2019年09月

魚茂様のホームページ完成!

魚茂様のホームページほぼ完成しました。

いつも何かとお世話になっている魚茂様。かれこれ10年以上のお付き合いとなっております。僕は友達も少なく独り者ですので利用させていただく機会は少ないのですが、「岐阜で美味しいお店知らない?」と聞かれれば真っ先に思い浮かぶお店です。

大将から息子さんの若大将に少しづつ引き継いでいかれるようで、現時点では料理の腕を磨きながら経営面も任されていくとのこと。楽しみです。

その手始めとしてホームページもリニューアルしようということです。写真素材が既に豊富にありましたので形にするところまでは比較的短時間で完了しました。

今後、情報ページを充実させたり、写真を差し替えたりしながら育てていってくださいませ。

カメラマンが作るホームページ

僕はWEBデザイナーではありませんのでホームページを作ることは専門ではないのですが、普段撮影させていただいているお店や会社さんでしたら既に写真素材が揃っていますので、スピーディー且つお値打ちに作成できます。

意外と難しい傘の撮影

この時期恒例となってきた傘の撮影

3日間にわたる傘の撮影がようやく終了しました。

カタログ用の写真です。切り抜き用に白背景紙の傘をのせて撮影します。

下に置いてある2つのクリップは、傘が同じ位置にくるように開いた状態の端っこの部分の目印です。

傘の柄の部分にはバッテンのテープでばみってます。

傘の骨は6本、8本、16本などいろいろ仕様が異なるため反射する面がランダムに変わります。

また、反射の度合いは色合いや生地によっても変わります。サテン生地の傘は特に強敵です。

同じ種類の傘を撮っていても微妙に露出を変えたり、ストロボの位置を変えたりしなくてはならず大変です。

合計8灯ライティング

最初は4灯〜5灯にディフューザーとレフ板で始めるのですが、結局いつも8灯のストロボ総出動となっています。

壁や天井に向けてセッティングしておいて、必要に応じて点けたり消したりしながら撮影しています。

デザイナーさんや傘屋さんの意見も聞きながらみんなで相談しながら進めていきます。

3人とも性格が違いますし、求める度合いもばらばらなので、意見がなかなかまとまりません。

しかし、3人はそれぞれの専門家。

「この部分は長さを揃えるか、ボタンの位置を揃えるかどうします?」となった場合、

 

デザイナーさんは、「フォトショでも修正できる範囲だからできれば長さ重視でいきたい」

傘屋さんは、「製作段階でどうしてもばらつきが出る部分だから、販売価格からしてもそこは気にする必要はない」

僕は、「みなさんのおっしゃる通りにいかようにも対応させていただきます。とりあえず両パターン撮っておきましょうか?」

 

という感じで進んでいくわけです。

ホームページのヘッダーを動画に。

フルスクリーン動画はインパクト抜群!

令和に入った頃から動画の仕事が増えてきました。積極的に営業はしていないのですが「動画も撮れないの?」と聞かれることが増え、「やってますよ。」と答えるとすぐに仕事になる感じです。

動画も写真と同じようにいくつかのジャンルがありますが、現時点でお受けできるのは、イベントの記録、企業PV、商品説明動画、Youtuberのお手伝いなどです。TVコマーシャルや映画などは当たり前ですができません。

ほんの数年前くらいに、ホームページのヘッダーに動画を入れてみたところ、閲覧できるブラウザが限られたり、アップデートしていないPCでは見れなかったり、スマホでは小さくなりすぎて見にくかったりといろいろ難があってあきらめていました。

しかし、今回の美濃塗装工業さんのホームページのように最近ではそういう問題がクリアされてきて少しづつ動画を活用するホームページが増えてきました。スマホで見るとさすがに縦画面にトリミングされてしまいますがイメージはちゃんと伝わります。

では、このようなヘッダーに使う数秒の動画の撮影をどこに依頼するかと考えた時、TVコマーシャルを作っている制作会社に依頼する人はいないでしょうね。映画監督を探して企画を持ち込むようなこともしないでしょうね。予算は写真撮影と同程度で、そこまで時間もかけたくないということなら、写真撮影のついで程度に動画も撮って欲しいとなるわけです。

写真好きは動画嫌い。

僕がここのところ感じているのは写真が好きでカメラマンをやってる人は動画はあまり好きじゃない。スナップカメラマンならその瞬間瞬間の出来事を自分のセンスと最高の機材で切り取りたい。コマーシャルカメラマンなら自分のセンスと最高の機材で演出したい。動画はこれらの欲求を満たすことはできないんですね。

また動画カメラマンとして生きてきた人は、制作会社に所属している限り自分のセンスがそこまで求められることは無いでしょうし、フリーでビデオカメラマンをやっている人はほとんどの仕事がイベントなどの記録撮影しかないので被写界深度にこだわることはほぼ無いと思います。

この美濃塗装工業さんのヘッダーに使われている動画は一眼レフで撮影しています。被写界深度を浅くすることは主題を強調させる効果がありますので、ホームページには最適な動画です。ビデオカメラでここまで被写界深度を浅くするには非常に高額なシネマレンズが必要になります。

ということで「ホームページに掲載する動画の撮影に最適な機材は一眼レフである」という結論となるわけです。

で、動画をやりたがるスチールカメラマンは本当に少ないのです。確かに一眼レフで動画を撮るにはムービー三脚やスタビライザーや可変NDフィルターなどそれなりに必要な機材もありますが、それくらいの投資をしても余りあるくらいの映像を手に入れられるのですから安いものです。

さらに、ホームページのヘッダーにはテキストが入ることが多いです。ですので動画はテキストの背景という扱いとなりますのでアンダーめに加工したり、テキストを読みやすくするために敢えて解像度を下げたりしてくれますので撮影時の「粗」が目立ちにくいというありがたみもあります。

 

動画撮影のご依頼もお待ちしております。

名称カメラくらぶ
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