商品撮影のアレコレ

包丁の撮影は天トレが無難。

天トレが無難。

包丁のブツ撮り依頼があったためいろいろなライティングを試しています。

グリッドを付けたり、サイドからトレペ越しに光を当ててグラデーションを作ったり、銀レフを刃の部分に写り込ませてみたり、試行錯誤です。

どんな方法でもそれなりにかっこいい写真になるのですが、ECサイト用のブツ撮りですので数も多い上にそれぞれに数パターンのサブカットも必要です。

こうなるとなるべくオールマイティに撮影できて、多少の角度調節のみで撮影できるように工夫しないといけません。

そのためにGodox AD300Proをもう1灯購入して3灯ライティングにしました。

メイン光は天トレ越しの1灯です。これで包丁が1本でも複数本並べても同じように刃の部分に光が入ります。

反射の強さは距離で調節します。

残りの2灯で暗く落ち込み過ぎているところをグリッドを付けてピンポイントで照らします。

サブの2灯はメイン光に比べて1/4程度の出力で良さそうです。

サブの2灯の出力が強いと複数の影が出てしまいますので要注意。

3灯あると微調整が楽。

コメットのモノブロックで3灯使うとなるとケーブルやコードが増えて非常に足場の悪い撮影環境になってしまいますがGodox AD300Proはバッテリー式ですので足元もスッキリ。

ちょっと位置をずらすのも簡単になります。

荷物もカバン1つ分くらいは少なくなりました。

Godox AD300Proにはグリッドやバーンドアやカラーフィルターがセットになったアクセサリーキットがありますのでいろいろ遊べます。

 

お菓子のパッケージ写真

豊橋まで出張です。

6時44分。

岐阜羽島ICから高速に乗るとちょうど正面から日が昇り始めました。

外気温3°のようですね。

目的地は豊橋ですが浜名湖のすぐ近くまで行きます。

早朝ドライブ。

仕事が終わってトイレを借りようとスーパーに入ると見つけました。

ローヤル製菓さんの麩菓子。

僕の写真がパッケージになって商品棚に並んでいました。

嬉しくなって2つ購入しました。

もう少し濃い目で撮ってあったのですがデザイン的に黒で重たくなりすぎないように明るめに加工されていました。

他にも鈴カステラ、アニマルカステラ、バームクーヘンなども撮ったので、日本のどこかで売られているはずです。

見つけて集めたいのですが岐阜県内ではまだ見つけられません。

仕事のやりがい。

自分の写真が、本屋さんに並んでいる本に載っていたり、駅に貼られているポスターに使われていたり、飲食店のメニューに使われていたりするのはカメラマンを志した時の目標でした。

印刷原稿としての写真にはなんとなく価値があるような気がします。

WEB上で見つける自分の写真にはそこまで感動はありません。

もしデジタルカメラ全盛の時代からカメラを始めていたらこんなに長く続けていなかったかもしれませんね。

WEB上で公開するだけの写真でしたらセンサーが大きい中判ミラーレスカメラもアオリができる大判カメラも必要としなかったはずです。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

岐阜でのパンフレット撮影依頼ならカメラくらぶ

名称カメラくらぶ
住所岐阜県羽島市足近町市場34番地
TEL090-1414-9733
E-mailiwata@cameraclub2013.com

ジナーf2で刃物の撮影

刃物のライティング

岐阜県関市は刃物の町です。

そちらから包丁の撮影依頼がありましたので事前にライティングを確認してみました。

刃物はブツ撮りの中でもなかなか難しいジャンルですね。

肝は刃の部分のハイライト具合とグラデーションの調節です。

ハイライトを極端に強くして「キラリンッ!」という輝きを入れる方法もありますが、名前や製品名が彫られていたりすると文字が読めなくなってしまう可能性が出てきます。

今回はフラットな優しいグラデーションにして強いハイライトは無し。

刃の部分にトレペを写り込ませます。

ストロボの位置や強さを調節してグラデーションの度合いを調節します。

グリッドを付けるとグラデーションの幅をもっと狭くすることができますが、今回はグリッドは付けずに滑らかなグラデーションにしました。

包丁1本だけの撮影であればもっとインパクトのあるライティングでもいいのですが、今回は30本ほどの商品があるそうですのでなるべくオールマイティに撮影できるライティングにしています。

