撮影テクニックアドバイス

副業でガッツリ稼げるカメラマン養成プログラム

岐阜市六条にて『副業でガッツリ稼げるカメラマン養成プログラム』1期生の受講希望者を募集します。
毎月2回4時間10:00〜15:00(ランチ休憩1時間)全12回の講習で半年後フリーランスカメラマンに!

現在、副業でガッツリ稼いでいるカメラマンが増えています。WEBメディアが広がれば広がるほどカメラマンの需要も高まります。
しかし、カメラを購入したらすぐに副業で稼げるというほど甘くはありません。

“見る人を感動させる写真”、“確実に売り上げに繋がる商品写真”、“現場での気遣いができる人間力”、“各分野ごとに存在する伝統や作法などに対する広い見識”。

報酬を頂くカメラマンとして必要なスキルは長年の実績や研究の中で少しずつ培われ磨かれていくものです。

これまでカメラマンは、写真スタジオや印刷会社の写真部門に所属しながら与えられた仕事をこなしていましたが、現在ではランサーズやクラウドワークスのようなマッチングサイトで仕事を請け負えたり、カメラマン自身のSNSでの情報発信を利用して仕事に繋げたりできます。

所属組織を持たないフリーランスのカメラマンにとってはとても恵まれた環境になってきました。

スキルさえあれば、やりたい仕事でお金を稼ぎやりたくない仕事はやらなくていいという夢のような働き方(生き方)が実現できる時代です。

 

「喜ばれるから写真を撮ってはいるけど、独学なので実は自信が無い」

「仕事の依頼は入るけどほとんどリピートしない」

「技術はあるけど仕事が無い」

「高額な照明機材の購入に踏み切れない」

「SNSの活用方法がわからない」

「レタッチまでできるようになりたい」

「ECサイトのクオリティをもっと上げたい」

「カメラマンに転職したい」

「将来Youtuberを視野に入れている」…



『副業でガッツリ稼げるカメラマン養成プログラム』ではそんな悩みを抱えている方や希望を持っている方にとって魅力的なワークショップです。

最低限必要なスキルを身につけるためのカリキュラムに絞り、先ずは目と耳で理解します。
その後、実際の撮影現場を体験して頂くことで、トラブルへの対処やライティングの応用などを身につけていきます。

同時進行で仕事の斡旋をしたり、仕事を受注するためのノウハウをレクチャー致します。

受講者様への特典

○プログラム受講期間中、撮影機材やスタジオ(岐阜市六条) を特別料金でレンタルができます。(ただしご予約はスタジオの空いている営業時間内の日時に限ります。)
○講習日以外でも相談を受け付けます。
○個々のスキルに合わせて仕事を斡旋致します。
○卒業後は『副業でガッツリ稼げるカメラマン養成プログラム』の講師として推挙させて頂きます。
○現場へ同行して頂くことができます。アシスタントとしての同行の場合は報酬も発生致します。
○受講者様自身のホームページ(オリジナルドメイン)を特別料金で作成致します。

 

受講料:120,000円(税込)

※スタジオ、機材利用料含む。
※2回まで分割払い可能。
※プログラムスタート後のキャンセルや受講者様の都合でご参加いただけなかった回がある場合にはご返金は致しかねますので予めご了承下さい。

持ち物:デジタル一眼レフカメラ又はミラーレスカメラ(メーカー、機種不問)・標準レンズ(他にもお好きなレンズを使って頂いて構いません)



実際にどんな事が学べるかを知って頂くために相談会をご案内させて頂いています。お問い合わせフォームから相談会のお申し込みをして下さい。

 

開講場所日時

開講場所は岐阜市六条の撮影スタジオです。

開講日時はまだ確定していません。受講希望者さんの要望を聞きながら調節しようと思います。現時点では水曜日を希望されている方がみえますので、水曜日に確定してもいいですし、平日は難しいという方が多ければ日曜日でもいいかと思っています。また、時間の都合が合えば個々の受講希望者さんに合わせてバラバラにしても良いかとも考えています。

皆さんの希望をお聞かせください。

 

お問い合わせはこちら

TEL. 090-1414-9733 岩田

✉️ iwata@cameraclub2013.com

お問い合わせフォーム→こちら

キッズモデル撮影。

可愛いキッズモデルさんの撮影。

掲載許可をいただいたので撮影風景を紹介します。

大手企業のCMや看板などに起用されるというキッズモデルさんを撮影しました。

ポージングも慣れたものでとっても上手。

この撮影の模様が彼女のYoutubeチャンネル「ゆーちゃんねる」で公開されてます!

