2019年01月

写真は構図が命!カメラが上手くなるトレーニング法とは?

写真は構図が命!カメラが上手くなるトレーニング法とは?

カメラ好きの中には、「同じカメラを使っているのにあの人の方が上手」「どこか素人感が出てしまう」そのような悩みを抱えている人も多くいると思います。カメラは誰でも始められる気軽な趣味だからこそ、きちんと勉強してきた人とそうでない人との間には大きな開きがあります。生まれもってのセンスももちろん関係しますが、どれだけ多くの構図を知ってるかで作品の質が変わります。この記事では、構図にはどのような種類と、カメラが上手くなるトレーニング法をご紹介しています。「写真が上手くなりたい!」と思っている人にとっては有益な情報となっているので、ぜひ最後までお読みください。

構図の重要性

パっと見た時に、妙に違和感のある写真がありますが、その理由は明確で、要は構図が下手だから、といえます。これは感性というよりも、知識として身に付けておかなければいけません。カメラ初心者がよくやってしまうのが、毎度決まって被写体をど真ん中に配置することです。そうした構図がベストな場合もありますが、多くの場合、素人感が拭えません。ここでは、知っておくべき構図をご紹介します。

対角構図

どんなものを撮るときでも一番簡単にキマる構図が、対角線上に配置する方法です。まず、撮りたいメインの対象物を決めたら、対角線上にセットする何かを置きましょう。そうすることで全体的なバランスがよくなります。

三分割法

対角線を意識した構図と同じくらい重宝するのが、こちらの三分割法です。三分割法もとてもシンプルで、撮りたい被写体を見出したら、頭の中で縦と横に三分割する線を引きます。なお、この線は、カメラの機能に搭載されている場合がほとんどですので、設定して常に表示させておいてもよいでしょう。

その縦横の線が垂直に交わる箇所に一番写したいものを配置すると、大変バランスのいい写真が撮れます。三分割法を使うのに適した例が、地平線が見える海。空と海の境、砂浜と海の境を線上に置くと、まとまった写真になります。三分割法を使うときは、水平、垂直を意識してください。

額縁構図

額縁構図はその名の通り、メインの被写体を額縁(又はその代わりになるもの)で囲う方法です。実際にそこに窓枠などがあれば分かりやすいのですが、そういったものが無くても影などで作られた部分を活用することもできます。少し高度なテクニックになりますが、コツを掴んだらワンランク上の写真を撮ることができるようになります。

シンメトリー構図

シンメトリーを訳すと「対称性」という意味になります。上下左右に分けた空間に、対称の物を持ってくる構図です。分かりやすい例でいうと、春になると見ることができる桜の並木道は、左右に植えられていることが多いので、簡単にこの構図を試すことができます。また、水面に反射している風景を、実際のものと上下セットで写すのもオシャレです。

写真を見たときに「この写真バランスがいいな」と思ったら、それがどのような配置になっているのか注意して見てみましょう。一度構図について勉強すると、雑誌に載っている写真などでも、どのような構図テクニックを使っているのかが分かってきて、また違った楽しみ方ができます。

カメラが上手くなるトレーニング

自分が惹かれる写真を100枚集める

特に初心者の方に試していただきたいことが、 自分が惹かれる写真を100枚集める、というトレーニングワークです。ネット上にある素材をたくさん見比べて、自分が好きなものを見つけたら1つのフォルダに集めていってください。

そうして集まった100枚の写真を見た時に、共通点を見つけることができると思います、例えばそれが、コントラストのはっきりした写真なのかもしれませんし、彩度の低い写真かもしれません。自分の好みの写真の特徴が何なのか、分析してみてください。その上で、自分が撮った写真と見比べて、どこが出来ているのか、何がどう足りないのか、そうした課題が自然と浮かび上がってきます。

一つの被写体を色々なアングル、設定で撮る

同じ被写体でも、上から撮ったものと下から撮ったものとでは全く別の印象になります。また、順光や逆光、半逆光でも大きく変わります。一つのものをさまざまな角度から撮ってみることで、光の入り方や構図などを勉強することができます。机上で勉強するのはもちろん大切ですが、実際にカメラを手にとり撮影するのとでは、得られる情報量が違います。