刃の長さや幅もそれぞれ変わってくると予想できますので、微調節はストロボの位置や角度だけでできるように工夫します。

包丁はスーパークランプに挟んで地面から浮かせて撮ります。

なるべく位置がズレないように強力なクリップで固定しています。

釣り糸で吊るす方法もやってみましたが、刃の部分は釣り糸では切れるかもしれませんし、刃はなるべく触りたくないので強力なクランプにしました。

柄の部分なら強めに挟んでも大丈夫です。

そしてジナーf2の登場です。

包丁の角度に合わせてフロントをスイングさせればf11でもピント面の調節で深度を稼ぐことができそうです。

包丁は長細いので手前と奥ではパースがかかってしまい奥が実際より細く見えてしまいがちです。

これはバックのスイングやチルトで修正します。

撮影段階でここまで完成させておくことで、PHOTOSHOPでの後処理も楽になります。

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ニコンD850を修理に出す。

D850のピントが合わないという不具合。

いつも通り仕事から戻って撮影したデータをPCで確認するとピントが怪しい写真がいっぱい。

「下手くそになったな」と思って落ち込みました。

良くみるとピントはどれも50㎝程後ピン気味のようでした。

最初はレンズの故障を疑いましたがレンズ交換した後も同じ症状が出ていたのでボディの問題だと判断しました。

横浜のニコンの修理センター行きです。

40000円程の出費となりそうです。

未だに慣れないミラーレス

ミラーレスカメラに慣れるためになるべく現場に持ち出すことにしているのですが、なかなか苦労しています。

拡大表示したいのにピクチャースタイルセレクトモードになったり、EVFがブラックアウト状態が続いたり、オートホワイトバランスでストロボ撮影すると予想外の色になったり…。

とにかく操作に慣れません。

ジナーf2でアオリの練習

購入してからなかなかゆっくり触れていなかったジナーf2ですが、少し時間ができたので大判レンズを被写体にアオリの練習をしてみました。

ジナーf2はセンターチルトではなくベースチルトのためフロントでチルトをするとピントも構図もズレてしまいます。

この煩わしさはありますが、意外と問題なさそうです。

「なんとなくこのくらいかな」で合わせてみてあとは微調節。

この繰り返しで何とかなるものです。

自動ロック機構などは便利かもしれませんが、ざっくり動かしてギュッとロックする方が体に馴染みそうでやっていて楽しいです。

ジナーf2は軽量ですので三脚ごと持ち上げて若干位置を変えるのも楽です。

このくらい軽ければ現場でも使えそうです。

どうして今更大判カメラなのか。

「大判カメラでアオリをやりたい」って言うと「アオリなんてPhotoshopでやっちゃえばいいじゃん」って言う方もいますが、それは高い建物の先細りを修正するとか商品撮影時の形の修正の場合のことだと思います。

浅い深度を使った大判ならではの表現はPhotoshopで行うのは大変です。

この写真は開放f5.6で撮っていますので被写界深度は浅いのですが、フロントチルトダウンするとピントは点ではなく面であることがよく分かりますね。

手前のレンズの「Tokyo」という文字にも奥のレンズのシャッタースピードの指標にもピントが合っている不思議な写真になっています。

このような表現をPhotoshopで行うにはまず絞り込んだ画像を用意して、意図するところのピントはシャープのまま残してその部分以外をぼかすのですが、違和感なくぼかすのはかなりのテクニックが要求されると思います。

フロントチルトやフロントスイングを使うと簡単にピント面を動かせます。ぼけ方も違和感なく自然なぼけが得られます。

浅い深度を利用した表現はポートレートにも使えそうです。

まだまだできることはたくさんありそうです。

大判カメラコレクター

大判カメラが揃いました。

アオリ撮影の訓練をしようと集め始めた大判カメラですが、本日ようやく揃いました。

フィールド(テクニカル)カメラ…ホースマン45FA

ビューカメラ…トヨビュー45G、ジナーF2×2台(1台はジャンク)

 

ホースマン45FAはフィールドカメラなのでとても軽いです。

現場に持ち込むときはホースマン45FAの出番が多くなります。

フジフィルムGFX50Sとのバランスも良くとても良い仕事をしてくれています。

ただ難点はアオリの量が少ないこと。

もう少しフロントとバックのチルトを効かせたいと思うことがよくあります。

 

トヨビューはアオリの自由度もあって操作もし易く部屋でのブツ撮りには最適でした。

センターチルト方式なのでチルト後のピントや構図のズレがほとんどなく素晴らしいカメラだと思います。

難点はクソ重たいこと。

もう少し軽ければ現場に持って行きたいのですがとても無理です。

 