 

 

 

 

ライティングは最近の定番ライティング

背景紙は白と黄の2パターンでしたので、バック照らしのライトは左右2灯ずつ合計4灯です。

白のみの場合は左右1灯ずつでもやや強めに焚いてしまえば白飛びしますので2灯でいいのですが、

黄や赤やピンクや青のように色が付くと明暗のグラデーションがくっきり出てしまいますので4灯で均等にバックに当てる必要があります。

メイン光はソフトBOX上下2灯で光源の面積を稼ぎます。

被写体の後ろに出る影を柔らげるためのフィルライトはバック照らしがあるので必要ありません。

被写体の輪郭を強調するためのリムライトも同様の理由で必要ありません。子供は動き回ることも想定できますのでそもそもリムライトは邪魔になります。

被写体自身の光が当たらない部分の影は大きめのレフ板で柔らげます。

トップライトは被写体の髪の質感を出すには必要ですが、あまりフラットすぎるのは好きじゃないというディレクターさんの要望で必要無し。

ソフトBOXの柔らかい光はサイド光であっても髪の質感までちゃんと出してくれます。

 

ということでこれでバッチリ。いろいろはぶいても6灯使ってますからね。

 

ペット撮影のシミュレーション

小物集め

ペット撮影の依頼が入りましたので、せっせと小物を集めています。

アンティークやクラシックな感じにしようと考えています。

ぬいぐるみでシミュレーション。

ちょうど犬と猫のぬいぐるみが部屋にありましたので、ライティングのシミュレーションをしてみました。

いざライティングを組んでみると意外と難しいことがわかりました。

ソフトBOXの柔らかい光で組み立てると全体に光が回りすぎてしまい、アンティークな感じが出ません。

そこで背景までは光が届かないように向きを逆光気味にして、どうしても色を出したい小物にはグリッドを付けたライトをもう1灯使いました。

ペットが動き回ることを想定するとこのライティングでは使えないカットが増えてしまいそうです。

かといって、全てフラットで小型の動物にも大型の動物にも対応させるライティングではアンティークな感じが出ません。

105㎜マクロレンズのオートフォーカスで動くペットを追いきれないかもしれません。

どうりで…

インターネットでペット撮影などで検索すると屋外で撮影されたものが多いですね。

躍動感あふれる写真はとても良いものですが、雨降ったらどうするの?ってなりますね。

ギャラが発生するかぎり、「雨でしたので撮れませんでした」とは言えません。

スタジオ撮影はどうしても時間がかかるものです。

アンティークなイメージはゆずれないところですので、ペットの大きさに合わせて微調整しながらの撮影になりそうです。

なんとかマクロレンズのオートフォーカスに頑張ってもらいたいのですが…。

動画撮影にシフトチェンジ。

大光量200WLEDスポットライト とスタンドの3灯セットを購入!

