2020年07月15日

ニコンのオールドレンズが揃いました。

ニコンのオールドレンズが揃いました。

左から

Ai Nikkor 50mm f/1.2

Nikkor N Auto 28㎜ f/2 Ai 改造

Ai Nikkor 24㎜ f/2

かっこいいですね。

どのレンズも最小絞り(16とか22の部分)の数字の色がファインダー確認用の数字の色と違っていますので、後から付け替えた物であることがわかります。

まあまあ古いレンズですね。

50㎜と28㎜は歪みが少ないのでインタビューで使う固定画面用です。

明るい開放値を活かして解像感とボケの強い一眼動画ならではの映像に最適です。

24㎜はアクションカメラ風に

24㎜はRoninn Sに載せてアクションカメラ風に使います。

スタビライザー を使う映像は望遠レンズより広角レンズで被写体を追いかけた方がインパクトのある映像になります。

広角レンズで撮影するのであれば被写界深度は自ずと深めです。

ということは、オートフォーカスである必要も無くなります。

パンフォーカスで狙います。

Ai Nikkorレンズはマニュアルレンズですので、距離の表示がとても見易く作られています。

状況にもよりますが、だいたい2m〜3m。場合によっては無限遠にピントを合わせておいてそこそこ絞ることでパンフォーカスが得られます。

僕の両手を広げた長さがちょうど1.5mですので2mとか3mは簡単に測ることができます。

動画の場合は写真と違って、ピントが甘い時間があってもそんなに気になりません。

被写体との距離を把握して最初と最後にちゃんとピントが来ていればOKです。

動画は時間軸を利用して表現するものですので、案外ピントがズレていてはっきりしない時間が想像をかき立てる効果を発揮してくれることもあります。

一番ダメなのは、ピントが迷ってカクカクしたり、被写体を通り越して背景までいったきり日が暮れるまで帰ってこないなんていう映像は使えません。

Youtuberさんの自撮り動画でもいまだにオートフォーカス使ってる方が見えますが、本人が動く度にピントが行ったり来たりして見ていて気持ち悪くなるものがありますね。

ピントは距離

ピントは距離なんですよね。

カメラを使い始めてオートフォーカスしか使っていない人は、ピントを点で捉えてしまいやすいです。

ピントを面で捉えると構図も整いますし、距離感も身につきます。

距離感が身につけば一眼レフの大きなセンサーでアクションカメラ風の映像が撮れてしまうということです。

とはいえ、重さの問題とローリングシャッター歪みの問題はなかなか解決できません。

小さいセンサーは小さいセンサーで利点もあるわけですね。