撮影テクニックアドバイス

動画真俯瞰ライティングVol.2

動画の真俯瞰セッティングを少し改良。

1灯ライティングの場合、被写体の角度によっては光源を反射してきついハイライトが出てしまいます。

このハイライトのために文字が読めなくなってしまうと商品紹介としては具合が悪いです。

そこで今回は光軸をややずらし、レフ板の反射も利用しながら均一で柔らかい光を作りました。

「フェザリング」などと呼ばれるライティングテクニックですが、はたから見ると違和感があると思います。

僕も若い頃に先輩のフェザリングのセッティングを見て「被写体にちゃんと光が当たってませんよ!」と言いそうになっていました。

フェザリング。

ソフトBOXやアンブレラは中心辺りが光量が強く、周辺にいくほど弱くなっていきます。

フェザリングというのは周辺の光量が弱い部分を使って均一で柔らかいライティングを目指すものです。

料理を撮る時でもポートレートを撮る時でもフェザリングを意識していると仕上がりに差が出ます。

料理の時は何度、人物の時は何度、というようにずらす角度が決まっているわけではありませんのでその場の環境を考慮しながら微調整します。

中心部の強い光は使わないのですが当然発光はさせているので想定外の色味になったり背景の露出が狂ったりします。

ロケ現場では木の天井やカラフルなカーテン、鏡などが悪さをするので気をつけないといけません。

ライティングを覚えたての頃は同じようにライティングしているのに現場によってうまくいったり、失敗したりと散々苦労したものです。

今では現場を見るだけである程度想定ができるようになってきていますので対処も早くなりました。

この感覚は毎日撮影したとしても数年は続けないと身につかないのではないかと思います。

知識を詰め込んだだけではカバーできない感覚の問題ですので場数をこなすしかありません。

上手なカメラマンの持ち物の中には、白と黒の布やケント紙かまたはその代わりにできるものが必ずあるはずです。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

動画真俯瞰ライティング

久しぶりに真俯瞰動画の撮影が入ったのでセッティングしてみました。

今までは2灯使っていましたが、どうしても影が2つ出てしまいがちで違和感があったので1灯にしました。

やや影が強くなりますが大きめのレフ板で和らげるとなかなか良い感じ。

やっぱり太陽は1灯ですね。

出張撮影で楽しんでます。

伊勢、半田、奈良、下呂、山梨など遠方の出張撮影が増えてきてドライブ気分で撮影の仕事に向かいます。

飲食店のメニューの撮影依頼も多くなってきました。

蔓延防止対策が失策であることはデータから明らかなのですがテレビの情報を鵜呑みにしてしまう方が多く困ったものです。

ワクチンを打って死んでしまっても因果関係が認められなければ公表されません。

いったい何人の若者が死んでしまっているのか。

僕は泉大津市の南出市長さんが言ってる事が正しいと思うのですがマスコミは報道しません。

そんなことを薄々気付いてきた人たちはテレビの情報を当てにしずに独自に感染対策をしながらも経済活動を再開しようとしています。

生きていくためには再開させるしかありません。

僕はそんな経営者の皆さんのお手伝いができて嬉しい限りです。

普段から声のデカい人、トイレに行っても手を洗わない人、寂しがり屋のパリピさんなどはもうほとんどコロナにかかったのではないでしょうか。

これを教訓に生活態度を改めるか日本から出て行っていただければと願うばかりです。

歯医者さんの撮影も開始。

歯医者さんの撮影も始まりました。

僕はスチールと動画の両方を担当しています。

現場でカメラを持ち替えながら段取り良く短時間でこなすのは至難の業です。

こんなに寒い冬でも汗だくでやってます。

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包丁の撮影は天トレが無難。

天トレが無難。

包丁のブツ撮り依頼があったためいろいろなライティングを試しています。

グリッドを付けたり、サイドからトレペ越しに光を当ててグラデーションを作ったり、銀レフを刃の部分に写り込ませてみたり、試行錯誤です。

どんな方法でもそれなりにかっこいい写真になるのですが、ECサイト用のブツ撮りですので数も多い上にそれぞれに数パターンのサブカットも必要です。

こうなるとなるべくオールマイティに撮影できて、多少の角度調節のみで撮影できるように工夫しないといけません。

そのためにGodox AD300Proをもう1灯購入して3灯ライティングにしました。

メイン光は天トレ越しの1灯です。これで包丁が1本でも複数本並べても同じように刃の部分に光が入ります。

反射の強さは距離で調節します。

残りの2灯で暗く落ち込み過ぎているところをグリッドを付けてピンポイントで照らします。

サブの2灯はメイン光に比べて1/4程度の出力で良さそうです。

サブの2灯の出力が強いと複数の影が出てしまいますので要注意。

3灯あると微調整が楽。

コメットのモノブロックで3灯使うとなるとケーブルやコードが増えて非常に足場の悪い撮影環境になってしまいますがGodox AD300Proはバッテリー式ですので足元もスッキリ。

