2019年07月

ピンマイク追加。

ピンマイクでインタビューも対談も万全に。

今までインタビュー撮影時はaudio-technicaの小型ステレオマイクロホン「AT9901」を使っていました。とても高音質な音声が録音できるのですが、欠点もありました。

 

ステレオなので、マイクの向きが変わると声質も若干変わってしまいます。インタビュー対象者は話すことに集中してますので胸元にマイクがあることは直ぐに忘れてしまいます。

体のあちこちを掻きだしたり、暑いからと胸元をバサバサして空気を入れようとしたり…。その度にマイクが外れたりウインドスクリーン(風防)が飛んで行ったりしますのでマイクの位置がズレることはよくあります。その度に声質が変わるのはちょっと違和感が出てしまいます。

 

ステレオなので、ピンマイクのわりには大きい。ウインドスクリーン(風防)を付けるとさらに存在感が増します。

黒いシャツなどでごまかせる時は気にならないのですが、白系の衣装に付けた時には目立ちすぎます。

 

そこで今回はさらに小型のaudio-technicaの超小型軽量マイクロホン「AT9904」にしました。

1人インタビューの時は1個でいいのですが、対談となるとガンマイクで2人の声を拾うという状況でしたが、この超小型軽量マイクロホン「AT9904」を2個購入して対談でも高音質な音声が録れるようになりました。

超小型なので胸元に付けてもそんなに気になりませんし、モノラルなので多少向きが変わってもほとんど声質に影響はありません。

 

ただ、録音機器が増えると編集作業が面倒くさくなるのでそれは困ります。2つのマイクを別々の収録機器で録ると後で位置合わせをしないといけないので、2つのマイクのミニプラグを1つにまとめてカメラに取り込めるようにしました。

音質が悪くなったりノイズが出るかなとも思いましたが問題なく録音できています。

ギフマチック 次のステージへ!

最新記事公開!

昨日久しぶりにギフマチック の最新記事が公開されました。店内が暗くて大変な撮影現場でしたので、どんな記事に仕上がるのか楽しみに待っていました。

春のバスケットボールの記事以降ご無沙汰でしたが取材態勢も整い今後も新しい情報を提供してくれるそうです。

さてこの「岐阜横丁」さんの撮影ですが、現場は予想通り猥雑で暗い。というかなり難易度の高い撮影となりました。取材オファーした5店舗を時間内にサクサクとこなしていかなければなりません。ということで、取り回しに時間がかかるモノブロックはやめてニコンのCLS(クリエイティブライティングシステム)の出番となりました。

ネーミングはかっこいいですが要はスピードライトを使ったオフカメラライティングです。軽いので持ち運びも楽です。お店の特徴でもあるアンバー系の色もある程度残すためには感度をやや上げておきたいため、スピードライトの光量は抑えめです。そのおかげでチャージの遅さはそれほど気にしずに撮影できました。

カメラマン廃業の危機

仕事が無い!

7月1日の時点で7月の予定は真っ白でした。毎日じめじめしていて気持ち悪い日が続いて営業する気も起こらず、お風呂のカビを掃除していました。「さすがにもうカメラマンで食っていくのは限界かな」「機材を売っぱらえば100万円〜150万円くらいにはなるかな」…

なんて考えていましたが、本日5日時点で来週と再来週の予定が埋まり始めました。どれも自分好みのやりたい仕事ばかりです。ありがたいことです。

動画の依頼も少しづつ入ってきます。動画の撮影や会席料理の撮影などは機材も大掛かりになるため1人でこなすのはとても大変です。動画の場合は重たい三脚に音声収録の機材や定常光の準備も必要ですし、会席料理の場合は少なくても4灯のモノブロックや大型のデコラ板にディフューザーなど機材を運ぶだけでヘトヘトになります。

いよいよカメアシ募集か?

最近は「カメラマンになりたいのでアシスタントにしてください」って人を見かけなくなりましたね。電気屋さんに駆け込んでカメラとレンズを購入すればカメラマンになれる時代ですからね。

でも僕はアシスタントから始めました。それも先輩カメラマンさんが車の免許の取り消しを喰らっていたため運転手からのスタートでした。名古屋の街を毎日車で走り回る日々でした。

その先輩からは撮影技術以外にもいろいろなことを学ぶことができました。出発前の準備、機材の片付け方、現像のテクニック、色について、カメラの歴史、カメラマンが登場する映画や小説…いろいろ教えてくれました。そのおかげで今とても現場で役に立っていますし、僕の言動にも強い影響が出ていると感じています。感謝しています。

20万円もあればカメラとレンズは手に入りますが、一番“重要な部分”は電気屋さんにもカメラ屋さんにも売ってはいません。

僕が今でも撮影の仕事をいただけるのは多分その“重要な部分”を多少教わったことが活かせているのかなと、今更思います。この先はどうなるかわかりませんが…。

 

 

スタジオ経験は必須

ブライダルカメラマンや家族写真や学校関係などのスナップを専門にしているカメラマンが増えていますね。もともとはどれも街の写真館さんがやっていた分野です。

デジタルの時代になって廃業する写真館が増え、結婚式場や学校関係の撮影を請け負う業者さんが安価でも仕事をしてくれるスナップカメラマンを使うようになりました。

僕の周りにも何人かスナップを専門にやってるカメラマンさんがいますが、彼らはスタジオ経験が無いことに多少負い目を感じてしまうそうです。写真の撮り方やどんな機材を使うかなんてYoutubeにたくさん答えがありますからわざわざスタジオに入ってクソ面倒くさいブツ撮りなんてやりたくないんでしょうね。

しかしブツ撮りは全ての撮影の基本だと思います。光の当て方、絞り値、カメラ位置、レタッチなど全てが学べます。人物のスタジオ撮影も外ロケにそのまま応用できます。

安価で仕事が取りやすいスナップから始めるのではなく、スタジオの撮影経験を積んでおいた方が後々どんな撮影にも対応していけると思います。

やりたい方いませんか?

現在ちょうどスタジオ撮影の仕事が増えてきそうです。撮影の基本から学ぶつもりでどなたかアシスタントとして仕事をしてみませんか?面倒くさい作業ばかりと思うかもしれませんが、絶対に後々役に立ちます。モデルさんの撮影はコミュニケーションもとれて楽しいですよ。

希望の方はいつでもご連絡ください。

名称カメラくらぶ
住所岐阜県岐阜市柳津町下佐波4-75
TEL090-1414-9733
E-maiiwata@cameraclub2013.com