現場で十分にアオリが使えて持ち運びも楽なカメラを物色していたところ「トヨビューVX125」がかなり軽量なビューカメラでした。

新品はかなり高額。中古はなかなか出てきません。

リンホフのテクニカルダンやカンボも軽い機種があるそうですが日本ではあまり使われていないようで程度のいい中古はほとんどありません。

 

どうせ高値(高嶺)の花だろうと見ないようにしていたジナーでしたが、軽いタイプもあるらしい。

ビュータイプのカメラは微動機構や自動ロック機構、センターチルトなど多くを望めばどんどん重量が増して行きます。

精密で滑らかなアオリを求めるならジナーPシリーズですがかなり重量級でマンフロットの三脚を破壊する恐れがあります。

精密で滑らかなアオリをなんとか自分の鍛錬でカバーできれば軽量のジナーFシリーズでOKだということがわかりました。

ヤフオクですったもんだ。

ジナーは各シリーズ互換性に優れていてスタジオでは定番のカメラでしたので中古もたくさん出てきます。

その中で「目立った傷や汚れなし」のジナーF2がいくつか出ていましたので即決で購入できるものを選びました。

ところが届いてみると隠れたところに割れがあったり、ピントグラスが別メーカーの物に交換されていたり、バック部分のライズ・フォールロックがバカになっていて使えなかったりといろいろ不具合がありました。

出品者が大判カメラの知識がほとんどなく、各部の点検が疎かだったとのことでした。

結局部品取り用に半額程度の返金でそのジナーF2はいただいておくことにしました。

仕方がないので別のジナーF2を落札しました。

こちらの出品者は大判に詳しい方で詳細に程度を説明してくれていました。

ところがこちらはフロント部分のライズ・フォールロックがバカになりかけていました。

部品取り用にいただいておいたジナーF2のフロント部分は正常でしたのでフロント部分を取り替えたら完璧なジナーF2が完成しました。

前期型と後期型でライズ量が若干違うので良くみると別のものが組み合わさっていることがわかるのですが操作上は問題ありません。

大判カメラがわかる人

料理撮影の現場でホースマン45FAを使っていたら、そのお店のコンサルの先生が非常に興味を示してくれて大判カメラの話で盛り上がりました。

今までは大判カメラの話ができる人とはほとんど現場で一緒にならなかったので僕も嬉しくなりました。

その先生はフジフィルムGFX50Sと大判を繋げるためのアダプターをスマホで撮影していました。

「中判ミラーレスセンサーで大判カメラが使えるなら大判カメラが復活するかもしれませんね。」

「当時50万円とか100万円とか言われていたものがヤフオクで数万円で落とせますからね。」

買うなら今でしょ!

需要が出れば高く売ることもできます。

ジャンク品を集めてそれぞれの部品を組み合わせると実用品に蘇らせることもできます。

ジナーSなんかはほとんど実用的ではありませんが飾っておくだけでも価値がある大変美しいカメラです。

エボニーやウッドマンのような木製カメラは美術品ですね。

自分に最適なカメラとは?

ホースマン45FAが現場で活躍しています。

季節柄、おせち料理やクリスマスケーキの撮影が多くなっています。

先日購入したホースマン45FAにフジフィルムGFX50Sを付けて現場に投入しています。

大判レンズの中心部のみを使う贅沢な使い方で綺麗な写真に仕上がっています。

フロントチルトでピント面を調節したり、バックチルトダウンで奥の方の料理が小さくなってしまうのを補正したりと便利に使えています。

105ミリのレンズでもGFX50Sに付けると中望遠のままですのでもともとあまり歪みがないのですが、奥の方のチョコレートがだんだん小さくなっていくのを若干ですが補正してくれているのが分かります。

