2023年10月05日

プラナーを修理に出しました。

Carl Zeiss (カールツァイス) Planar T* 85mm F1.4 ZF

予定変更のため今週末まで仕事が無く、のんびり過ごしています。

こんなときにできることは機材のメンテナンス。

今すぐに必要なレンズは特に無いのですが、ずっと1つの懸念事項はありました。

プラナーのフォーカスリング重すぎ!

購入時よりもさらに重くなっている感じです。

以前ハッセルブラッド500c/mにプラナー80mmを付けていたときもフォーカスリングが重たくてギザギザのローレットが指に食い込んで痛かった記憶があります。

ツァイスのレンズはどれもこんなものだろうと諦めていたのですが、同じくコシナ製のディスタゴンを購入するとこちらのフォーカスリングはやや粘りがある程度で絶妙ななめらかさでした。

これくらいなめらかだとピントも合わせやすいはず。

特に85mmとなるとポートレートに使いたいレンズです。

ピント合わせのスムーズさはとても大切です。

ということで、コシナさんに連絡して修理の依頼をしました。

グリスの塗り直しだけなら22,000円とのこと。

ちょっと痛い出費になりましたが、フォーカスリングがなめらかになればさらに出番が増えるに違いありません。

修理期間が1ヶ月半といのも痛いですが我慢です。

マニュアルフォーカスの楽しみ方

オートフォーカスはとても便利ですのでスナップ撮影とかスポーツの撮影のようにマニュアルフォーカスではミスショットを量産しがちな撮影には欠かせません。

料理撮影やブツ撮りなどはマニュアルフォーカスが適しています。

深度が浅い場合はどこにピントを合わせたかがハッキリわかりますので意図が明確に伝わりやすいです。

勿論f16やf22辺りまで絞り込む場合でも、ピントの深さを意識しながら距離(ピント位置)を決めなければいけません。

オートフォーカスに頼ってしまうと、カメラマンが意図した場所から僅かにズレていたり、絞ったつもりなのに手前がボケ始めてしまっていたりというミスに繋がります。

どこにピントを合わせるのか、どのくらいの深度が必要なのかはカメラマンが決めることですからね。

マニュアルフォーカスのレンズを使うと最初からこういう意識が求められるのでカメラ上達の近道になると思います。

プラナー早く戻ってきて!

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