ちょっと位置をずらすのも簡単になります。

荷物もカバン1つ分くらいは少なくなりました。

Godox AD300Proにはグリッドやバーンドアやカラーフィルターがセットになったアクセサリーキットがありますのでいろいろ遊べます。

 

レンズのゴミ取りに3万円。

AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G EDのゴミ掃除

2017年に購入した超広角ズームレンズ「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」のレンズ内にゴミが付いていて前から気になっていたのですが、いちいちPhotoshopでゴミ掃除するのが面倒になってきました。

ニコンサービスで見積もりを取ったら3万円。

ちょっと痛い金額ですが、26万円で購入したレンズですのでメンテナンスも高いのでしょうか。

分解清掃して劣化した部品交換全て含めた場合の金額ですからもう少し安くなるかもしれません。

Z6Ⅱでも使えますし、GFX50Sでもアダプターを介して使える大切なレンズですのでニコンイメージングへ送ることにしました。

当分の間は「AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED」を保管庫から出して中継ぎとなります。

「AI AF-S Zoom-Nikkor 17-35mm f/2.8D IF-ED」は旧製品ですがとても好きなレンズでしたので売らずに置いておいて良かったです。

ジナーf2を現場へ投入。

ジナーf2にGFX50Sを付けて鰻屋さんのメニュー用の撮影をしました。

少々大袈裟かとも思いましたが新店オープン用のメニューで高級感を出したいとのことでしたので大判カメラの存在感がとても役に立ちました。

器の大きさや数によってカメラの高さや距離を変えないといけないのですが、ジナーf2くらいの重量ならなんとかできそうです。

トヨビューでは絶対無理です。

先日購入したシュナイダー135mmにジナー用の凹みボードがあるので料理の集合写真にも対応できるようになりました。

実は大判カメラじゃなくても仕事はこなせる。

料理の撮影は中望遠マクロレンズがあればだいたい撮影できます。

GFXシリーズ用には120mmのマクロレンズがありますが30万円。

アオリが使いたければニコンFマウント85mmがありますが26万円。

これらのレンズを揃えることを考えれば、ジナーf2を投入した方が非常に低コストで機材を揃えることができます。

現場には、オーナー、広報担当者、料理長、広告代理店営業マンなど多くの人が撮影に立ち会うわけですがほとんどの方は大判カメラなんか見たことが無いと思います。

テザー撮影でPCに転送された画像を見て「この機材だからこんなに綺麗に撮れるんだ」と思ってくれているようです。

実はこの時はほとんどアオリを使っていませんので普通の中望遠マクロで十分撮れるのですがそんなことはその場の誰にも分かりません。

大きい機材は取り回しが大変ですし機動性が犠牲になりますが、それらをはるかに上回る「信頼を得られる」という大きなメリットがあります。

反省点。

今回はかなり狭い個室での撮影でした。

光沢のある器や鏡面仕上げの器があるとどうしても天井や壁が器に写ってしまいます。

ある程度広い部屋であれば天井や壁にストロボの光が届かないように調節できるのですが、狭い部屋ではどうにもなりません。

うなぎなら写り込みは無いものと思っていたらひつまぶしに使う急須の蓋がステンレスのものでした。

壁に掛かっている小物などごちゃごちゃ写り込んでしまいました。

そんなに大きな扱いにならないのでそのままでいいと言われましたが、ちょっと反省です。

白か黒のレフ板か布で写り込みを処理しないとダメですね。

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ジナーf2で刃物の撮影

刃物のライティング

岐阜県関市は刃物の町です。

そちらから包丁の撮影依頼がありましたので事前にライティングを確認してみました。

刃物はブツ撮りの中でもなかなか難しいジャンルですね。

肝は刃の部分のハイライト具合とグラデーションの調節です。

ハイライトを極端に強くして「キラリンッ!」という輝きを入れる方法もありますが、名前や製品名が彫られていたりすると文字が読めなくなってしまう可能性が出てきます。

今回はフラットな優しいグラデーションにして強いハイライトは無し。

刃の部分にトレペを写り込ませます。

ストロボの位置や強さを調節してグラデーションの度合いを調節します。

グリッドを付けるとグラデーションの幅をもっと狭くすることができますが、今回はグリッドは付けずに滑らかなグラデーションにしました。

包丁1本だけの撮影であればもっとインパクトのあるライティングでもいいのですが、今回は30本ほどの商品があるそうですのでなるべくオールマイティに撮影できるライティングにしています。

