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Fマウントレンズをほぼ同じ画角でXマウントレンズとして使う。

中一光学 「Lens Turbo II」

フジフイルムのX-T4はAPS-CサイズセンサーですのでニコンのFマウントレンズを装着すると1.5倍にクロップされた画角になってしまいます。

ニコンのAiレンズ 50mm f/1.2という癖の強いレンズがあるのですが、このレンズでインタビュー動画を撮るとすごく不思議な感じに背景がボケて面白い映像になります。

50mmは換算で75mmになります。

インタビューではちょっと長すぎて顔のズームアップしか撮れませんでした。

このフォーカルレデューサーマウントアダプターを装着するとそのまま50mmに近い画角でX-T4で使えます。

1段分明るくなる?

もう1つ嬉しい特典が付いてきます。

このアダプターを装着すると露出が1段分明るくなるみたいです。

F1.2のレンズがF0.85のレンズになるわけではなく単純に露出が1段明るくなるだけです。

つまりストロボの光量を1段暗くできたり、感度を1段低くできたり、シャッタースピードを1段稼ぐことができます。

早速猫のぬいぐるみでチャックしてみました。

本当に1段分明るくなりました。

周辺減光もそこそこ出てますが、かえって良い雰囲気です。

画質に関しては、PCのモニターで拡大してみると若干ですが毛並みの解像感が低下しています。

インタビュー動画でそこまで画質を要求しませんので全然OKです。

ニコンFマウント中望遠レンズが復活しました。

85mm前後の中望遠レンズはポートレート、風景、料理、商品撮影などいろいろな被写体に最適ですので何本も持っているのですがAPS-Cサイズのカメラでは長くなりすぎてなかなか出番がありませんでした。

この「Lens Turbo II」のおかげでこれらのレンズも見事に復活しました。

X-T4に装着するとかなりかっこいい。

X-H2が欲しくなります。

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