まとめ【カメラ上達には努力が必要】

「カメラはセンスの問題」と言う人がいますが、たしかにその通りなのかもしれませんが、それよりもなによりも、どれだけ撮影のテクニックを知っているかがキーになります。センスがない人でも、構図や色の知識を増やすことで、人の心を惹く写真を撮ることができます。たくさんインプットをした後は、実際に手を動かして色々と試してみてください。

岐阜県にある商品撮影代行をしているカメラくらぶは、”売るため”の写真撮影を行っています。商品をより魅力的に見せ、購入に繋げることが目的です。商品撮影に特化しておりますので、照明の当て方、距離、強さ、色、使用するレンズ、カメラ位置、背景、小物、部屋の温度…様々な要素をベストな状態に組み合わせて完成させることができます。商品撮影に手こずっていた方は、ぜひ一度ご相談ください。

【料理を撮影する7つのコツ】これを知っておくだけで圧倒的に差がつく!

【料理を撮影する7つのコツ】これを知っておくだけで圧倒的に差がつく!

料理がテーブルに運ばれてきたとき、恐らくそのテーブルに座っている半分以上の人は、カメラを取り出して料理の写真をパシャパシャ撮り始めると思います。そんなとき、目の前にある料理はすごく美味しそうなのに、なかなか写真だと伝わらず、残念な気持ちになることはありませんか。料理の写真は上手に撮れるようになれたら嬉しいものです。そこでこの記事では、初心者でも上手に料理の写真が撮れるテクニックを7つご紹介します。これらのテクニックを駆使して、写真のクオリティがアップすること間違いなしです。ぜひ実践してみてください。

自然光を取り入れる

料理を撮影するときに一番大事なのが自然光です。その料理の自然な色合いをそのまま残すことができるので、美味しそうに撮影できます。余裕があるなら窓側に持って行って撮影するとよいでしょう。室内の照明によってもだいぶ違った印象になりますので、光の種類にも気を配ってください。

料理に限らず室内で撮影する際は、フラッシュは控えましょう。フラッシュをたくことで不自然な光が入ったり、色が飛んだりしてしまいます。暗い場所で撮影するときは、どうしても手振れが気になるものですが、ISO感度を上げて撮影すれば、だいぶ解消されます。

料理以外は写さない

料理の撮影でついついしてしまいがちなのは、背景にいらないものが写り込んでしまうケースです。テーブルの上はおしぼりだったり、爪楊枝だったり、さまざまなものが置かれています。良い写真を撮りたいのであれば、めんどうでもそうした邪魔なものは全て避けて撮影しましょう。なお、定食についてくるお漬物やお吸い物は背景として写っても、気にしなくても大丈夫です。

シズル感を意識する

シズル感とは、臨場感溢れる様子を表現した言葉です。食べ物を撮影する上で、このシズル感は非常に大切にされています。例えば鉄板の上に乗せられてきたお肉を撮影するときには、最初の数秒が命です。鉄板から立ち昇る湯気、きらきらと輝きながら流れる肉汁、それに華を添える付け合せ、これらをいかにも美味しそうに撮影することが、臨場感溢れる写真になります。ただし、全てにおいて、料理が出されてすぐに撮ればいいというわけでなく、料理によって撮るべきタイミングは違いますので、感覚を磨いていきましょう。

斜め45度で撮る

料理は高さを出すと美味しそうに見えるため、料理人も盛り付けの高さにはこだわります。斜め45度から撮影する理由は、写真の中で立体感を表現することができますし、実際に料理を頂く時と同じくらいの角度となり、よりリアリティを演出することができます。

メインを決める

定食などでは特に一枚のおぼんに乗せて運ばれてくることが多いものですが、そういった状況ではついおぼん全体を入れて撮影しがちです。その定食の記録をするのであれば問題ありませんが、美味しそうに撮れるとは限りません。そこで実践していただきたいことが、自分が一番惹かれるメインの料理に思いっきり寄って撮影する方法です。お皿が少し切れるくらい、極端に撮ってあげると、インパクトのある写真に仕上がります。