品数、皿数が多いほど効果は分かりやすいです。

ホースマン45FAの不満

フィールドタイプは軽くて操作も早いので出張撮影にはとても向いているのですが、不満も出てきました。

バックチルトが前後10度程度しか動きません。

風景写真を撮るのであればそこまでのあおりは必要ないのかもしれませんが、料理や商品写真には足りない気がします。

かといってトヨビュー45Gは5.5kgもあるのでとても外には持ち出せません。

自分に最適なカメラを考えてみる。

まずあおりができる大判蛇腹カメラは必須です。

35㎜カメラでもPCレンズやTS-Eレンズなどありますが1本あたりの値段が高額すぎますし、ニコンのPCレンズはフロントとリアがなぜか直交型。

複合あおりは絶対必要になってくると思うのですが。

大判カメラにはフィールドタイプとビュータイプがあります。

豊富なあおり量が必要ならビュータイプになります。

フィールドタイプは2〜3kg程度。ホースマン45FAは2kg。

ビュータイプは3〜7kgになってしまいます。トヨビュー45Gは5.5kg。

ということで3kg未満のビュータイプがあれば最適ではないかと調べてみました。

ありました。

トヨビューVX125B。2.7kg。

航空機用ジュラルミンの使用によりこの軽量化に成功しているそうです。

名前の最後の「B」はBLACKの「B」。

「B」じゃない方はモスグリーンでちょっと好きになれません。

少々値が張りますが商売道具と考えれば相応な値段だと思います。

さてどうやって手に入れるか。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

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オイルライターのディテール

オイルライターのディテール

モノクロで撮影することでディテールに意識を集中させることができます。

正面からの撮影でも問題は無いのですが、商品撮影の場合は側面や上部も見せたくなります。

特に上部は見せたいことが多いです。

被写体の真正面にカメラを置けば歪みなく撮影できますが、上部を見せるためにカメラ位置を上げるとどうしても下部がすぼんでしまいます。

このすぼみを蛇腹のアオリを使って補正します。

真正面から撮影

カメラ位置を上げて撮影

バックチルトアップでセンサー面を被写体に対して平行(地面に対して垂直)にします。

フロントチルトアップで同じように被写体に対して平行(地面に対して垂直)にします。

モニターを見ながら被写体が画面中央辺りにくるようにフロントフォールで調節します。

ピントを合わせてシャッターを切る。

この手順で被写体のディテールは綺麗に補正されるわけですがよく見ると下部のピントの甘さと画面上部のケラれ(光量落ち)が気になります。

見下ろす角度や使うレンズによってもどのくらい制限されるかは変わってきますので、この制限度合いを体に覚え込ませておく必要がありそうです。

あまり極端なアオリは必ずどこかが破綻するのでさりげなくアオることが重要なのだと思います。

GFX50Sは5000万画素もありますので、やや引き目で撮影しておいて後でトリミングをする方がいいみたいです。

深度も稼げますし、歪みも抑えられますし、ケラレの影響も受けにくくなります。

修理後のトヨビューは快適

フロントフレームのロックノブが壊れたのでバック用のフレームをフロントフレームにして使っていますが何の問題もなく使えています。

部品が壊れても直して使えるモノというのは愛着も湧いていいですね。

ロックする時の力の入れすぎにも自然と注意するようになります。

こうして使ううちにだんだん手に馴染んで来る感じがたまりません。

大判カメラはやっぱりビューカメラ

商品写真にはビューカメラが必要。

メニューの撮影があったので早速フィールドカメラのホースマン45FAを投入しました。

180㎜レンズならほぼ歪みなく撮影できるためアオリはフロントチルトダウンで被写界深度を稼ぐのに使っただけでした。

なかなか仕上がりも良く、撮影もスムーズに進みました。

GFX50Sの色も問題無かったのでほぼレタッチも必要ありませんでした。

次のクリスマスケーキの撮影もこのセッティングでいけそうです。

ただフィールドカメラのアオリは思ったより制限があって万能ではありません。

商品撮影は形の補正や深い被写界深度が必要になってきますのでアオリ機能は必須です。

そこで商品撮影用にビューカメラも購入しました。

TOYO-VIEW45G

当初はフィールドカメラと合わせるためにホースマンのビューカメラを探していたのですが、ホースマンは独自規格路線のようで拡張性に不安が出てきました。

ビューカメラの場合、レールを延長したり、袋蛇腹に付け替えたり、何かと揃えていかないとスムーズな撮影ができません。

ボディはショップで購入しましたが、各部品はオークションで購入した方が安く手に入ります。

オークションを見ているとホースマンよりトヨビューの方が各パーツが沢山出ていました。

どちらにしようか迷っていたのですが、外国のYoutuberさんがトヨビューを使ってかっこいい写真を撮っていたので結局トヨビューに決めました。

レンズはホースマン45FA用に90㎜、105㎜、150㎜、180㎜と4本も揃えてしまっていたので、リンホフ規格に変換できるレンズボードアダプターを付けています。

とりあえずボディーが届いたので試し撮りをしようとセッティングしてみたのですが、フランジバックにやられました。

GFX50Sはミラーレスでフランジバックは短いのですがそれでも26.8㎜あります。さらにアダプターが30.1㎜。

これだけで56.9㎜のフランジバックを考慮しないといけません。

標準蛇腹ではピントが結べません。

広角用袋蛇腹を購入することになりました。

蛇腹は重要なアイテムですので新品にしました。

ということで試し撮りはおあずけです。

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子供の頃の写真

子供の頃の写真はどうなるのか?

