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カメラのケージは多分要らない。

スモールリグのカメラケージ

カメラのケージは一眼レフカメラやミラーレスカメラで動画撮影をしたいときにあると便利だと言われています。

外付けモニターやマイクやトップハンドルを付けたり、ケーブル類を固定したりして動画撮影を快適なものにしてくれるものです。

僕もZ6ⅡやX-T4の購入と同時にカメラケージを購入しました。

ところがほとんど使っていません。

なぜ使わないのか考えてみました。

例えばインタビュー動画の場合…

カメラは三脚固定で外付けモニターは三脚にクランプで止める方が安定します。

カメラにマイクを付けても被写体から離れているため環境音まで拾ってしまうため、声はピンマイクで別録します。

ということでインタビュー動画にカメラケージは必要ありません。

例えば学校のPVの場合…

学校のPVでは部活動紹介や文化祭などの行事を動画で撮影することがあるのですが、こういう動画はほとんどジンバルにカメラを載せて撮影します。

カメラ内の手ぶれ補正をONにして手持ちで撮ってみたこともあるのですが、どうしてもカクつきますし、コンニャク現象も起こります。

動くものを追いかけて撮るならジンバル必須ですね。

画面固定であれば三脚に載せておいた方が編集もしやすいです。

ミラーレスカメラで動画を撮るメリットは

カメラケージを付けて外付けモニターを付け、Vマウントバッテリーを付け、マイクを付け、マットボックスを付け、フォローフォーカスを付け…なんてやっていたらいつのまにか重量級の大型ビデオカメラになってしまいます。

ミラーレスカメラで動画を撮るメリットはなんといってもワンオペでこなせること。

被写界深度の浅い映画のような映像が撮れること。

静止画で使っているレンズや三脚やアンブレラなどそのまま使えることもありがたい。

大型のビデオカメラではセッティングできないような場所でもミラーレスカメラなら使えることもあります。

手持ち撮影でしか表現できない特殊な撮影でもない限りカメラケージは必要ないんですよね。

X-T4はグリップが浅いのでカメラケージを付けた方がいいと言う方も見えますが動画撮影にグリップの深さは意味がないですし、静止画の撮影でもわざわざ重たくして撮影するよりは浅いままのグリップの方がよっぽどマシ。

そもそもレトロデザインのカメラにグリップなんか要りません。

カメラケージは今年一番無駄だった買い物かもしれません。

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