縦にして撮る

多くの人はカメラを横向きにして撮影していると思いますが、いつもと違った雰囲気の写真を撮りたいときは、ぜひカメラを縦にして撮影してみてください。奥にも料理が並べられている状態で、手前の料理にピントを合わせると奥行きが生まれ、一枚の写真にメリハリがつきます。横で撮ってしっくりこないとき、ぜひ縦でも試してみてください。

写る料理の数で配置を考える

カメラ撮影で大事なのは構図です。構図には美しく見えるルールがあります。例えば写したい料理が二つある場合、それらを対角線上に並べ、手前にピントを合わせると、バランスの良い写真になります。対象物が三つある場合は交互に並べて配置します。これは料理を撮影するときによく使われる構図で、 三角構図と言います。料理の配置に困ったときは、この三角構図になるよう並べましょう。

まとめ【食べ物の撮影はテクニックが必要】

スマホ片手に気軽に撮ることが多い料理ですが、テクニックを知っていれば何倍も良い写真を撮影することができます。それも、何か特別な機材が必要なわけではなく、角度を変えたり構図を工夫したりするだけです。今回ご紹介したのは今日から試せるテクニックばかりですので、ぜひ実践してみてください。

岐阜県にある商品撮影代行をしているカメラくらぶは、”売るため”の写真撮影を行っています。商品をより魅力的に見せ、購入に繋げることが目的です。商品撮影に特化しておりますので、照明の当て方、距離、強さ、色、使用するレンズ、カメラ位置、背景、小物、部屋の温度…様々な要素をベストな状態に組み合わせて完成させることができます。商品撮影に手こずっていた方は、ぜひ一度ご相談ください。

【初心者向け】一眼レフのアクセサリー緊急度ランキング

【初心者向け】一眼レフのアクセサリー緊急度ランキング

初めて一眼レフを購入した方は、カメラケースやストラップ、SDカードなど、アクセサリーも併せて検討しなければなりません。ですが、一眼レフ本体と一緒にアクセサリーも全ていっきに揃えるとなると、出費が多すぎて家計が火の車になりかねません。精神的な負担を減らすためにも、必要なものから徐々に増やしていくことがベストです。

そこでこの記事では、緊急度の高いアクセサリーから順に紹介をしていきます。一眼レフのアクセサリーの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

これがないと撮影不可能!必須アクセサリー

SDカード

カメラ本体にSDカードが入って初めて撮影することができます。SDカードは値段も容量もピンからキリまであるのですが、その日撮影したデータをすぐにパソコンなどに移す習慣をつければ、32GBくらいの容量があれば十分でしょう。稀に、SDカードが突然使えなくなる不具合も発生しますので、予備のSDカードも常に携帯することをおすすめします。

ストラップ

一眼レフ購入時にメーカーのストラップが付属品としてついてくる場合もありますが、必ずしもそうとは限りません。他の人とは一味違うデザインのストラップを選び、個性を光らせることもできますが、本来の目的は首からさげることでカメラを安定させることです。手元がぶれにくくなるので、綺麗な写真が撮影できます。

余裕ができたらすぐに買いたいアクセサリー

レンズ保護フィルター

レンズ保護フィルターはついつい後回しにしてしまいがちですが、ちょっとした拍子に傷がつくものですから、なるべく早く購入しましょう。1000円~1500円程度で手に入ります。傷がついてしまったらもう取り返しがつきません。傷の上から保護しても意味がありませんので、なるべく早めに購入しましょう。

カメラバック

一眼レフを裸で持ち歩いている人は多くいますが、好ましくはありません。精密機械なので、衝撃に弱く、壊れやすいのは事実です。基本的にカメラはカメラバッグで持ち運びましょう。

液晶保護フィルター

液晶保護フィルターは購入しない人が多いようですが、余裕が出来たらすぐに買ってほしいアクセサリーの一つです。液晶は案外すぐに傷が入ってしまう箇所です。シートタイプとガラスタイプがありますが、ガラスタイプの方が透明度は高く、より衝撃に強いです。