クリスマスプレゼントでもないのですが、LEDライト3灯セットがちょうど今日届きました。

富士フィルムGFX50Sを買うのをやめたので、照明機材を強化することにしました。

動画撮影用に使える定常光LEDライトです。

思っていたより大きく重たかったのでロケ用に使っていたキャリーバッグの中身を全部出して、専用ケースにしました。

3灯セットなので、専用のライトスタンドもあるのですが、さすがに入るスペースが無いので、ライトスタンドは別のケースに入れます。

来年は動画の仕事が増えてくると予想。

今まで動画はおまけ程度の仕事と考えていたので、試行錯誤しながら写真撮影と並行して少しづつ経験を積んできました。

うまくいくこともありますが失敗も多かったです。

しかしその失敗から多くのことを学べました。

動画も写真も光が重要。

写真の場合はストロボ光が使えるので、瞬間光で大光量を使った表現が可能でした。

動画の場合は定常光での撮影となるので日中の屋外ならまだましですが、屋内での撮影には苦戦しました。

現場の照明は大抵は蛍光灯やハロゲンランプです。最近はLEDも増えてきましたが、現場の環境光を利用する撮影はどうしても思うような動画が撮影できません。

映画やドラマ撮影のライティングに使われるHMIは500Wほどある大光量です。しかもそれを何灯も使います。安いものでも1灯150000円程します。

個人でこんなものを何灯も所有するのは現実的ではありませんし、電子レンジ程の消費電力の機材を何灯も同時に使える現場はほとんどありません。

ということで、200Wを3セットならギリギリ大丈夫じゃないでしょうか。3灯セットで150000円。さすが中国製。

ちゃんと東京の会社が販売してくれているのでまぁ安心です。

届いたライトスタンドのネジが一箇所欠品していたので、メールで問い合わせるとすぐに返事が来て発送してくれました。

LEDライトも全てチェックしてみましたが調光もリモコンも問題なく使えそうです。

ライティングの基本

写真も動画も同じですが、基本は3灯ライティングです。

キーライト、フィルライト、バックライトです。

これを基本によりイメージに合わせて光量や光質、距離や角度を微調整していきます。

キーライトに2灯使ってフィルライトをレフ板で代用したり、トップライトを追加したり、背景用の光を入れたりします。

 

企業のホームページやプロモーションに動画撮影の依頼をお考えの方は、カメラくらぶをご利用ください。商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの出張依頼をご希望の方はお気軽にご相談ください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称 カメラくらぶ
住所 岐阜県岐阜市柳津町下佐波4-75
TEL 090-1414-9733
E-mail iwata@cameraclub2013.com

 

スタジオライティング

人物撮影のスタジオライティング

久しぶりに衣裳屋さんで撮影の依頼がありましたので、覚えも兼ねてライティングについてです。

バック照らしを両サイドから2灯、人物から見て右斜めから上下2灯(メイン光)、左サイドから1灯、合計5灯ライティングです。

人物が1人の場合はサイドをレフ板にすることもできますが今回は婚礼の前撮りですので2人です。

ですので、左サイドからも1灯当てて影になる部分を若干明るく照らします。

ブームスタンドを使ってトップライトを入れるとほぼ完璧になりますが、機材が増えればそれだけ転倒の危険性が増しますので今回はやめました。

その代わりメイン光上段のソフトボックスをやや下向きにしてカバーできればという感じです。

光のカットも重要

このバック紙は最初から光が当たっている感じがそのまま描かれているので、バック照らしの2灯は実は無くてもそれなりに背景が暗めのカッコいい写真は撮れます。

しかしそこは手を抜かずしっかり照明を当ててあげるとシャキッとした写真になります。さらにメイン光とサイド光が作る被写体の足元の影も和らげてくれます。

気をつけないといけないのは背景照らしの照明は被写体のすぐ横から背景に向けて当てますので、その光が被写体に直で当たってしまうことがあります。

狭い場所では特に当たりやすいです。

そんなときは黒ケント紙などで被写体に向かってくる光をカットしておきます。写真ではリフレクターに黒ケント紙をテープで貼ってあるのが見えます。

セッティングの順番

昔は1灯1灯露出計を使って光量や角度などを調節していましたが、デジタルカメラならシャッターを押せばモニターで確認できますので露出計は使わなくなりました。シンクロコードがいらないので現場もスッキリしています。

まずシャッタースピードを1/120秒に設定、感度をISO100に設定、絞りをf8〜f11辺りに設定。

背景照らしの2灯を炊いて背景の露出を決めます。明るめでも暗めでも好みで決めます。

次にメイン光の上下2灯の光量と角度と距離を決めます。400Wのモノブロックで1/4程度の光量だったと思います。

次にサイド光をメイン光の半分以下くらいに設定して角度と距離を決めます。

複数ポーズに対応可能

確実に撮らないといけないポーズは2〜3カットくらいですが、その場のノリで見つめ合ってもらったり背中合わせになってもらったり向かい合ったりいろいろなポーズを撮ってあげたいので、このライティングなら顔がどちらに向いていても光は補えているので、照明をいちいち気にしずにポージングの指示に集中できます。

写真は構図が命!カメラが上手くなるトレーニング法とは?

写真は構図が命!カメラが上手くなるトレーニング法とは?