古くなったはなれを解体するために荷物をまとめていたところ、部活動の表彰状やトロフィー、通信簿や文集などが大量に発掘されました。

中でも古い写真が出てきていろいろ眺めていました。

この小学4年生の時の僕の写真の撮影者はおそらく既に他界している父です。なかなか構図が上手い。

父が突然ポラロイドカメラを購入して帰ってきたので、届いたばかりのユニフォームにわざわざ着替えて撮ってもらったことをなんとなく覚えています。

この写真はポラロイドですが父の愛機はリコーのオートハーフ。

24㎜×17㎜サイズのハーフサイズのカメラです。

ですので小さい紙焼き写真がいっぱいありました。

デジタルデータの写真は残るのか?

現在カメラはほぼデジタルですので、データはPCか外付けハードディスクかUSBメモリなどに保存することになります。

少し前はCDやDVDでしたが、最近のPCにはドライブが外されていますのでCDやDVDに保存されたものは見ることが困難になってきました。

USBの規格も新しいタイプのものに変わってきています。

そうなると、10〜20年前にデジタルカメラで撮られたものは残っていないか見れなくなってしまっている可能性が高い。

例えばその当時子供だった子が結婚することになり、エンドロールなどで幼少期の写真を入れたいと思ってもそのデータはどこにも無いという悲しい現実に直面するかもしれません。

そんな声が出始めるのはこれからですね。

フィルムカメラの出番は来るのか?

日常のスナップ写真はデジタルで良いとは思いますが、婚礼の型物と集合写真、成人式、七五三などの記念日には2〜3枚だけでもフィルムで残しておいた方が良い気がします。

ただ残念なことに現在そういう記念日の写真を本業としているカメラマンさんはフィルムカメラなんて見たことも無いっていう方がほとんどだと思います。

フィルムの装填の仕方、フィルムの圧着具合を想定したピント合わせ、GN(ガイドナンバー)計算など煩雑で誰にでもできる作業ではありません。

フィルムカメラの中古価格は下がっていますが、フィルム代や現像代が高額になっているのでやはり無理ですね。

 

これからの子には同情しますが、自分の子供の頃の写真がたくさん残っていたことは幸せなことです。

 

 

GODOX 35x160cm グリッドソフトボックス

GODOXの細長いソフトボックス

GODOXの細長いソフトボックスを2つ購入しました。

35㎝×160㎝という細長さ。

Youtubeではこれを人物撮影用に使っている方も見えましたが、キャッチライトが細長い長方形になるのは違和感があるような気がします。

人物撮影時のソフトボックスは丸型が最適だと思います。

ではこの細長いソフトボックスは何に使うかというと背景紙を均一に照らすための照明用です。

ですのでどうしても左右1つづつ必要になります。

今まではアンブレラでやっていましたので背景を均一に照らすには左右にそれぞれ2灯づつで合計4灯使っていました。

背景の照明に4灯も使うとそれだけで運ぶのもセッティングも億劫になります。

この細長いソフトボックスなら左右1灯づつで均一な照明ができそうです。

荷物も減りますしセッティングも早くなります。

GODOX AD300Proはバッテリー式ですのでケーブルも無くなります。

組み立てに難有り。

スピードリングに4本の棒をぶっ刺して組み立てるタイプです。

昔はマンフロットもコメットもこのタイプしか無かったので慣れてはいるのですがやっぱり大変でした。

現場で組み立てるよりはこのまま車に積み込んでしまう方が早いと思います。

GODOXの製品は作りも悪く無い上にとても安くて助かります。

この細長いソフトボックスは1つ5,000円。2つで10,000円。

今までなら4倍は覚悟しないといけなかったと思います。

岐阜で商品撮影・料理撮影・カタログ撮影などの依頼をお考えの方は、ぜひカメラくらぶへお任せください。カメラくらぶでは、メニュー・パンフレットなど様々な用途で使用できる写真撮影を行っております。ご意見・ご感想などありましたらお気軽にお伝えください。

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