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【料理を撮影する7つのコツ】これを知っておくだけで圧倒的に差がつく!

【料理を撮影する7つのコツ】これを知っておくだけで圧倒的に差がつく!

料理がテーブルに運ばれてきたとき、恐らくそのテーブルに座っている半分以上の人は、カメラを取り出して料理の写真をパシャパシャ撮り始めると思います。そんなとき、目の前にある料理はすごく美味しそうなのに、なかなか写真だと伝わらず、残念な気持ちになることはありませんか。料理の写真は上手に撮れるようになれたら嬉しいものです。そこでこの記事では、初心者でも上手に料理の写真が撮れるテクニックを7つご紹介します。これらのテクニックを駆使して、写真のクオリティがアップすること間違いなしです。ぜひ実践してみてください。

自然光を取り入れる

料理を撮影するときに一番大事なのが自然光です。その料理の自然な色合いをそのまま残すことができるので、美味しそうに撮影できます。余裕があるなら窓側に持って行って撮影するとよいでしょう。室内の照明によってもだいぶ違った印象になりますので、光の種類にも気を配ってください。

料理に限らず室内で撮影する際は、フラッシュは控えましょう。フラッシュをたくことで不自然な光が入ったり、色が飛んだりしてしまいます。暗い場所で撮影するときは、どうしても手振れが気になるものですが、ISO感度を上げて撮影すれば、だいぶ解消されます。

料理以外は写さない

料理の撮影でついついしてしまいがちなのは、背景にいらないものが写り込んでしまうケースです。テーブルの上はおしぼりだったり、爪楊枝だったり、さまざまなものが置かれています。良い写真を撮りたいのであれば、めんどうでもそうした邪魔なものは全て避けて撮影しましょう。なお、定食についてくるお漬物やお吸い物は背景として写っても、気にしなくても大丈夫です。

シズル感を意識する

シズル感とは、臨場感溢れる様子を表現した言葉です。食べ物を撮影する上で、このシズル感は非常に大切にされています。例えば鉄板の上に乗せられてきたお肉を撮影するときには、最初の数秒が命です。鉄板から立ち昇る湯気、きらきらと輝きながら流れる肉汁、それに華を添える付け合せ、これらをいかにも美味しそうに撮影することが、臨場感溢れる写真になります。ただし、全てにおいて、料理が出されてすぐに撮ればいいというわけでなく、料理によって撮るべきタイミングは違いますので、感覚を磨いていきましょう。

斜め45度で撮る

料理は高さを出すと美味しそうに見えるため、料理人も盛り付けの高さにはこだわります。斜め45度から撮影する理由は、写真の中で立体感を表現することができますし、実際に料理を頂く時と同じくらいの角度となり、よりリアリティを演出することができます。

メインを決める

定食などでは特に一枚のおぼんに乗せて運ばれてくることが多いものですが、そういった状況ではついおぼん全体を入れて撮影しがちです。その定食の記録をするのであれば問題ありませんが、美味しそうに撮れるとは限りません。そこで実践していただきたいことが、自分が一番惹かれるメインの料理に思いっきり寄って撮影する方法です。お皿が少し切れるくらい、極端に撮ってあげると、インパクトのある写真に仕上がります。

縦にして撮る

多くの人はカメラを横向きにして撮影していると思いますが、いつもと違った雰囲気の写真を撮りたいときは、ぜひカメラを縦にして撮影してみてください。奥にも料理が並べられている状態で、手前の料理にピントを合わせると奥行きが生まれ、一枚の写真にメリハリがつきます。横で撮ってしっくりこないとき、ぜひ縦でも試してみてください。

写る料理の数で配置を考える

カメラ撮影で大事なのは構図です。構図には美しく見えるルールがあります。例えば写したい料理が二つある場合、それらを対角線上に並べ、手前にピントを合わせると、バランスの良い写真になります。対象物が三つある場合は交互に並べて配置します。これは料理を撮影するときによく使われる構図で、 三角構図と言います。料理の配置に困ったときは、この三角構図になるよう並べましょう。

まとめ【食べ物の撮影はテクニックが必要】

スマホ片手に気軽に撮ることが多い料理ですが、テクニックを知っていれば何倍も良い写真を撮影することができます。それも、何か特別な機材が必要なわけではなく、角度を変えたり構図を工夫したりするだけです。今回ご紹介したのは今日から試せるテクニックばかりですので、ぜひ実践してみてください。

岐阜県にある商品撮影代行をしているカメラくらぶは、”売るため”の写真撮影を行っています。商品をより魅力的に見せ、購入に繋げることが目的です。商品撮影に特化しておりますので、照明の当て方、距離、強さ、色、使用するレンズ、カメラ位置、背景、小物、部屋の温度…様々な要素をベストな状態に組み合わせて完成させることができます。商品撮影に手こずっていた方は、ぜひ一度ご相談ください。