カメラ好きの中には、「同じカメラを使っているのにあの人の方が上手」「どこか素人感が出てしまう」そのような悩みを抱えている人も多くいると思います。カメラは誰でも始められる気軽な趣味だからこそ、きちんと勉強してきた人とそうでない人との間には大きな開きがあります。生まれもってのセンスももちろん関係しますが、どれだけ多くの構図を知ってるかで作品の質が変わります。この記事では、構図にはどのような種類と、カメラが上手くなるトレーニング法をご紹介しています。「写真が上手くなりたい!」と思っている人にとっては有益な情報となっているので、ぜひ最後までお読みください。

構図の重要性

パっと見た時に、妙に違和感のある写真がありますが、その理由は明確で、要は構図が下手だから、といえます。これは感性というよりも、知識として身に付けておかなければいけません。カメラ初心者がよくやってしまうのが、毎度決まって被写体をど真ん中に配置することです。そうした構図がベストな場合もありますが、多くの場合、素人感が拭えません。ここでは、知っておくべき構図をご紹介します。

対角構図

どんなものを撮るときでも一番簡単にキマる構図が、対角線上に配置する方法です。まず、撮りたいメインの対象物を決めたら、対角線上にセットする何かを置きましょう。そうすることで全体的なバランスがよくなります。

三分割法

対角線を意識した構図と同じくらい重宝するのが、こちらの三分割法です。三分割法もとてもシンプルで、撮りたい被写体を見出したら、頭の中で縦と横に三分割する線を引きます。なお、この線は、カメラの機能に搭載されている場合がほとんどですので、設定して常に表示させておいてもよいでしょう。

その縦横の線が垂直に交わる箇所に一番写したいものを配置すると、大変バランスのいい写真が撮れます。三分割法を使うのに適した例が、地平線が見える海。空と海の境、砂浜と海の境を線上に置くと、まとまった写真になります。三分割法を使うときは、水平、垂直を意識してください。

額縁構図

額縁構図はその名の通り、メインの被写体を額縁(又はその代わりになるもの)で囲う方法です。実際にそこに窓枠などがあれば分かりやすいのですが、そういったものが無くても影などで作られた部分を活用することもできます。少し高度なテクニックになりますが、コツを掴んだらワンランク上の写真を撮ることができるようになります。

シンメトリー構図

シンメトリーを訳すと「対称性」という意味になります。上下左右に分けた空間に、対称の物を持ってくる構図です。分かりやすい例でいうと、春になると見ることができる桜の並木道は、左右に植えられていることが多いので、簡単にこの構図を試すことができます。また、水面に反射している風景を、実際のものと上下セットで写すのもオシャレです。

写真を見たときに「この写真バランスがいいな」と思ったら、それがどのような配置になっているのか注意して見てみましょう。一度構図について勉強すると、雑誌に載っている写真などでも、どのような構図テクニックを使っているのかが分かってきて、また違った楽しみ方ができます。

カメラが上手くなるトレーニング

自分が惹かれる写真を100枚集める

特に初心者の方に試していただきたいことが、 自分が惹かれる写真を100枚集める、というトレーニングワークです。ネット上にある素材をたくさん見比べて、自分が好きなものを見つけたら1つのフォルダに集めていってください。

そうして集まった100枚の写真を見た時に、共通点を見つけることができると思います、例えばそれが、コントラストのはっきりした写真なのかもしれませんし、彩度の低い写真かもしれません。自分の好みの写真の特徴が何なのか、分析してみてください。その上で、自分が撮った写真と見比べて、どこが出来ているのか、何がどう足りないのか、そうした課題が自然と浮かび上がってきます。

一つの被写体を色々なアングル、設定で撮る

同じ被写体でも、上から撮ったものと下から撮ったものとでは全く別の印象になります。また、順光や逆光、半逆光でも大きく変わります。一つのものをさまざまな角度から撮ってみることで、光の入り方や構図などを勉強することができます。机上で勉強するのはもちろん大切ですが、実際にカメラを手にとり撮影するのとでは、得られる情報量が違います。

まとめ【カメラ上達には努力が必要】

「カメラはセンスの問題」と言う人がいますが、たしかにその通りなのかもしれませんが、それよりもなによりも、どれだけ撮影のテクニックを知っているかがキーになります。センスがない人でも、構図や色の知識を増やすことで、人の心を惹く写真を撮ることができます。たくさんインプットをした後は、実際に手を動かして色々と試してみてください。

岐阜県にある商品撮影代行をしているカメラくらぶは、”売るため”の写真撮影を行っています。商品をより魅力的に見せ、購入に繋げることが目的です。商品撮影に特化しておりますので、照明の当て方、距離、強さ、色、使用するレンズ、カメラ位置、背景、小物、部屋の温度…様々な要素をベストな状態に組み合わせて完成させることができます。商品撮影に手こずっていた方は、ぜひ一度ご相談ください。

【料理を撮影する7つのコツ】これを知っておくだけで圧倒的に差がつく!

