータ収集です。

と言っても意外と直ぐに当たりが付けられるようになります。

次に構図とピント。

露出、構図、ピントが理解できているのに写真が上手くならないという人は、

その次のストロボを勉強する前にあきらめてスマホに戻るべきです。

これからは高いレベルのスチールと動画!

コロナ禍で翻弄されるカメラマン

学校行事の縮小、婚礼のキャンセル、イベントの中止などがずっと続いていますので、スナップや記念日写真を専業としているカメラマンは大変なのではないでしょうか?

この状況では撮影会のようなイベントを企画しても人を集めることでひんしゅくをかってしまいますのでやめておいた方がいい。

そのイベントでクラスターが出てしまったら責任取れませんからね。

インド人預言者の少年によると11月くらいにはなんとか収まるそうですので、それまでは我慢しながらその後のことを考えて粛々と技術を磨くべきです。

 

アフターコロナを想像すると恐らく紙媒体の需要は今まで以上に下がっていきそうです。

学校アルバムに載せる写真は学校の先生や保護者が、愛娘の振袖姿はお父さんかお母さんが、お店のメニューの料理写真はお店のスタッフが撮影するようになってきています。

この流れは急加速しそうですね。

いつも頼んでいるプロカメラマンが下手くそだとか、ギャラが高いからという理由なら、撮影技術を磨いて低価格で提供すれば仕事は無くならないのですが、どうもそれだけが理由ではないようです。

「素人の自分でもプロが撮ったみたいな写真が撮れる(ような感じがする)」から楽しいんだとか。

「こんな面白いことをお金を払ってプロに頼むより自分で撮りたい!」ということになっていくわけです。

Youtuberさんたちの話を聞いているとのめり込めば大体3年くらいでお金を稼げるカメラマンになってしまっているようです。

 

現在受けている仕事って僕じゃなくても撮れるかも

今やってる写真の仕事を思い返してみると別に僕じゃなくても撮れるだろうなと思って足が震え出しました。

テレワーク、ネットショッピング、リモート会議など今後も需要が加速しそうな分野には必ずインターネットが絡んでいます。

インターネットにも写真は必要ですが、無料素材やストックフォトで欲しい写真素材が手に入りやすくなりました。

どうしてもという写真でない限りプロカメラマンに頼むことは少なくなっていきそうです。

 

救世主となるのが動画!

商品の紹介、ハウツー、インタビュー、求人…、動画は写真よりも多くの情報が伝えられます。

スマホで閲覧するだけならデータ容量も少なくて済みます。

デスクトップでの閲覧も最近はスムーズになってきました。

今までに無かった動画を活用したサービスが次々に出てくると思います。

とはいえ、それなりの撮影や編集をするにはまだハードルが高いです。

カメラは安くなってきましたがスタビライザーや動画用の三脚、マイクや照明、外部モニターなども揃えないといけません。

動画用機材は海外製品が多いのでできるかぎり信頼できるメーカーで揃えないといけません。

僕は低価格に釣られていくつもゴミのような機材を買わされてきました。

機材を揃えても上手く使いこなすにはある程度経験を積まなければなりません。

編集するソフトも慣れるまでに時間がかかりますし、大きなデータを処理できるPCも必要です。

 

しかしこのハードルの高さが大きなチャンスである証拠です。

 

やってて良かった。

僕の場合、機材の高額化に反比例して報酬が低価格化していくスチールの仕事に疑問を感じていた時に一眼レフに動画機能が付くようになりました。

当初はおまけ程度の機能だから使い物にならないと言っているカメラマンもたくさんいました。

僕は魚眼レンズやシフトレンズでも動画が撮影できることが面白くてハマっていきました。

 

今年のゴールデンウィークは一切部屋から出ていませんが、溜まった動画編集の作業をのんびり片付けながら機材のメンテナンスをしたり、いらない機材をヤフオクで処分したりして過ごしました。

もし動画の仕事を受けていなかったら生きた心地のしない極貧のゴールデンウィークを過ごしていたかもしれません。

僕にはアシスタントがいませんので、撮影、音声、照明、編集をすべて1人でこなしています。

そのお陰で比較的低予算で仕事が受けられます。

 

撮影や照明はスチール撮影の技術をそのまま応用できますので意外とスムーズに仕事にすることができました。

今から動画を仕事にする場合に覚悟をしないといけないのは、

大変なことをこなすわりには単価が安いこと。

そのためにこちらは低単価でもこなせるような工夫がカギになってきます。

 

カメラは何台必要か?

尺はどのくらいか?

4KかFHDか?

スタビライザーを使うか否か?

レンズ交換が必要になるか?

編集にどのくらい時間がかかりそうか?

BGMは無料のものでいくか有料のものでいくか?

納品期日はどのくらいもらえるか?

 

この辺りをよく考えて報酬を提示します。

依頼者は何にどのくらいお金と時間がかかるのか全く知らない方が多いです。

とんでもなく安いギャラを提示されることもありますし、

大した作業でもないのにかなり良い報酬をいただけることもあります。

動画の場合、「安い仕事だから適当なもを納品すればいい」は当てはまりません。

納品した動画を気に入ってもらえれば何度も発注していただけるケースがスチールに比べて圧倒的に多い気がします。

ということは値段交渉のチャンスも何回もあるということになります。

便利な機材はケチらずどんどん取り入れ、ギャラが安くてもなるべく受けて、撮影の機会をできるだけ増やす。ついでに編集のテクニックも少しずつレベルアップさせる。

そうすればきっと老後も大丈夫。

Godox AD300Proを購入しました。

Godox AD300Proを購入しました。

Godox AD300Proはバッテリー式モノブロックです。
今までコメットのストロボしか使っていませんでしたが
現場で電源を確保しなければいけないし、
多灯撮影となるとコード類がすごく邪魔になっていました。
バッテリー式ならコードが無いので現場もスッキリ、片付けも簡単です。

Godox AD300Proは次世代カメラマンのためのストロボだそうですので、
若干引け目を感じながらいきなり2灯揃えてしまいました。

今まで荷物が嵩張るからという理由でスピードライトのワイヤレスで誤魔化していた現場でも
300Wの余裕の光量でライティングできるようになりました。

最近の中華製品はあなどれない。

中華製のストロボというと、ヒューズがすぐ切れたり誤発光が止まらなくなったり撮影途中でやる気を無くしてしまったりと厄介なものというイメージがありました。

台湾で購入したスピードライトは帰国後、最初の現場で煙が出てきました。

しかし最近は違いますね。品質の高さと独特のアイデアで良い製品がたくさん出てきました。

ドローンで有名なDJIの製品「Ronin S」というジンバルも壊れることもなく大活躍しています。
「SMARTTA SliderMini2」という電動スライダーにもお世話になっています。