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インタビュー動画に苦戦

Ai NEW Nikkor 28mm F/2 (Ai 改造 ニュー ニッコール)でインタビュー

いつもはAi Nikkor 50㎜ f/1.2sがインタビュー動画撮影時のレギュラーレンズですが、やや広角気味で周辺の環境も構図の中に入れてみようと思い、Ai NEW Nikkor 28mm F/2を使ってみました。

岐阜県瑞穂市で障害者支援をしている企業の社長さんです。グループホームもいくつか経営しています。

とてもお話が上手で、いい感じのインタビュー映像になりました。

お金のためではないことが重要

こういうインタビューでは、「なぜこの事業を始めようと思ったのですか?」とか「未来の展望は?」のような質問に答えていただくのですが、

その方がお金儲けのために選んでいた場合、「儲かると思ったから」とか「国からの支援を上手く引き出しながら組織を大きくしていきたい」のような回答が本音ですがそんなストレートなことは言えませんので違う言葉を探します。

そのためどうしても言葉に詰まってしまってなかなかOKテイクが出ません。

今回の社長さんは自身の家族の中に軽度ですが障害をもった身内がいるために身を持って経験してきています。

どんな質問にも原稿なしでスラスラと答えてくれました。

インタビューをするといろいろなことが見えてしまう

出来上がる映像はいいところだけを繋いでいますので、映像を見るだけでは真実は見えてきません。

インタビュー映像撮影時の現場ではいろいろなことがわかります。

どうしてもカメラやマイクを向けられると構えてしまいます。良いことを言おうとかかっこよく見せたいと思ってしまうのは仕方がないことですので、

ご本人が納得するまでお付き合いはします。

現場ではいろいろなことが起こっています。

延々と同じテイクを撮り直す方、目が泳ぎっぱなしの方、最初から最後までカンペを棒読みする方、ピンマイクが付けられていることを忘れて急に立ち上がってコードを引っこ抜く方…。

奪うか与えるか

普段から、自分だけは損したくない、お金をなるべく払いたくない、楽したい…という生き方をしている方はインタビューは下手。

自分ができることで社会に貢献したい、誰かの役に立ちたい、お金を使うことで経済を回したい…という生き方をしている方はインタビューが上手。

こんな結論に至りました。自分も与えられる人間になれるよう磨いていきたいと思います。

 

 

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