2017年12月

美容室ホームページリニューアル!

美容室のホームページをリニューアルしました。

僕はAdobeのmuseというソフトでホームページを作っています。museは自動でコード記述をしてくれる大変便利なソフトです。カメラマンにとっては畑違いの作業ですが、自分が撮影した写真を自分で加工して好きなようにページを作っていけるのでとても面白いです。

SEO的にはちょっと…。

デメリットとしては、基本的なSEO対策はできますが、ソース自体が自動で作られているものですので煩雑になってしまいSEOに対しては微弱です。ですので、そこまでSEOが必要ないというジャンルのものを作っています。美容室もターゲットは地元の方ですし、頻繁にメールで問い合わせが来ても困る業種ですのでちょうどいいです。

またmuseには無料で使えるサーバーが用意されているので、このサーバーを利用して印刷物の校正に使ったりもしています。お客さんの所まで行かなくて済みますので便利ですね。

カメラマンとしても視野が広がります。

近頃はWEB制作会社さんからの撮影依頼が増えて来ました。WEBデザイナーさんはよく「撮影は上手でもWEBに使うことを想定して撮ってくれるカメラマンが少ない。」と言われています。僕も自分で撮影した写真をホームページに使おうと思ったら「左右が足りない」「上下が足りない」「部分的に使いたいのにそこの部分のピントが甘い」「人物の向きが1方向しか撮ってないため配置できる場所が限られてしまう」など意外と使いにくいことに気づきました。

WEBデザイナーさんの指示が「両方撮っておいてください」とか「どちらでも使えるように撮っておいてください」のようにオールマイティを求めてしまうのも良くわかります。

ですので、そこは面倒臭がらず誠実に対応するように心がけないといけないわけです。カメラマンの神対応というものです。

WEBデザイナーさんとの阿吽の呼吸。

同じWEBデザイナーさんと何度か仕事をしていきますと、お互いの考えが分かるようになって来ます。WEBデザイナーさんがディレクションも兼ねている場合も多く、その場合は現場においてはWEBデザイナーさんに主導権があるのが望ましいです。クライアントはWEBデザイナーさんに信頼と期待を寄せていますので、カメラマンがWEBデザイナーに従わない光景を見せてしまうと、お互いに仕事を失います。WEBデザイナーさんから無理難題を言われても善処してその場を乗り切らなければなりません。

その現場をなんとか乗り越えて、帰りの車の中で次の仕事に向けて作戦会議です。

カメラマンはやっぱり裏方。

WEBデザイナーさんからの無理難題にクライアントの前で「写真というのは…」「そんな写真は邪道ですよ…」なんて言ってしまうカメラマンはダメですね。クライアントやWEBデザイナーにとってはカメラマンが有名な大先生と呼ばれるような存在である必要はほとんど無く、依頼した写真を少し上回る程度の写真が撮れればOK。ってことでしょうか。この「少し上回る」という部分が結構大事ですね。

AF-S NIKKOR 14-24 f2.8G ED

とうとう購入!ニコン大三元のリーダー的存在、超広角神レンズ。

ニコンの大三元のレンズの1つがこのAF-S NIKKOR 14-24㎜ f2.8G EDです。Fマウント最強の超広角レンズです。重いし高額だしフィルター付けられないし出目金レンズなので扱いにくいです。

しかし、2007年11月の発売ですのですでに10年経ってますが、圧倒的な完成度のために未だに後継が出る噂は聞こえてきません。

僕は風景写真は撮りませんので、コマ収差(星などのように1点で光っているはずなのにレンズを通すとにじんでしまう現象)に関してはそれほど気にしていません。ニコンのレンズの場合名前に「ED」と付いているとコマ収差を極力無くしてくれる良いレンズだそうです。

それよりも、周辺域の画像の「流れ」が気になっていました。竣工撮影にはどうしても今までの17㎜では狭く感じることがありますので、14㎜の画角は魅力的なのですが周辺が流れてしまうのではないかという疑念がありました。

とってもいい感じ!

さすがキャノンユーザーの方が羨むレンズだけあって極端な流れはありませんでした。LIGHTROOMの中にこのレンズのプロファイルもちゃんと入ってますので、クリック1回で気持ちよく補正されます。これなら竣工撮影でも活躍してくれそうです。

もしかしたら、モデルさんの撮影でも使えるかもしれません。ポートレートで超広角レンズを使うとモデルさんの配置によっては顔半分が伸びてしまったり、手の指や足が不自然に伸びてしまったりして悲惨な写真になることがありますが、このレンズならイケるかも。

扱いには細心の注意を。

このレンズは出目金レンズと呼ばれる前玉飛び出しですので、扱いには注意が必要です。ブライダルスナップやイベント撮影のように人がいっぱいいる所では持って行かない方がいいかもしれません。仕事での撮影となるとどうしてもキャップを付けづにバックに放り投げてしまうこともありますからね。明日も叙勲受章者のパーティー撮影があるのですが、このレンズは持って行けません。

宮川朝市の記事公開!

ギフマチック「宮川朝市」の記事公開!

飛騨高山の宮川朝市の取材にカメラマンとして同行。小雨の寒い中モデルさんもコーディネーターさんも頑張ってました。

外国人が非常に多いです。カメラを始めたばかりの頃にニコンF3に50㎜f1.4のレンズを付けて高山に来た当時は朝市は地元の人たちの交流の場だったように思いましたが、今ではどのお店も完全に外国人をターゲットにしています。英語や中国語を流暢に話す方もみえました。

 

この日はあいにくの雨でしたので、標準ズームと望遠ズームの2本のレンズだけでこなしました。傘をさしながらの撮影でした。

 

午後からは木工体験の撮影でした。この記事はまだ公開されていません。スピードライト1灯をワイヤレスで傘バンです。

最近このニコンクリエイティブライティングシステムに助けられています。機材の移動も楽ですし、コードレスに撮影できるのはありがたいです。傘バンではやや影が硬いのですが、人物撮影にはコントラストのあるメリハリのある写真になり気に入っています。もう1灯増やして光を回すのも簡単です。さらにもう1灯追加すればアクセントライトにしたり、背景の露出調節にも使えます。それらの設定を全てコマンダーSU-800で手元でできてしまいます。モノブロックでやろうとすると倍以上の時間がかかる上に、コードだらけで危険すぎます。

 

スピードライトはグループわけもできますので、数が多ければそれだけ光量の調節も幅が出ますし、チャージ時間も短くできそうです。もう1灯購入しようかと思います。