日常の撮影

機材の購入と処分

やけくその散財

GFXの信者の僕はついにGFX50SをGFX50SⅡにグレードアップする決断をしました。

このGFXへの献金が先祖供養になると思えば心も安らかです。

GFX50SとGマウントのレンズ、ニコンFマウントの機材を売却してニコンZ9を購入することも考えました。

画素数は4500万画素。8K30Pや4K120Pの動画が撮れる化け物カメラです。

プロカメラマンならZ9を迷わず選択するべきかもしれません。

しかしボディだけで1.3kgのカメラに重たいZマウントレンズを付けての動画撮影は現実的ではない。

実際GFX50Sもレンズが重過ぎて動画には使っていませんでした。

オートフォーカスがほとんど使えませんし。

決め手はGF35-70mmF4.5-5.6 WR

GFX50SⅡのキットレンズとされているGF35-70mmですが、F値は暗いしワイド側とテレ側ではF値が変わってしまいます。

このような撒き餌レンズは眼中になく欲しいのはボディだけでした。

GFXシリーズを動画カメラとして運用するカメラマンが少ないようでなかなか情報が出てきませんでした。

いろいろ調べてみるとちょっと興味が出てきました。

このレンズは重さたったの390g。f4通しのZマウントレンズでも500gはあります。

絞りリングを廃止して小型化したレンズ群のおかげでオートフォーカスが速くなっています。

さらにフォーカスブリージング(ピンと位置が変わる度に画角が変わってしまう現象)が強力に抑えられているそうです。

900gのGFX50SⅡにこのレンズを付けても合計1290g。Z6Ⅱに24-70-f4をつけた時の重さとほぼ同じです。

これなら是非GFX50SⅡのフィルムシミュレーションを使って動画を撮ってみたい。

これは仕事じゃなくて趣味の話ですけど。

ということでGFX50SⅡを購入することになりました。

GFX50Sを下取りにしても追い金がまだまだ必要ですので使っていない機材を処分することにしました。

動画用のスライダーや音声のレコーダー、Fマウントレンズなどをかき集めて処分しています。

お金は回るようになっているみたいです。

この雨の数日ずっと仕事が無く、こんな時に機材なんか買ってる場合かと自分に言い聞かせていましたが暇であればあるほど機材のことばかり考えてしまいダメですね。

ついに我慢できず恐ろしい凶行に出てしまいました。

GFX50SⅡをポチり、予備バッテリーをポチり、動画用の定常光までポチりました。

すると不思議なことに次々に仕事の依頼が入ってきて空いていた日がどんどん埋まっていきました。

ありがたいことですが本当に不思議です。

お金は使うことでまた回ってくるようになっているみたいですね。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

 

もうカメラメーカーはどこでもいいです。

ニコンが一眼レフカメラの開発から撤退!?

ニコンが一眼レフカメラの開発から撤退するという報道がありましたがニコンはホームページで否定していました。
「生産、販売、サポートは継続」とありますが「開発」の文字はありません。
この先Fマウントの一眼レフが出ても買わないのでどちらでもいいんですけど。
僕は「マディソン郡の橋」という映画のクリント・イーストウッドに憧れてニコンF3とレンズ2本(50㎜F1.4と24㎜F2.8)を購入しました。
高山市内、乗鞍岳、開田高原などへドライブしながら写真を撮りまくっていました。
25年近く前のことですが、それから現在までずっとFマウントにお世話になってきました。

趣味でやるならニコンかハッセル

写真を撮ることを楽しんだりレンズを集めるのを楽しむのにはニコンとハッセルブラッドが最高だと思います。

どちらも宇宙に行っていますがそれは関係ないとしても道具としての愛着が湧くカメラですね。

しかし、仕事で使うカメラとなると好きだからという理由だけで選ぶわけにもいきません。

超広角レンズやマクロレンズなどやや特殊なレンズでも揃えやすい方がいい。

最近では動画の依頼もあるので、4K30Pでも熱停止することなく動画が撮れるカメラも必要です。

画素数は少なくてもいいけど画質は落としたくない。

オートフォーカスの性能や手ブレ補正はそれほど重要じゃない。

高感度には強い方がいい。

各メーカーから一長一短のカメラがたくさん出ているので仕様を比べながら最適なカメラを物色する日々です。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

