2021年01月06日

スピードライトの連結

屋外用のライティングに。

料理撮影や商品撮影が多いので、普段はコメットさんのジェネレーターかモノブロックを使っています。数も豊富にあるので困ることはありません。

しかしなぜかここのところ、屋外ロケ撮影が増えてきました。

屋外ロケではニコン純正のスピードライトをスタンドに乗せてワイヤレスコマンダーSU-800から指令を出す「オフカメラライティング」を利用します。

多灯ライティングもできるのですが、複数のスタンドを1人で持ち運ぶのは無理なので、できれば1灯でこなしたいところです。

低感度でスピードライトを傘バウンスするとそこそこ光量が必要ですし、ハイスピードシンクロの場合もガイドナンバーが小さくなってしまい直当てならなんとか使えるかなというレベルです。

つまり光量が少ない。

昨年、Godoxからバッテリータイプの「AD300Pro」が発売されて気持ちが揺らぎました。Profotoの同じようなコンセプトで「B10」がありますがこちらの200,000円に比べれば、「AD300Pro」は60,000円ですので激安です。

300Wというのは消費する電力量の数字ですので、ガイドナンバーに換算はできませんが、コメットのモノブロック300Wの感覚で比べるとスピードライトよりは遥かに光量は期待できそうです。

ただ、いざ購入するとなると予備のバッテリーや専用のリフレクターやソフトBOXなど周辺機材も一度に購入しないといけないのでまあまあお金がかかります。

そこで、今ある機材でもう少し光量を稼ぐ方法を考えてみました。

スタンド1本にスピードライト2灯。

スピードライトを2灯にしてみました。

おそらく1段分程度は光量が増えると思います。

バイスクランプでアンブレラホルダーを挟み、このバイスクランプにもう1つアンブレラホルダーを接続。

これで2つのスピードライトを1本のスタンドに乗せることができました。

ところが、これを持ち上げるとかなりの重量になります。しかも重心が最上部になってしまうのでかなり不安定。

重心を安定させるためにスタンドの下の方にウエイトを装着しないといけません。

結果的に1人での持ち運びには向かないシステムになっていました。