レンズペン

汚れたレンズを掃除する道具はたくさんありますが、その中でも特におすすめなのがレンズペンです。眼鏡拭きと同じタイプのレンズクリーナーもありますが、布で拭くと返って傷をつけてしまう恐れがあるのでおすすめ出来かねます。このレンズペンは、両端にブラシとチップがついており、ブラシで汚れを掃いて、その後チップで拭くだけでゴミや埃がきれいに取れます。ボディの掃除はそれほど神経質になる必要はないのですが、レンズはデリケートなので丁寧に扱いましょう。

必要になったら買いたいアクセサリー

三脚

いつでも手に持って撮影するとは限りません。時にはどこかにカメラを設置して撮影したいこともあるでしょう。そんな時に持っておくと便利なのが三脚です。撮影の幅がグッと広がりますので、持っていて損はしません。
夜空など長時間シャッターを開いた状態で撮影したい場合も、三脚は必須アイテムです。長く使えるものなので、ある程度の出費をしても質の良いものを購入しましょう。

予備バッテリー

無くても困らないけど、あると便利なのが予備バッテリーです。出先で充電するタイミングがなかなかないときに、一つ予備で持っておくと安心です。確かにデジカメに比べれば減り方は緩やかですが、寒冷地では減りが早いので、バッテリー切れで泣く泣く撮影を諦める、なんてことがないように気を付けてください。

リモコン

一眼レフには必ずセルフタイマー機能がついているので、必要がないとの考え方もあるかもしれませんが、かなり便利なアクセサリーです。セルフタイマーは長くてせいぜい10秒なので、どうしても集合写真などでカメラマンはバタバタしてしまいます。しかし、リモコンがあれば落ち着いて撮影できますし、自撮りなどでも大活躍します。

まとめ【一眼レフのアクセサリーは緊急度が高い順に揃えよう】

初めて一眼レフを購入すると、ついついあれもこれもと店員さんのアドバイスもあり、喫緊に必要性があると認識してしまいがちです。勧められて買ったはいいのだけれど、初心者の自分には早かった、なんてことも起こる可能性もありますので、買う前は本当に必要かどうか今一度考えてからでも遅くはないでしょう。

岐阜県にある商品撮影代行をしているカメラくらぶは、”売るため”の写真撮影を行っています。商品をより魅力的に見せ、購入に繋げることが目的です。商品撮影に特化しておりますので、照明の当て方、距離、強さ、色、使用するレンズ、カメラ位置、背景、小物、部屋の温度…様々な要素をベストな状態に組み合わせて完成させることができます。商品撮影に手こずっていた方は、ぜひ一度ご相談ください。

【一眼レフ・ミラーレス・コンデジ】それぞれのメリットとデメリットを紹介!

【一眼レフ・ミラーレス・コンデジ】それぞれのメリットとデメリットを紹介!

カメラと一概に言っても、一眼レフカメラや、ミラーレス一眼レフカメラ(以下ミラーレス)、コンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)などいくつか種類があります。どれがおすすめ、という訳ではなく、あなたのカメラの使用目的や求めるクオリティなどで、選ぶべきカメラは変わってきます。自分に合ったカメラを選ぶためには、それぞれのメリット、デメリットを理解しておく必要があります。そこでこの記事では、これら三つのカメラの特徴について詳しく解説していきます。カメラの購入を検討している方はぜひ参考になさってください。

一眼レフのメリット

レンズを自由に変えられる

一眼レフカメラの「一眼」とは、撮影用のレンズを通る光と、ボディ側にあるファインダーで見られる光が同じ、つまり一つ、という意味です。撮影用レンズを通った被写体の光はミラーにぶつかり、その反射した映像をファインダーへ導くことで見える仕組みになっています。なおここでいう一眼レフのファインダーは「光学ファインダー」と称されています。