刃の長さや幅もそれぞれ変わってくると予想できますので、微調節はストロボの位置や角度だけでできるように工夫します。

包丁はスーパークランプに挟んで地面から浮かせて撮ります。

なるべく位置がズレないように強力なクリップで固定しています。

釣り糸で吊るす方法もやってみましたが、刃の部分は釣り糸では切れるかもしれませんし、刃はなるべく触りたくないので強力なクランプにしました。

柄の部分なら強めに挟んでも大丈夫です。

そしてジナーf2の登場です。

包丁の角度に合わせてフロントをスイングさせればf11でもピント面の調節で深度を稼ぐことができそうです。

包丁は長細いので手前と奥ではパースがかかってしまい奥が実際より細く見えてしまいがちです。

これはバックのスイングやチルトで修正します。

撮影段階でここまで完成させておくことで、PHOTOSHOPでの後処理も楽になります。

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オイルライターのディテール

オイルライターのディテール

モノクロで撮影することでディテールに意識を集中させることができます。

正面からの撮影でも問題は無いのですが、商品撮影の場合は側面や上部も見せたくなります。

特に上部は見せたいことが多いです。

被写体の真正面にカメラを置けば歪みなく撮影できますが、上部を見せるためにカメラ位置を上げるとどうしても下部がすぼんでしまいます。

このすぼみを蛇腹のアオリを使って補正します。

真正面から撮影

カメラ位置を上げて撮影

バックチルトアップでセンサー面を被写体に対して平行(地面に対して垂直)にします。

フロントチルトアップで同じように被写体に対して平行(地面に対して垂直)にします。

モニターを見ながら被写体が画面中央辺りにくるようにフロントフォールで調節します。

ピントを合わせてシャッターを切る。

この手順で被写体のディテールは綺麗に補正されるわけですがよく見ると下部のピントの甘さと画面上部のケラれ(光量落ち)が気になります。

見下ろす角度や使うレンズによってもどのくらい制限されるかは変わってきますので、この制限度合いを体に覚え込ませておく必要がありそうです。

あまり極端なアオリは必ずどこかが破綻するのでさりげなくアオることが重要なのだと思います。

GFX50Sは5000万画素もありますので、やや引き目で撮影しておいて後でトリミングをする方がいいみたいです。

深度も稼げますし、歪みも抑えられますし、ケラレの影響も受けにくくなります。

修理後のトヨビューは快適

フロントフレームのロックノブが壊れたのでバック用のフレームをフロントフレームにして使っていますが何の問題もなく使えています。

部品が壊れても直して使えるモノというのは愛着も湧いていいですね。

ロックする時の力の入れすぎにも自然と注意するようになります。

こうして使ううちにだんだん手に馴染んで来る感じがたまりません。

大判カメラで接写

大判カメラはマクロレンズじゃなくても接写ができます。

大判カメラの蛇腹をビヨーンと伸ばすとマクロ撮影ができます。

フィルムでの撮影の場合は、接写倍率や露出倍数を算出してこれを考慮して構図や露出を決定しなければいけないので非常に面倒くさいです。

しかしGFX50Sを使えばモニターで確認しながら構図を決められますしミラーレスのセンサー直で露出を測っているので露出倍数の計算も必要ありません。

とても適当にできます。

通常の撮影ではこんな感じですが蛇腹を伸ばすとこんな感じ。

トリミングしているわけではありませんよ。

蛇腹の伸縮具合はこんな感じ。

レールを延長して蛇腹を伸ばしています。

追加の蛇腹を付けてさらに伸ばして倍率を上げていくこともできます。

(蛇腹の長さ-焦点距離)÷焦点距離=倍率

ということで、150㎜のレンズを付けていますので蛇腹を300㎜に伸ばすと等倍の撮影ができます。

蛇腹を足して600㎜にすると倍率は3倍になります。

蛇腹を伸ばすと光量が落ちる。

蛇腹を伸ばすと光量が落ちるので絞りを開けるか光量を強くするかして補います。

ただでさえ深度が浅いので光量で調節する方がいいと思います。

ではどのくらい暗くなるのか?