撮影用に白いBOXを作りました。

撮影用の白いBOX。

久しぶりのDIY。

撮影用の機材はレフ板やアンブレラみたいなものでも意外とお金がかかります。

簡単なものは自分で作った方が安上がりです。

僕は既製品大好きですので自分で作るより購入することを選ぶタイプなのですがちょうどいいモノが売っていないこともあります。

このような白いBOXがそうでした。

長久手のIKEAに良さそうなものがあったので行ってみたのですが、実物を見ると予定よりやや小さい。

仕方がないので自分で作ることにしました。

900mm×450mmの化粧板を8枚購入して

高さ900mm×幅900mm×奥行き900mmの立方体のBOXです。

実際は奥行き450mmのものを2つ並べて使います。

2つに分けることで車に乗せることが可能です(1個づつしか乗りませんが…)。

木ネジで締め付けただけですのでいまいち安定感がありません。

写真に写らない外側の四隅に補強の金具を付ければ完成です。

カメラ位置の調整が激ムズ!

水準器を見ながらカメラのレンズが正方形の中心に来るようにしたいのですがこれがかなり大変です。

微調節を何度も何度も繰り返して中心を探ります。

いざ撮影してみるとわずかにズレています。

ソフトBOXの高さや角度も違和感なく影を付けないといけないので苦労しそうです。

面白い写真が撮れるセットなのですが頭で想像する何倍も難しい撮影だということがわかりました。

でも難しい方がいいです。

簡単にはできないことをやることの方が価値があると思いますし、簡単には真似ができないということですからね。

出張撮影が続きます。

グリコ・森永事件の犯人の1人と言われているキツネ目の男を取り逃した場所として有名な「大津SA」。

京都出張のついでに立ち寄りました。

グリコ・森永事件は時効が成立しているので未解決事件コールドケースとなってしまいましたね。

団塊の世代のグループですからもう後期高齢者に仲間入りしている年齢だと思います。

真相を聞きたいものです。

このコロナ禍のどさくさに紛れて継続してきた仕事をいくつか断ってきました。

ギャラが安いとか態度がでかいとか金払いが悪いとかいろいろ理由はありますが決めてはごく単純で、合うか合わないかですね。

人から何かを奪って自分が得になることに喜びを感じる人もいますし、

逆に、誰かに何かを与えられることに喜びを感じる人もいます。

この両者は思考が真逆ですから意見も食い違いますし、一緒にいては問題ばかり起こりますしいい仕事はできません。

僕はこの見た目のせいか学生時代からよく奢ってもらったり、ものをもらったりすることが多い方だと思います。

もちろん迷惑ではないのですが、そんなに嬉しくはないんですね。

与える側になりたいと思っていますから。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

動画撮影用の軽いカメラが欲しい。

和歌山出張撮影

和歌山出張撮影に行ってきました。

先方に撮影の段取りが伝わっていなかったためよろしくない現場となりました。

アポ取り担当のスタッフさん次第でこういうことが起こるのですが、「何のために何の撮影をするのか」くらいは伝えておいて欲しい。

文句を言ったところで改善されることは期待できないので僕は言いません。

他にもカメラマンやライターはいるので誰かが言ってくれてるでしょう。

和歌山の次は東京出張。

東京への出張撮影もなんとか無事終了。

動画の依頼でしたので新幹線を使うことにしました。

前日の確認メールで「STL」の文字が追加されている。

STLとは「Still」すなわち静止画のことです。

新幹線の切符はすでに購入してあります。

写真撮影であれば超広角レンズや望遠レンズ、ストロボも必要になります。バッテリーやメモリーカードの予備も要ります。

最初から伝えてもらえれば車で行くことを選択したのに。

仕方なく2つのカバンにギュウギュウに詰めて新幹線に乗り込みました。

ハチ公前を通って現場に向かいましたが到着した頃には既に汗だく。

ジンバル撮影で筋肉痛。

イベントの様子をジンバルで撮影していたのですが、久しぶりに筋肉痛を味わっています。

700gを超えるZ6ⅡにZマウントのレンズが500g。

Ronin-sが1.8kg。

3kgのダンベルを1日中腕で支えているわけです。

もうすぐ四日市の学校の部活動の動画撮影が始まるのですが、何とかしてもう少し軽くしたい。

ニコンZfcが445g。富士フィルムX-S10が465g。

どちらも4K30Pまで撮影できることはいいのですが両者共にSDカードがUHS-I規格しか使えない。

UHS-Ⅱを何枚も購入してしまっているのでいまさらダウンスペックのものは購入したくないです。

UHS-Ⅱ対応で考えると富士フィルムX-T4ですが、607gあります。

Z6Ⅱの重さとそんなに変わらないけど中華製のレンズがたくさん出ているので、Zマウントレンズよりは軽いレンズが付けられそうです。

X-T4は現在20万円ほど。

新しく出るX-H2Sは30万円超え。

20万円〜30万円をカメラの軽量化のために使うくらいなら、GFX50Sを下取りにして追い金20万円でGFX50SⅡに変えたい。

結論は筋トレすることになりました。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

カメラリュックってこんなに小さいの?

