2017年04月09日

反射の激しいボトルの商品撮影

アデノバイタル-0001

難しい条件の撮影

この時期は入学式の撮影で忙しいのですが、企業さんも新商品の発表が多いようでお化粧品の商品撮影依頼が増えてきます。この写真のスプレーボトルは知り合いの美容師さんにいただいた頭髪ケアスプレーですので仕事とは関係ありません。ライティングのセッティング時に仮で撮影したものです。

お化粧品は商品撮影の中では定番の商品ですが、素材が様々でなかなか難しい撮影です。透明やアルミのボトル、光沢のある化粧箱、シルバーやゴールドもよく使われています。

この写真のように縦に細長い場合は光源の写り込みを利用しています。ソフトボックスを被写体の左斜め少し前に平行に立てて写り込みが真っすぐなラインになるように位置を決めます。右側の写り込みは壁バウンスかレフ板で写り込みを確認しながら決めていきます。素材によって位置が変わります。

アクリル板への写り込みも作る

化粧品の場合は商品が底面に写り込むと良いイメージになります。フォトショップで後付けすることもできますが、撮影時にやっておいた方が楽だと思います。僕は白い紙しか持っていませんので、紙の上に透明のアクリル板を乗せて写り込ませています。

撮影データ

1/125s f 16 ISO 200

カメラ NIKON D810

レンズ AF Micro-Nikkor 105mm F2.8D

焦点距離 105mm

照明機材 ジェネレーター ヘッド2灯 モノブロック400W レフ板 透明アクリル板 ディフューザー

アデノバイタル