2021年08月18日

カメラマンの老後

老後に向けて準備中!

本日、3つの仕事を断りました。

めちゃめちゃやりたい仕事でしたが、他の予定が入ってしまっていたため泣く泣く断りました。

9月は暇なのにもったいない。

フリーランスのカメラマンにはずっと付きまとうダブルブッキング問題。

このダブルブッキング問題を何とかしようといろいろ画策してきたつもりなのですが、ピンハネ形式がどうもしっくりきません。

受注から集金まで全て自分でやらないと気が済まない性分です。

老後はすぐそこ。

このままではいけないと思いながらズルズル何年も経ってしまいました。

老眼も始まり、あちこちガタもきているので先のことを少し考えています。

答えはまだ出ていませんが…。

フィルム時代と違いデジタルカメラは急速に新技術を組み込みながら進化していきます。

30万円とか60万円とかかけて購入したボディやレンズも2〜3年で古くなってしまいます。

新しいのが出るとついつい買っちゃうんですよね。

こんな追いかけっこをしていてはお金が貯まりません。

どこかで見切りを付けなければいけない。

スマホブームが終わるそうですね。

「スマホブームが終わる」というのはスマホを使わなくなるという意味ではなく、スマホに搭載するための機能が飽和してきたという意味ですよ。

写真や動画が撮れて、映画が見れて、ゲームができて、本が読めて、音楽が聞けて、ニュースが見れて、SNSができて…。

という感じで色々なことができるようになりました。早かったですね。

これからは更に画質が良くなるとかダウンロードが早くなるとか音質が良くなるとかみたいに今あるものをブラッシュアップしていくだけ。

新しいモノが出て来なくなると急速に興味が無くなります。

多くの人はこれ以上の進化をそんなに求めていません。もう十分です。

スマホのおかげで売れなくなったものがありますよね。

コンパクトデジタルカメラ、カーナビ、パソコン、目覚まし時計、財布…他にも山ほどあるはずです。

逆にスマホに取って変わられなかったものもあるはずです。

センサーサイズが大きいカメラ、大型TV、ブランドモノなどのようにスマホのサイズでは物理的に無理なモノや嗜好性の強いモノでしょうか。

老後の狙い目は嗜好性が強く普遍的なモノ。

 

ということで老後は嗜好性の強いもので、できれば普遍的なモノで商売ができたら楽しそうですね。

家の敷地には昔、機織りに使っていた工場が朽ち果てかけて残っています。

現在は近所に棲み着く親子のタヌキがたまに来てくれるだけです。

この工場を撮影スタジオにして老後の趣味とお小遣い稼ぎに使えないかと考えています。