2022年08月03日

LAOWA 20mm F4 Zero-D Shift vs AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

LAOWA 20mm F4 Zero-D Shiftに期待してます。

フジフィルムGFX50SⅡ用に広角レンズが無かったのでアダプターを付けてニコンFマウントの「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」を装着して使っていました。

このレンズはF2.8通しの大三元と言われる非常に人気のあったレンズです。

しかしGFX50SⅡで使うと樽型の歪みが顕著に出てしまい後処理がとても大変でした。

フジフィルム純正の広角ズームが9月辺りに出る予定ですが、

店舗や住宅の内観・外観の撮影依頼が立て続けに入ってきましたので待ちきれずに「LAOWA 20mm F4 Zero-D Shift」のGFX用を購入しました。

シフトが使えるのはありがたい事ですがそれよりも「Zero-D」(ゼロディー)の部分ですね。

ディストーションを極めて少なく補正し、画面の隅々までシャープな画像が得られるとのこと。

レンズが届いたので早速検証。

フレアや長秒時ノイズ低減機能も見たかったのであえて悪条件の場所を探して撮り比べしてみました。

昼間ですが、黄色いハロゲン電球もONにしました。

「LAOWA 20mm F4 Zero-D Shift」の焦点距離は20mm。

35mm換算で16mmですので、「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」も16mmにしました。

「AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED」では盛大なこの樽型の歪みがよくわかると思います。

「LAOWA 20mm F4 Zero-D Shift」ではしっかり抑えられていました。

目の錯覚かもしれませんが若干糸巻き型の歪みにさえ見えてきます。

奥の窓から光がレンズの真正面に入ってきますのでフレアも出てしまう状態です。

フレアの出方も全然悪くないので後工程で直す必要が無いくらいだと思います。

シフトも楽しみ。

±8mmのシフトが可能なのですがこれはまだ検証していません。

フルサイズカメラほどは大きくシフトできませんが、センサーサイズとのトレードオフですので仕方がないです。

僕はいかにもシフトしましたっていう写真は逆に違和感を感じてしまいますので±8mmで十分だと思います。

高い建築物などは先細りがあった方が自然に感じることもありますからね。

どちらにしても自由度が広がってくれることは良い事です。

カメラマンの意図をより反映させることができるわけですから。

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