ニコン スマートカメラリュックII SCR-II

東京への出張撮影が立て続けに2件依頼がきました。

ありがたいことです。

普段の出張撮影は車で行くことがほとんどでしたが東京まで車で行くのはちょっと大変。

できれば新幹線を使いたい。

そうなると持ち物をできる限り少なく且つ歩きやすくする必要がでてきました。

そこで今まで興味が無かったカメラリュックを購入することにしました。

できればジンバルが入るもので三脚もサイドに刺さるものがいい。

Youtuberさんの情報を頼りに探していたらニコン純正のカメラリュックがあることを知りました。

とても大容量で機能的という評価でした。

アマゾンのレビューにも「もう少し小型のものもあるといい」という意見もありました。

そこで購入したのですが届いてみてがっかり。

かなり小さい。

上段のスペースにジンバルを分解して入れることを想定していましたがとても入りません。

形もいびつなので仕方がないかもしれません。

何とか入れようと思えば、中敷きを全部外すことで入りますが、この機能的なリュックにジンバルだけ入れて終わりではやりきれません。

「トラベル三脚や一脚がサイドのポケットに入る」という情報があったので、試しに所有している一番小さい三脚を入れてみましたが足が1本しか入らない上にバランスが崩れてリュックが自立しません。

僕はこのポケットに入る三脚を今後購入する予定もありません。

良い点もあります。

最近のニコンのグッズは「Nikon」のロゴが主張しないデザインが多くて嬉しいです。

純正ストラップももう少しニコン臭を薄めていただけるといいのですが。

良い点はもう1つ。

背面にベルトが付いていて、カートの持ち手部分にスッポリとくぐらせることができます。

暑い日は背中が汗だくになりそうですので、そんな時はカートに乗せて移動できるのはありがたい。

Youtuberさんの情報を鵜呑みにして想像より小さいカメラリュックを購入してしまったのですが、せっかく購入したので使い道を考えようと思います。

動画の機材は、ピンマイク、ICレコーダー、バッテリー類、ケーブル類など細かい機材がいっぱいありますのでそういうものを入れておくのにいいかと思います。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

 

岐阜県だけで撮影の仕事をするのはもう無理。

某フードコートのメニュー写真

岐阜県内某フードコートの焼肉屋さんでメニューの撮影をしました。

本日、どんなメニューができたのか潜入調査を兼ねてランチに行きました。

僕は切り抜きで使用できるように白背景で絞り込んで撮影したのですが、店内見回してもどこにも使われていませんでした。

中判ミラーレスGFX50Sでかなりの高画質、高解像度で手応えのあった撮影だっただけにとても残念。

タブレットで注文するシステムでしたが、そのタブレットの中にも僕の写真は無し。

昼時でしたので周りのラーメン屋やたこ焼き屋などにはそこそこのお客さんで賑わっていたのですが、こちらの店内は我々の他は男性客1人のみといった状況。

出てきたお肉は芸術的なほど超薄切り。

岐阜ではかなり大手の他業種展開の企業さんですが、飲食店は初出店。

飲食業界参入も簡単ではないことだなと感じます。頑張ってください。

仕事が入り始めました!

6月に入って仕事が無く、機材のメンテナンスばかりやっていましたが、ようやく仕事が入り始めました。

三重県、和歌山県、京都府、東京都とほとんど県外です。

三重県くらいならまだ近い方ですが、和歌山県とか東京都まで行くのはちょっと大変です。

しかし岐阜県だけで仕事をしようとしても先細りになるのが目に見えていますので、今は積極的に県外の仕事も請け負っていきます。

車の運転がおぼつかなくなったり、体力が衰えてきたら今の仕事はとても続けられそうにありません。

老後は近所の保育園の卒園アルバムを作ってのんびり余生を送るのもいいですね。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