蛇腹の長さ÷焦点距離=絞り

ということで、蛇腹を300㎜に伸ばした場合150㎜レンズであれば2絞り分暗くなります。

蛇腹を600㎜に伸ばせば4絞り分暗くなります。

焦点距離の長いレンズでは蛇腹もたくさん伸ばさなければならないので、90㎜レンズ辺りの方が手軽に倍率を稼げそうです。

仕事で接写が必要になることは無いと思いますが大判カメラならではの遊び方としてとても楽しめます。

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広角レンズボード装着で90㎜レンズも使えるように。

広角レンズボードが届きました。

広角レンズボードは内側に凹んでいて広角レンズの利用には欠かせません。

僕は風景は撮影しないのでそれほど使う機会は無いのですが、このボードのお陰で所有しているレンズが全部使えるようになりました。

シノゴで90㎜は35㎜換算で約25㎜。

建物の外観には最適となります。

ただ残念なことにGFX50Sのセンサーでは広角レンズボードを付けても90㎜は使えませんでした。

GFX50Sでデジタル撮影は標準レンズからしか使えないということですね。

シノゴで150㎜は35㎜換算で約42㎜。

この画角でステッチング撮影(撮像面を上下左右に動かしながら撮影した画像を画像編集ソフトで合成して高画素のデータを作ること)をするとかなり高精細で緻密な撮影ができそうです。

ぜひやってみたい。

最近はこの大判カメラをいじってばかりです。

いろいろな発見もあって面白いです。

デジタルカメラと融合させるためにはまだまだ工夫が必要なこともわかってきました。

中には一眼レフカメラのペンタ部分の出っ張りやグリップを削ってフランジバックを稼ごうという猛者もいらっしゃるそうですがとても僕にはできません。

今あるシステムでできる限りの撮影をしようと思います。

とりあえず必要なものが全部揃ったので、これから特訓です。

明日は久しぶりにヘアサロンのモデル撮影です。

ブツ撮りばかりやっていましたので、モデル撮影にちょっと不安です。

美容師さんの要望はぶっ飛んでいることが多いのでどんなイメージを求められても対応できるように準備しておかないといけません。

ソフトBOX、グリッド、レフ板、ビューティーディッシュ、アンブレラ、トレペ…。

とりあえず車に詰め込んで行きます。

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ブツ撮りの練習-大判でアオる

バックフォールとフロントライズ

箱を下から仰ぎ見るように構図を設定すると若干上部のすぼまりがあります。

これをトヨビューのアオリで補正してみました。

先ず水平垂直を目視で合わせます。

センサー側が下(バックフォール)、レンズ側が上(フロントライズ)に調節。

これで上部のすぼまりが解消できました。

しかしこのままでは下部までピントが来なくなります。

もっと絞るかフロントチルトでピント面の補正が必要のようです。

結局は複合アオリとなるわけですね。

これは思っていたより複雑な作業になりそうです。

ビューカメラよりフィールドカメラの方が出番がありそう。

フィールドカメラのアオリ機構はビューカメラほど自由度はありませんが若干深度を深くしたり気づかない程度に形を補正することはできます。

これはホテルでのクリスマスケーキの撮影のセッティングですが、フィールドカメラならそれほど場所も取らずに撮影できます。

たためばカメラバックにも入ります。

この撮影で既にカメラ購入代のもとは取れてしまいました。

僕のギャラが高額だという意味ではなく、いかに大判カメラの中古価格が安いかという話です。

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フロントスイングでピント面の調節

フロントスイングやってみました。

150㎜レンズで絞りf11で撮影するとこんな感じになります。

ピントは3つ目に合わせています。

2つ目〜4つ目まではピントが来ているようです。

これをフロントスイングというアオリを使って絞りを変えずに7つ全部にピントが来るように調節してみます。

全体的に深度の深い写真になりましたが最後尾の7つ目まではピントが来ませんでした。

アオリ角度は10°です。

角度の調節でもう少し追い込めるのかもしれませんが、f22くらいまで絞ればいけそうです。

アオリを効かせすぎると光量が落ちたり形が変形したりしてそれを直すためにバック側を動かしてみるとさらにいびつになってしまったりしてどんどんゴールが遠ざかっていく気がします。

アオリすぎに注意しないといけません。

僕の場合ですが実際の現場ではフロントスイングを使う機会は少ないと思います。

会席料理のように品数の多い撮影ではフロントチルトダウンで深度を稼ぐことが多くなりそうです。

被写体と向き合う時間が大切。

「大判カメラで撮影をすると写真が上手くなる」というどなたかの言葉を信じてもう少し取り組んでみようと思っています。

商品撮影ではその商品の形や素材や特徴をよく観察して魅力を最大限に表現することが大切です。

大判カメラで被写体を見ていると様々な角度から被写体を観察することになります。

時間はかかりますがより良い写真になっていく気がします。

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