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グラスの曲線をシルエットで表現する。

グラスシルエット-0001

黒ケント紙で不要な光をカット

グラスは透明でしかも丸みがあるため通常のライティングでは照明機材が反射したり、すれ傷や指紋が目立ってしまったりしてうまく撮れません。そこで、この写真のようにグラスの輪郭が出るライティングをするとグラスの曲線が強調され特徴がよく伝わります。グラスの奥にソフトボックスをカメラに向けて配置して、ソフトボックスの中心部分だけを黒ケント紙で隠します。両サイドからわずかに漏れる光でグラスの輪郭だけを照らします。

グラスシルエット-0003

上の写真のように黒レフで左半分の光をカットすると左右対称に面白い表現ができます。グラスの柄の部分はガラスがレンズの役割をするので左右が反転して写ります。

撮影データ

1/125s f 7.1 ISO 50

カメラ NIKON D810

レンズ PC Micro-Nikkor 85mm F2.8D

焦点距離 85mm

照明機材 モノブロック400W 黒レフ

グラスの曲線

光沢のある黒アクリルに透明のグラスを乗せて鏡面反射も利用しています。