インタビュー撮影時の音声録音の問題を解決

高性能なマイクなのにどうして音が悪いのか。

動画の撮影において音声をクリアに録音することはとても大切です。

撮影後にAdobe Auditionでノイズを削除したり、音割れを軽減させたりいろいろできるのですが、ほとんど使い物にならない。

結局、撮影時にどれだけクリアに録音することができているかが重要なんですね。

僕は高額なマイクは良い音で録音できるものと思っていたので、これまでにいくつもマイクを購入してグレードアップさせてきたつもりでした。

これが全くの間違いだったことを最近知りました。

マイクの違いによる録音性能の差というのは微々たるもので、実はそのマイクの音をどんな機器で録音するのか、どの向きで、どれくらいの距離でセッティングするのかで差が出るようです。

ショットガンマイクにやられた。

「RODE( ロード )NTG4+」。スーパーカーディオイドという超指向性マイクは4万円前後。

背後からの余計なノイズをカットして、話し手の声をクリアに収音するショットガンマイクです。

このマイクを話し手の口元に向けて録音していたのですが、何度やっても環境音を拾ってしまってクリアに録音できませんでした。

原因がわかりました。

カメラの横に置いていたのがダメでした。声が飛んでくるからそれを受け止めるんだという感覚だったのでカメラの横にマイクを置いてしまっていたのですが、エアコンや換気扇から出る音や遠くの人の話し声、足音などの環境音は横向きの空気の流れに乗って届いてくるのです。

そのために横向きにセッティングしたショットガンマイクがいくら超指向性といっても壁に跳ね返ってきた雑音までしっかり捉えてしまう。

その解決策としてはマイクを床に向け、話し手の口元の斜め上部50㎝以内に持ってこなければいけない。

これではマイクのセッテイングのためにブームスタンドを用意するか誰かに助けてもらわないといけません。

ワンオペの現場ではショットガンマイクはとても持ち出せそうにありません。

できる限りピンマイクで。

ピンマイクは「オーディオテクニカ モノラルマイクロホンAT9904」5,000円弱。

これを「TASCAMリニアPCMレコーダーDR-05」12,000円程のICレコーダーに24ビット録音します。

結局この組み合わせが最強でした。

映像と音声を編集ソフトで同期させる手間はありますが、この手間を惜しんではいけない。

岐阜で動画撮影・編集などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、インタビュー撮影、企業PV作成も行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

商品撮影に必須のアオリができるカメラ

現役で使用している大判カメラ3機種

フィールドタイプ…ホースマン45FA

ビュータイプ…ジナーf2、トヨビュー45G

フィールドタイプのホースマン45FAは軽量なので出張現場での料理撮影に活躍しています。

大判カメラのレンズはどれも古いのですが、もともと高解像度が得られるように作られていますしGFX50Sのセンサーで撮影するとなるとレンズの中心部しか使わないので高画質な写真が撮れるはずです。

ベースチルトとセンターチルト

アオリの中でチルトを使うときはレンズ面を上に向けたり(チルトアップ)、下に向けたり(チルトダウン)します。

このときレンズの中心部を軸にするのがセンターチルト。

レンズ枠の底の部分を軸にするのがベースチルト。

センターチルトの方が画像の移動が少ないためアオリ後の構図修正やピント修正も楽になります。

このメリットと引き換えに構造上どうしても重量級のカメラになってしまいます。

トヨビューはセンターチルト方式ですので撮影はとてもやり易いのですが、非常に重たいカメラです。

ジナーはベースチルト方式ですので比較的軽い機種です。

自動ロック機構があるジナーP2などは結構重たいですが、自動ロック機構の無いジナーf2は軽いモデルです。

自動ロック機構は精密な調節が簡単にできて便利なのでしょうが、自動ロック機構が無くても徐々に体に馴染んでくる感じが楽しいものです。

ジナーf2なら出張現場にも持って行けないこともありません。

セッティングの段階からかなりの注目を集めますし、質問攻めに合うことは覚悟しないといけません。

商品撮影にアオリを使う

ビュータイプのジナーf2ならかなり自由度のい高い撮影が可能です。

ピント面を変えたり、奥のすぼみを修正したり、水平垂直を整えたり…。

ですが実際は見てもわからない程度に少しだけ補正する程度です。

あまり大袈裟なアオリはかえって違和感のある写真になってしまいます。

アオリを使えば良い写真が撮れるというわけでもありません。

アオリ以前に被写体との距離や照明の当て方、構図の組み立てなどの方が絶対大切です。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

 