【料理を撮影する7つのコツ】これを知っておくだけで圧倒的に差がつく!

料理がテーブルに運ばれてきたとき、恐らくそのテーブルに座っている半分以上の人は、カメラを取り出して料理の写真をパシャパシャ撮り始めると思います。そんなとき、目の前にある料理はすごく美味しそうなのに、なかなか写真だと伝わらず、残念な気持ちになることはありませんか。料理の写真は上手に撮れるようになれたら嬉しいものです。そこでこの記事では、初心者でも上手に料理の写真が撮れるテクニックを7つご紹介します。これらのテクニックを駆使して、写真のクオリティがアップすること間違いなしです。ぜひ実践してみてください。

自然光を取り入れる

料理を撮影するときに一番大事なのが自然光です。その料理の自然な色合いをそのまま残すことができるので、美味しそうに撮影できます。余裕があるなら窓側に持って行って撮影するとよいでしょう。室内の照明によってもだいぶ違った印象になりますので、光の種類にも気を配ってください。

料理に限らず室内で撮影する際は、フラッシュは控えましょう。フラッシュをたくことで不自然な光が入ったり、色が飛んだりしてしまいます。暗い場所で撮影するときは、どうしても手振れが気になるものですが、ISO感度を上げて撮影すれば、だいぶ解消されます。

料理以外は写さない

料理の撮影でついついしてしまいがちなのは、背景にいらないものが写り込んでしまうケースです。テーブルの上はおしぼりだったり、爪楊枝だったり、さまざまなものが置かれています。良い写真を撮りたいのであれば、めんどうでもそうした邪魔なものは全て避けて撮影しましょう。なお、定食についてくるお漬物やお吸い物は背景として写っても、気にしなくても大丈夫です。

シズル感を意識する

シズル感とは、臨場感溢れる様子を表現した言葉です。食べ物を撮影する上で、このシズル感は非常に大切にされています。例えば鉄板の上に乗せられてきたお肉を撮影するときには、最初の数秒が命です。鉄板から立ち昇る湯気、きらきらと輝きながら流れる肉汁、それに華を添える付け合せ、これらをいかにも美味しそうに撮影することが、臨場感溢れる写真になります。ただし、全てにおいて、料理が出されてすぐに撮ればいいというわけでなく、料理によって撮るべきタイミングは違いますので、感覚を磨いていきましょう。

斜め45度で撮る

料理は高さを出すと美味しそうに見えるため、料理人も盛り付けの高さにはこだわります。斜め45度から撮影する理由は、写真の中で立体感を表現することができますし、実際に料理を頂く時と同じくらいの角度となり、よりリアリティを演出することができます。

メインを決める

定食などでは特に一枚のおぼんに乗せて運ばれてくることが多いものですが、そういった状況ではついおぼん全体を入れて撮影しがちです。その定食の記録をするのであれば問題ありませんが、美味しそうに撮れるとは限りません。そこで実践していただきたいことが、自分が一番惹かれるメインの料理に思いっきり寄って撮影する方法です。お皿が少し切れるくらい、極端に撮ってあげると、インパクトのある写真に仕上がります。

縦にして撮る

多くの人はカメラを横向きにして撮影していると思いますが、いつもと違った雰囲気の写真を撮りたいときは、ぜひカメラを縦にして撮影してみてください。奥にも料理が並べられている状態で、手前の料理にピントを合わせると奥行きが生まれ、一枚の写真にメリハリがつきます。横で撮ってしっくりこないとき、ぜひ縦でも試してみてください。

写る料理の数で配置を考える

カメラ撮影で大事なのは構図です。構図には美しく見えるルールがあります。例えば写したい料理が二つある場合、それらを対角線上に並べ、手前にピントを合わせると、バランスの良い写真になります。対象物が三つある場合は交互に並べて配置します。これは料理を撮影するときによく使われる構図で、 三角構図と言います。料理の配置に困ったときは、この三角構図になるよう並べましょう。

まとめ【食べ物の撮影はテクニックが必要】

スマホ片手に気軽に撮ることが多い料理ですが、テクニックを知っていれば何倍も良い写真を撮影することができます。それも、何か特別な機材が必要なわけではなく、角度を変えたり構図を工夫したりするだけです。今回ご紹介したのは今日から試せるテクニックばかりですので、ぜひ実践してみてください。