一眼レフの一番のメリットは、多種多様なレンズの中から、撮影状況に合わせて自由に変えられることです。特に遠くの被写体を撮るときに強く、ミラーレスやコンデジでは不可能な距離でも、望遠レンズに取り替えれば問題なく撮影できます。レンズを替えるだけで全く違った作品になるので、技術を突き詰めていくと面白いものになります。

ピントを合わせるのが早い

ピントを合わせるのが非常に早いので、動く被写体でも問題なくとらえることができます。背景をぼかしたいときも扱いやすいので、たとえ初心者でも簡単に”プロっぽい”写真を撮ることができます。

一眼レフのデメリット

高額

一眼レフの費用はピンからキリまでありますが、レンズやアクセサリーを含めると、安いものでも十万円を軽く越えます。初心者の多くが勘違いするのは、ボディだけの値段を見て「一眼レフって意外と安い」と思い込んでしまうことです。それはあくまでも、ボディ本体の値段であって、それとは別にレンズも買わなくてはならないのです。レンズが別売りで、かつ驚くほど高いので、カメラは決して安い趣味とはいえないでしょう。

荷物になる

一眼レフのボディ本体だけでもそれなりの重さがあるのですが、それに加えてレンズ、その他のアクセサリーも持ち運ばなければならいので、かなりの荷物になります。一式収まるカメラ専用のバッグが売られているのでそちらを購入すると便利でしょう。効率よく安心して運べます。

撮影時に必ず音が鳴る

音を出したくない状況もあるかもしれませんが、 一眼レフ特有の「カシャッ」という音は、どうにも消すことはできません。これは、ミラーを跳ね上げてシャッターを開くという一眼レフ特有の動きがあるためで、大きな音がするのです。一方で、この音があることにより、撮影しているという感覚を得て、ある種の高揚感が湧いてくるので好きだ、という人もいらっしゃるようです。

ミラーレスのメリット

一眼レフに近い機能がありつつコンパクト

ミラーレスとは、従来の一眼レフと比較して、ミラーを持たない構造のカメラを指します。レンズを通してくる光は、全てイメージセンサーに導かれ、画像変換され、液晶モニターで画面に表示されます。ここで明るさや色味などを確認でき、失敗の少ない写真撮影ができます。ミラーがない分コンパクトで軽く、持ち運びに便利で、カメラ好きの旅人は、ミラーレス派が多いようです。

レンズの付け替えができる

一眼レフと同様にレンズを付け替えることができるので、被写体に適したレンズにして、美しい写真撮影が可能です。

シャッター音が小さい

ミラーが無いため、ミラーを跳ね上げる際に生じるシャッター音はありません。また、電子シャッター搭載機では、完全な無音化に成功しています。

ミラーレスのデメリット

液晶モニターの性能が一眼レフの光学ファインダーに届いていない

液晶モニターは改善されてはきているものの、それでも、最高品質の光学ファインダーには劣ります。また、映し出されるまでに特有のタイムラグがあったり、撮影時の暗転が発生したりします。

バッテリーの消耗が激しい

光学ファインダーだけで撮影できる一眼レフと比べると、バッテリーの消耗が著しいところが難点です。撮影時は常に液晶モニターを起動させますので、熱も発生しやすく、操作する側で小まめに電源をオフにするなど、バッテリーを長持ちさせる工夫が必要になります。予備バッテリーを携帯していると安心です。

コンデジのメリット

手軽に写真撮影でき持ち運びにも便利

コンデジとは、デジタルカメラの中でもコンパクトさを追求した、手軽に扱うことができるタイプのカメラです。軽量で持ち運びに便利な上、多彩な撮影モードや手ぶれ補正機能が搭載されており、一般ユーザーでも簡単に撮影できることを目的としています。

安価

コンデジの最大のメリットは、何と言っても価格が安いこと。安いものであれば、一万円をきるものもあります。別途アクセサリーを購入する必要がないので、煩わしい備品を持ち歩く必要がありません。とにかく荷物を最小限に抑えたい、という人におすすめです。

コンデジのデメリット

レンズ交換式に比べ画質が劣る

一般大衆向けに使い易く小型化を追求しているため、レンズは本体に組み込まれる設計になっています。それ故、レンズの交換はできません。高画質を謳っている機種もたくさんありますが、やはりレンズ交換式のカメラには勝つことはできません。画質にこだわる方はおすすめできません。