大判カメラで遊ぶ

仕事が無いので大判カメラで遊んでおこう。

溜め込んでいた動画編集の仕事も納品できたのでやることがなくなってしまいました。

先の仕事もこれといって入っていませんので、長い休暇になりそうです。

こんな時は焦らずのんびりコーヒーでも飲んで過ごすようにしています。

10年くらい前なら焦ってしまって、何とかして仕事をしようと安価な仕事まで進んで受けていたところですがもうそんな歳でもありません。

せっかく時間があるので星空タイムラプス動画でも作ってみたいところですが根が出不精なので多分行きません。

そこで思い出したのが「シュナイダー・クロイツナッハのレンズでクセナー135mmf4.7」。

1年ほど前に手に入れた大判カメラ用レンズです。

ジナーf2に装着して愛用の萩焼茶碗を撮ってみました。

大判レンズの135㎜は35㎜換算では38㎜レンズですが、GFX50Sのセンサーですのでほぼ50㎜標準レンズかと思います。

50㎜の距離感は体に染み付いているので一番扱いやすい画角です。

絞りはf8ですが、もう少し被写界深度を稼ぐためにフロントチルトアオリを使いました。

それでもまだまだボケ過ぎですね。

大判カメラの場合、もう2絞りくらいは必要かなと思います。

こんな感じで仕事で失敗しないように機材で遊んでおくことは大切です。

スローなカメラ。

大判カメラはどれだけ慣れてもセッティングには時間がかかります。

フィルムを使わないのでまだ楽な方かもしれませんが、操作の1つ1つが確認しながらになりますので速射性はありません。

暇つぶしにはもってこいなのですが、現場ではなかなか出番がありません。

撮影という行為を楽しむことができるので僕は好きなんですけどね。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

 

インタビュー撮影のセッティング

Vマウントバッテリーで足元スッキリ。

インタビューの撮影のためのセッティングをあれこれ試行錯誤しながらやってきましたが、現時点で完璧なセッティングに到達しました。

○40分くらいの長回しができること。

○バッテリー交換の必要が無いこと。

○メモリーカードの交換の必要が無いこと。

○足元が電源ケーブルでいっぱいにならないこと。

○急な移動に素早く対応できること。

この5点がクリアできればインタビュー動画はバッチリです。

カメラボディと外部モニターをVマウントバッテリーから電源供給させることで安心して長回しができるようになりました。

AC電源のコンセントを使わないので長い延長コードもいらなくなり足元はスッキリ、急な移動も楽々です。

歯科医院で1人30分のインタビューを3人分こなしましたが、Vマウントバッテリーの減りは1/5。

まだまだいけますね。

レンズはニコン Ai Nikkor 50mm F1.2

ニコンの古い単焦点レンズですが動画撮影にはこのマニュアルフォーカスレンズの方がフォーカスリングのトルクのおかげでピントが合わせやすいです。

インタビューの場合一度合わせてしまえば大きくズレることはないのでこれが最適。

Zレンズのオートフォーカスを使ってみたこともあるのですが、喋りながら手を動かす方の場合、手が顔の前にくるとピントが暴れ出します。

こうなるとそのシーンは使えなくなってしまいます。

どちらにも一長一短あるのですが、マニュアルフォーカスの方が失敗は少ないと判断しています。

なぜ明るいレンズを使うのか。

開放f1.2の明るいレンズですが流石に開放は使えません。

f4〜f5.6辺りで撮影します。

それなら別にf1.2のレンズは必要ないのではないかとも思えますが明るいレンズならではの利点がやっぱりあります。

動画の場合の利点は、モニターに写し出される圧倒的な被写体の存在感を周りの人にも見てもらえることです。

大抵の人は動画といえばf8くらいに絞られた画面全体に深度がきていてややノイジーな絵を想像していると思います。

そんな人に開放f1.2の一眼動画ならではの背景ボケボケ、超クリアな息を呑むモニターの画面を見せてあげるとテンションも上がります。

ほとんどの人は見たことがない世界なのではないでしょうか。

僕が20年ほど前に、初めて開放f1.2のレンズを付けてファインダーを覗いたときのあの感動を是非味わってほしい。

映画の主人公になったかのような錯覚を演出してあげたい。

実際の撮影ではもう少し絞りますが。

開放f1.2の絵をモニターで確認してもらえれば絶大な信頼感を得たも同然。

その後のインタビューも気持ちよく進みます。

緊張は誰でもしますが、モニターをチェックした時点でアドレナリンとドーパミンが程よく作用しはじめているので「緊張していることが何故か楽しくて気持ちがいい」という感覚になります。

こうなればインタビュー大成功!

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com