岐阜県にある商品撮影代行をしているカメラくらぶは、”売るため”の写真撮影を行っています。商品をより魅力的に見せ、購入に繋げることが目的です。商品撮影に特化しておりますので、照明の当て方、距離、強さ、色、使用するレンズ、カメラ位置、背景、小物、部屋の温度…様々な要素をベストな状態に組み合わせて完成させることができます。商品撮影に手こずっていた方は、ぜひ一度ご相談ください。

【ポートレート撮影のコツ】テクニックよりも大事なのはコミュニケーション

【ポートレート撮影のコツ】テクニックよりも大事なのはコミュニケーション

人が写っている写真のことをポートレートと言いますが、人を撮影するのは簡単そうですごく難しいんです。モデルでもない限り、撮られることに慣れていない人が多いので、いざ撮影します、となったときに自然な笑顔を出せません。そこでこの記事では、上手にポートレートを撮影するコツをご紹介します。人物撮りが難しいと感じていた人はぜひ参考にしてください。

ポートレート撮影のコツ

背景をぼかす

一眼レフの写真と聞いたら、人物にピントが合っていて背景がぼやけているものをイメージする人が多いのではないでしょうか?ありきたりなテクニックですが、背景をぼかすだけで一気に素人感が抜けます。これは一眼レフにしか出せない味。初心者はオートで撮ることが多いと思いますが、難しい設定をしなくても自然に背景をぼかしてくれるカメラもたくさんあります。

手前の目にピントを合わせる

被写体がレンズに向かって斜めに立っているときは、手前の目にピントを合わせるようにしましょう。奥の目にピントが合うと、写真を見た時にどこか違和感が残ってしまいます。ちなみに、正面を向いている場合は、特に神経質になる必要はありません。

半逆光で撮る

「逆光=失敗の写真」と思うかもしれませんが、半逆光もしくは逆光で上手く撮影できるようになると、腕がグッと上がります。初心者にはまずは半逆光から挑戦してもらいたいのですが、半逆光とは順光(正面から光が当たっている状態)と逆光の中間のこと。最近のカメラは、半逆光でも顔認識システムにより自動的に顔の周りが暗くならないように調整してくれます。順光で撮影するのも悪くはないのですが、まぶしそうな表情になり、 明暗がはっきりとするので、どこかきつい印象の仕上がりになってしまいます。半逆光の方がより人物が柔らかい雰囲気、そして立体的に写るのでおすすめです。

白い手袋をはめて撮影する

人物写真で表情を美しくイキイキとした印象にするために、目の中に光が写りこむように撮影することが非常に大切になってきます。そこでテクニックとして、白い手袋をはめて撮影に挑んでみてください。手袋の白が瞳の中に写り込み、潤いのある印象を作り出すことができます。これがいわゆるレフ版効果といわれるものです。ドラマの撮影などで必ず近くにレフ板があるのは、こうした理由によるものです。このように、趣味でカメラを触るだけなら、レフ板のような大掛かりなものを準備せずとも、白い手袋で簡易的に代用できます。

頭を少し切る

被写体を枠いっぱいで撮りたいときにやりがちなのが首切り。首の下で切ってしまうと、どうしても違和感の残る写真になってしまいます。そんなときに試していただきたいのが頭を少し切るテクニック。小顔効果もありますし、親近感の生じる写真になります。

緑を背景に入れる

「人物×緑」の相性は抜群。背景に緑を入るだけで、美しく爽やかに感じます。ポートレート撮影用のスタジオの背景に、よく観葉植物が置かれているのは、こういった理由からです。外で撮影するときは、草木が生えている場所を選ぶといいでしょう。

全身写真の撮影は全てを入れる

全身のポートレート写真の場合、体の一部が少しだけ切れるような構図は避けましょう。例えば、足首の下が切れていたり、帽子が切れていたりすると、どうしても違和感が残ります。全身を撮影するときはどこも切れないように収めるのがポイントです。

モデルをリラックスさせるテクニック

カメラを使うテクニックも大事ですが、それ以上に大切なのは、いかにモデルにリラックスしてもらえるか、がカメラマンの腕の見せ所。 モデルでもない限り、「笑って」と言われて自然に笑える人はそうそういないでしょう。撮影が苦手な人もたくさんいるので、会話でモデルをリラックスさせてあげましょう。

無言撮影はNG

撮影に真剣になりすぎて無言になることだけは避けましょう。無言で撮影を続けられると、どうしたらいいのかモデルも分からなくなります。普通の会話をしながら、ふっと出た笑顔をカメラに収めるのがカメラマンの仕事です。コミュニケーションをしっかりと取って、お互い気負わずに撮影できたら成功です。