ズームに限界がある

ズーム機能はありますが、ズームできる距離にも限界があり、また、ズームになればなるほど画質が荒くなる傾向にあります。最近では、10倍以上のズームが可能なものも販売されていますが、やはり一眼レフには圧倒的に劣ります。

まとめ:使用目的に応じてカメラの種類を選ぼう

一眼レフ、ミラーレス、コンデジ、それぞれにメリットとデメリットがあります。ゆくゆくはカメラを仕事にしようと思っている、という方であるのなら一眼レフを買うべきでしょうし、写真のクオリティよりも、手軽さを大事にしたいのであればコンデジを選ぶといいでしょう。

岐阜県にある商品撮影代行をしているカメラくらぶは、”売るため”の写真撮影を行っています。商品をより魅力的に見せ、購入に繋げることが目的です。商品撮影に特化しておりますので、照明の当て方、距離、強さ、色、使用するレンズ、カメラ位置、背景、小物、部屋の温度…様々な要素をベストな状態に組み合わせて完成させることができます。商品撮影に手こずっていた方は、ぜひ一度ご相談ください。

【ポートレート撮影のコツ】テクニックよりも大事なのはコミュニケーション

【ポートレート撮影のコツ】テクニックよりも大事なのはコミュニケーション

人が写っている写真のことをポートレートと言いますが、人を撮影するのは簡単そうですごく難しいんです。モデルでもない限り、撮られることに慣れていない人が多いので、いざ撮影します、となったときに自然な笑顔を出せません。そこでこの記事では、上手にポートレートを撮影するコツをご紹介します。人物撮りが難しいと感じていた人はぜひ参考にしてください。

ポートレート撮影のコツ

背景をぼかす

一眼レフの写真と聞いたら、人物にピントが合っていて背景がぼやけているものをイメージする人が多いのではないでしょうか?ありきたりなテクニックですが、背景をぼかすだけで一気に素人感が抜けます。これは一眼レフにしか出せない味。初心者はオートで撮ることが多いと思いますが、難しい設定をしなくても自然に背景をぼかしてくれるカメラもたくさんあります。

手前の目にピントを合わせる

被写体がレンズに向かって斜めに立っているときは、手前の目にピントを合わせるようにしましょう。奥の目にピントが合うと、写真を見た時にどこか違和感が残ってしまいます。ちなみに、正面を向いている場合は、特に神経質になる必要はありません。

半逆光で撮る

「逆光=失敗の写真」と思うかもしれませんが、半逆光もしくは逆光で上手く撮影できるようになると、腕がグッと上がります。初心者にはまずは半逆光から挑戦してもらいたいのですが、半逆光とは順光(正面から光が当たっている状態)と逆光の中間のこと。最近のカメラは、半逆光でも顔認識システムにより自動的に顔の周りが暗くならないように調整してくれます。順光で撮影するのも悪くはないのですが、まぶしそうな表情になり、 明暗がはっきりとするので、どこかきつい印象の仕上がりになってしまいます。半逆光の方がより人物が柔らかい雰囲気、そして立体的に写るのでおすすめです。

白い手袋をはめて撮影する

人物写真で表情を美しくイキイキとした印象にするために、目の中に光が写りこむように撮影することが非常に大切になってきます。そこでテクニックとして、白い手袋をはめて撮影に挑んでみてください。手袋の白が瞳の中に写り込み、潤いのある印象を作り出すことができます。これがいわゆるレフ版効果といわれるものです。ドラマの撮影などで必ず近くにレフ板があるのは、こうした理由によるものです。このように、趣味でカメラを触るだけなら、レフ板のような大掛かりなものを準備せずとも、白い手袋で簡易的に代用できます。

頭を少し切る

被写体を枠いっぱいで撮りたいときにやりがちなのが首切り。首の下で切ってしまうと、どうしても違和感の残る写真になってしまいます。そんなときに試していただきたいのが頭を少し切るテクニック。小顔効果もありますし、親近感の生じる写真になります。

