2021年08月21日

ストロボ2灯で簡単にボトルを撮影する

GODOX AD300Pro2灯でボトルを撮影

ボトルの撮影は写り込みの処理が難しい撮影です。

今までは四角いソフトBOXを両サイドからと背面から透過光を1灯で合計3灯使っていました。

キャップ部分が暗い時はトップ1灯を追加することもありました。

狭い部屋に4灯ライティングはとても大変でした。

何とか簡単にできないかと試行錯誤していたところGODOX AD300Pro2灯でなんとかできそうです。

後ほどPHOTOSHOPで合成することになるので、本当は1灯だけでも撮影できる方法です。

まず背景のライティング。

トレペ越しにボトルの真後ろから透過光の1灯です。

ボトルの中心に当てることで勝手に輪郭ができます。

程よい透明感になるように光量を調節します。

ラベルの部分は逆光で真っ暗になりますが、この時点では無視します。

切り抜きで使用する場合は黒ケント紙をボトルの形に切って黒締めしますが今回はパス。

部屋の窓が写り込んでいますが後で消します。

次にラベル部分とキャプ部分に照明を当てて撮影します。

背景の照明はもう必要が無いので、1灯しか無くても大丈夫です。

ラベル部分とキャップ部分は光沢素材であることはほとんどないので、ソフトBOXでもいいし、部屋の天井が白ければ天板でOKです。

今回はストロボを手に持って天井に向けて発光しました。

これが一番簡単です。

背景のストロボもそのままにしてあったので、ついでに炊きました。

2灯ライティングになっていますが背景は炊かなくてもいいので1灯でできてしまいます。

天井バウンスがAで1/2。

背景透過光がBで1/64。

ISO 100、f11、ss1/125秒。

あとは2枚の画像の良い所をPHOTOSHOPで合成して完了です。

気になる写り込みやゴミも取り除いておきましょう。