人の少ない場所を選ぶ

撮られることに慣れていない人は、人混みの中での撮影に少なからず抵抗があります。そういった場合は、人通りの少ない落ち着いた場所を撮影場所に選びましょう。モデルが人の目を気にせず、撮影に集中できる環境を整えましょう。

まとめ:ポートレート撮影にはコツがいる

人物の撮影は物体を撮影するよりも難易度は高いです。カメラを使いこなすテクニックはもちろん大事ですが、それ以上に、モデルとコミュニケーションをしっかりと取り、自然な笑顔を引き出す力が必要になってきます。楽しく撮影することを心掛けていれば、必ずいい作品ができます。

岐阜県にある商品撮影代行をしているカメラくらぶは、”売るため”の写真撮影を行っています。商品をより魅力的に見せ、購入に繋げることが目的です。商品撮影に特化しておりますので、照明の当て方、距離、強さ、色、使用するレンズ、カメラ位置、背景、小物、部屋の温度…様々な要素をベストな状態に組み合わせて完成させることができます。商品撮影に手こずっていた方は、ぜひ一度ご相談ください。

スピードライトでイメージ広告!

スピードライト2灯でイメージ広告を作ってみた。

年明けから暇な日が続いていたので、スピードライトのハイスピードシンクロを使ってイメージっぽい写真に挑戦してみました。どことなく強引で荒削りな感じの仕上がりですが、スピードライト2灯のみでそこそこ良い感じです。合成をもっと丁寧にやらないといけませんね。

背景の水しぶきはお風呂場で。

水しぶきはシャワーの水を撮影しました。フィルム時代ならジェネレーターの光量を小さくして閃光速度を極端に早くするとか、全速同調のレンズシャッターのカメラを使うとかの方法があると思いますが、どうしても大掛かりになる上にビニールシートを敷いたり発光面に色付きのセロハンをかぶせたりと何かと大変でした。

スピードライトのハイスピードシンクロを使えばそこそこ高速シャッターが切れますので、水の動きを止めることができます。色も後から変えられます。ですので、シャワーから出る水を手持ちのカメラで数枚撮っておきます。

金麦はガンガンに冷やしたものを常温に置いておくという手もありますが、時間短縮のために鍋でお湯を沸騰させてその蒸気を20秒ほど当てると簡単に水滴がつきます。切り抜き前提ですので、影の出方は無視してなるべく切り抜きしやすいように輪郭が出るように撮影します。

あとはPhotoshopで合成するだけです。シャワーの水滴を部分的に金麦にかぶせるところがミソなのですが、右の金麦を縮小して遠くにあるように見せたのに、シャワーの水滴のかぶせ方を間違えてしまい少し違和感が残ってしまいました。

あまり使う機会は無いと思いますが、完成イメージにどこまで近づけられるかを確認しながらトレーニングをすることは大切ですね。

 

お菓子のライティング

お菓子のライティングを確認してみました。

年明け早々にティラミスの撮影をしてきたのですが少々疑問に思う部分があったので部屋でライティングの確認をしてみました。

現場ではいつも通りディフューザー越しのサイド光1発で影の処理をレフ板で調節するというシンプルな撮影でした。

気になっていたのは被写体の奥にもう1灯ライトがあった方が良いのか否か。石鹸に見えますが僕の大好物の「白いダース」です。6面体なので光の当たり具合が分かりやすいです。

こんな感じのセッティングです。メインはサイドです。奥のソフトボックスはメインの1割ほどの光量です。

奥のライトはレフ板よりは若干強い程度の光しか出ていませんので露出は変わりません。画面全体が柔らかくなる効果があるようです。これ以上少しでも光量を上げると不自然な影が出てきてしまいとても厄介です。角度や距離を微調整しなければなりません。

お皿に乗せた場合は特に奥のライトは効果的だと思います。またスプーンやフォークなんかが食材の右に置かれると1灯では影に入ってしまいますが、奥のライトがあるだけで助かるかもしれません。

透過光としても最適。

空ビンでは効果が分かりにくいですが、液体が入っていた場合は良い感じに透過光となってくれそうです。

ねらった写真に少しでも近づけるようにライティングは妥協せずにやりたいものですね。このライティングもきっと仕事に活かせる時もあるはずです。