緑を背景に入れる

「人物×緑」の相性は抜群。背景に緑を入るだけで、美しく爽やかに感じます。ポートレート撮影用のスタジオの背景に、よく観葉植物が置かれているのは、こういった理由からです。外で撮影するときは、草木が生えている場所を選ぶといいでしょう。

全身写真の撮影は全てを入れる

全身のポートレート写真の場合、体の一部が少しだけ切れるような構図は避けましょう。例えば、足首の下が切れていたり、帽子が切れていたりすると、どうしても違和感が残ります。全身を撮影するときはどこも切れないように収めるのがポイントです。

モデルをリラックスさせるテクニック

カメラを使うテクニックも大事ですが、それ以上に大切なのは、いかにモデルにリラックスしてもらえるか、がカメラマンの腕の見せ所。 モデルでもない限り、「笑って」と言われて自然に笑える人はそうそういないでしょう。撮影が苦手な人もたくさんいるので、会話でモデルをリラックスさせてあげましょう。

無言撮影はNG

撮影に真剣になりすぎて無言になることだけは避けましょう。無言で撮影を続けられると、どうしたらいいのかモデルも分からなくなります。普通の会話をしながら、ふっと出た笑顔をカメラに収めるのがカメラマンの仕事です。コミュニケーションをしっかりと取って、お互い気負わずに撮影できたら成功です。

人の少ない場所を選ぶ

撮られることに慣れていない人は、人混みの中での撮影に少なからず抵抗があります。そういった場合は、人通りの少ない落ち着いた場所を撮影場所に選びましょう。モデルが人の目を気にせず、撮影に集中できる環境を整えましょう。

まとめ:ポートレート撮影にはコツがいる

人物の撮影は物体を撮影するよりも難易度は高いです。カメラを使いこなすテクニックはもちろん大事ですが、それ以上に、モデルとコミュニケーションをしっかりと取り、自然な笑顔を引き出す力が必要になってきます。楽しく撮影することを心掛けていれば、必ずいい作品ができます。

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低性能記録メディアは動画ではNG

インタビュー録音中に「Write.Timeout」のメッセージ

TASCAM DR-60 MKⅡをニコンD810に接続してインタビューを撮影していました。マイクはRODEのガンマイクです。インタビューの途中で「Write.Timeout」というエラーメッセージが出て録音が止まりました。念のためピンマイクでも録音していましたのでそのまま何事も無いようなふりをして続行していましたが、もしそのピンマイクの音声にも別のトラブルが起こるかもしれないと思うと冷や汗ものでした。

TASCAM DR-60 MKⅡをニコンD810を2本のミニプラグでin→out、out→inというふうに交互につなぐことで、音声別撮りではなくニコンD810の映像にガンマイクの音声を録音することができます。編集作業が格段に楽になります。

「Write.Timeout」のエラーメッセージが出ましたのでニコンD810のマイクで録音するしかないかなと思いましたが何度か試してみると普通に録音できるようになりました。

こんなトラブルは想定済みなのでバックアップは完璧にしてあります。この現場でもピンマイク、ガンマイク、もう1台のニコンD810のマイク、Blackmagic Video Assist 4Kのマイクの合計4つのマイクで同時録音してあります。いずれかにトラブルがあっても確実に納品できる体制を整えてあります。

原因は低性能SDカード

今回のインタビューはオーディオテクニカのピンマイクAT9901がとても綺麗な音声を記録してくれていましたので問題なく編集作業に移れそうです。

「Write.Timeout」というエラーメッセージは書き込みエラーのことのようでしたのでSDカードを調べてみたところ以前写真撮影で使っていた古いものを試し録音で使った時のまま入れっぱなしで仕事に使っていたことが判明。

原因がはっきりして一安心です。

高性能の機材で安心安全な環境を

写真撮影の時はそれほどエラーに見舞われることは無いのですが動画となるといろいろな問題が起こります。写真撮影の時はトランセンド様の安い記録メディアに非常に助けられてきましたが、動画撮影では少々高額でも高性能、高品質なものを使わないといけませんね。

