2020年07月12日

Nikon Nikkor N Auto 28mm f/2 Ai改造の試し撮り

Nikon Nikkor N Auto 28mm f/2 Ai改造の試し撮りをしました。

28㎜という画角は広角というよりほとんど標準ですね。

デジタルの時代の写真の撮り方は実際よりもやや引き目で撮影するようになりました。

後工程でトリミングすることが前提になっていますからね。

そうなると標準と言われてきた50㎜よりもやや広めの35㎜が標準になりつつあるように思います。

となると28㎜は標準よりやや広め。

しかし今回撮影してみた写真を見ると、ほぼ標準ですね。

ボケ方も見たかったので全て開放。

開放f2でどんなボケ方をするのかチェックしてみました。全て開放で撮っています。フワフワとした柔らかい感じですね。

滲むようなボケ方が良い感じです。

しかしやっぱり画角はほぼ標準です。

ボケ方は良い感じですけど、画角は標準…。

インタビュー動画用に決定

これはもうインタビュー動画用に使うことに決定です。

スタビライザー (RONIN S)に載せてアクションカメラ風の動画用にもう1つレンズを購入しないといけません。

選択肢はズバリ、「Ai Nikkor 24mm F2S」か「Ai Nikkor 24mm F2」。

レンズ名の最後に「S」が付いているかどうか。「S」が付いていれば、これはおそらく露出計連動ガイドを必要としなくなった時代のものですので、比較的新しいモノです。紫色のコーティングも無いと思います。

「S」が付いていない場合は、純正のAi改造か非純正のAi改造か非Aiかということになります。

この時代のレンズは紫色のコーティングがあると思います。

どうせ古いレンズを購入するのなら、「S」無しのAi改造がいいですね。純正かそうじゃないかは関係ないです。

動画用にはコントラストが抑えられている方が何かと都合が良いのです。

F値

絞り開放値(F値)は明るいにこしたことは無いです。

最近では35㎜でF1.8などもありますが、この時代はほとんどF2.8。

F2.8とF2.0はたかが1段ですが、F2.0のボケ方は予想が付かないワクワク感に溢れています。

せっかくオールドレンズを購入するのなら、1段でも明るいものがいいです。

ということで「Ai Nikkor 24mm F2」に軍配!

24㎜で物足りなければ、20㎜も18㎜も控えています。

こういう楽しみ方はニコンFマウントならではですね。