 

カメラくらぶでは動画の撮影・編集も承っております。

通常のビデオカメラももちろん所有しておりますが、企業PVやインタビュー動画など一眼レフの映像を使用した方が画質が良かったり、レンズ交換により広角から望遠まで様々な画角の映像を記録することができます。

ピントを追いかけないといけない場合、長時間の記録撮影の場合は通常のビデオカメラでの撮影になりますが、ボケをいかしたイメージショットや複数の画角の映像を組み合わせたい時などは一眼レフが最適です。映画やTVコマーシャルを想像してみてください。

動画撮影は照明さんや音声さんやメイクさんやディレクターさんなどの複数のチームで行うものですが、僕は何とか1人で全てをこなせるように機材を揃えてきました。どうしても無理な時もありますが極力人員を削減することでお客様の金額の負担を減らせるのでは無いかと思います。

これまでに撮影・編集したサンプルがあります。Youtubeでは閲覧制限をかけていますのでご希望の方にはアドレスをお伝えいたします。大容量のデータを受け取れる方にはギガファイルでお渡しいたします。お気軽にご連絡ください。

ミラーレスの台頭で一眼レフは無くなる…というデマ。

最近の話

カメラ映像機器工業会「CP+」でも講師を務めている有名人気講師の某氏が自身のYoutubeチャンネルでミラーレスカメラがあれば一眼レフは必要ないという見解を発表していました。とても影響力のある方ですので、彼を師と仰ぐ多くのカメラマンはミラーレスに移行していくことになるでしょうね。

ただちょっと気になるのは、その動画の中でミラーレスカメラのユーザーから報告されている山のような不具合については一切触れていない点。オートフォーカスが急に効かなくなる、SDカードが勝手にフォーマットされてしまうなど実際に経験したらどんなに恐ろしいことになるのでしょうか。ソニーもそれを認めていて事実確認中という段階。

この点について言及しないということは、「言及できない」理由があると思われても仕方がないでしょうね。

某氏は動画の中では今後は一眼レフは購入しません。と言いつつキャノンは売却せずにちゃっかり保有。

まだかな?

キャノンもニコンもミラーレスを投入しました。この2社のカメラならソニーのような理解不能な不具合は恐らく出さないだろうと思いますが、デザインからしてあまり気合の入っていない感じですね。

年末に降りかかった機材トラブルは全て解消!

僕は一眼レフを使っているわけですが、年末の仕事中にいくつかトラブルに見舞われました。

スポーツの撮影で連写が効かず大事な場面が撮影できないというトラブル。これは中国製のバッテリーの所為だと判明しました。日本製のバッテリーに変えたらバッチリ撮影できました。

動画撮影用にニコンD810とTASCAM DR-60D MKII リニアPCMレコーダーを接続しても音声がノイズだらけでしっかり録音できないトラブル。これはニコンD810をモバイルバッテリーで電源供給していたことが原因でした。このモバイルバッテリーも中国製。

結局全て中国製が原因

これ以外にも何かとトラブルがあったのですが、原因は全て中国製のものでした。以前モノブロックストロボをその安さに目が眩んで中国製のものを購入したのですが光量は安定しないしスレーブ機能は気まぐれだし全く使い物にならなかったので、それ以来中国製は使わないと硬く誓っていたのですが、気付かないうちに中国製が忍び寄ってきます。ニコン頑張れ!

2019年最初の買い物はManfrotto 3WAYギア雲台 X-PRO

20年ほど前に最初に購入した三脚がManfrotto#144にManfrotto#029の雲台のセット。どんなに機材が重たくてもガッシリ固定してくれる安心の三脚です。ただし開脚ができないのでローアングルには限界がありました。次に購入したのが190シリーズで地面すれすれ超ローアングルでも撮影可能な軽量モデルです。この三脚のお陰で取材撮影時の荷物も軽量化できました。

マンフロットの色が好きで動画用の三脚もマンフロットです。

好きな機材で仕事に向かえるのは楽しいものですね。